ドラマ初主演の細田佳央太、自身の“イケメン”なところは「レディーファーストは心掛けています(笑)」

特集・インタビュー
2022年01月15日

『もしも、イケメンだけの高校があったら』細田佳央太インタビュー

◆龍馬を演じる上で楽しみにしていること、逆に怖さを感じる部分はありますか?

技術的な何かができるようになってほしいという要望…例えば、「歌とダンスと武道ができるようになってください」とか「ピアノを弾けるようになってください」とか。そういうのがあったら怖いですね。イケメンがテーマの作品だけに、それができて当たり前みたいな設定があるかもしれないですから(笑)。楽しみなのは、僕自身もまだ“イケメンとは何か”が分かっていないので、役を通してその答えが見つかったらいいなと。“イケメン”と“カッコいい”の違いを、ちゃんと言語化できるようになりたいです。

◆現時点で細田さんが思う“イケメン”とは?

単純にルックスがカッコいい人=イケメンだと思っていましたが、“雰囲気イケメン”という言葉もありますよね。雰囲気って目に見えないのに、どうしてイケメンって言えるんでしょうね(笑)。現時点での願望としては、イケメン=人のよさであってほしいです。

◆細田さん自身のイケメンな部分はありますか?

そうですね…うーん…強いて挙げるなら、レディーファーストは心掛けています(笑)。と言っても、女性と歩く時は自分が車道側を歩くとか、エレベーターに乗る時は相手を先にとか、それぐらいですけど。家族に母と妹がいて、立場的に僕の方が弱いので(笑)、それで身についたクセかもしれません。

◆今作の企画・原作を手掛けられているのは、秋元康さんです。

僕も秋元さんの作品はよく拝見させていただいています。秋元さんの作品の魅力の一つは、視聴者の人たちを巻き込んでいくところだと思います。“えっ、ここからどうなるの!?”とさまざまな考察をしたくなる。ただ、僕の場合はどうしても役者目線で見てしまうので。“台本の流れから、こう展開していくんじゃないかな”とか“このシーンの撮影、長かったんだろうな”とか考えてしまうんです。だから、純粋にのめり込むことはできていないかもしれないです(笑)。

◆ドラマ初主演になりますが、座長としてどんな現場にしたいですか?

作風がコメディタッチですし、楽しい雰囲気にしたいという気持ちが一番大きいです。共演のメンバーには同年代が多いですし、よく知っている人もいるので心強いです。(藤原)大祐君は事務所が同じで、演技レッスンも一緒に受けていて。水沢(林太郎)君とは別の作品で共演したことがありますし。みんなで協力して楽しく、でも締めるところはきちんと締めて、メリハリのある現場にできたらいいなと思っています。

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