高橋茂雄&市原隼人がサウナを語る!「サウナは異世界への“ワープゾーン”」『サバンナ高橋の、サウナの神さま』インタビュー

特集・インタビュー
2022年05月12日

高橋茂雄&市原隼人インタビュー

5月12日(木)放送の『サバンナ高橋の、サウナの神さま』(TOKYO MX 午後9時25分~9時54分)に俳優の市原隼人さんがゲスト出演。サウナで初共演となったMCのサバンナ・高橋茂雄さん&市原さんに収録の感想やサウナへの思いなどを聞きました。

◆収録の感想をお願いします。

高橋:まさか市原さんと一緒にサウナに入ってしゃべることがあるだなんて思ってなくて(笑)。すごく楽しかったです。いろんな話を聞かせてもらってめっちゃ楽しかったんですけど、「あ、この人は本当にサウナ好きなんだな」って一緒に入っていて分かりました。

市原:高橋さんは多方面で活躍されていますが、またいろんな面を見せていただけたなと感じました。ご自身が“こんなに好きになったサウナ”というものをいろいろ教えてくださり、その本質や楽しさを提供してくださるので、これからも楽しみです。

◆お二人は今回が初共演ということですが、初めてがサウナでの対談というのはいかがでしたか?

高橋:たぶんこの番組は特殊な番組だと思うので、テレビ局のスタジオでピンマイクを付けて、照明がガンガンのところで会ってしゃべるより、一発サウナに入ってしゃべっているので、さらけ出せるなと思いますね。

市原:楽しかったですね。なんだか“脱がされてる”感じがしました(笑)。

高橋:(笑)。

市原:背伸びをしてしまったり、見せ方を気にしてしまうこともあると思うんですが、カメラを忘れて話してしまう瞬間がありました。サウナに入ってしっかり肉体も精神もととのうことしか敢えてできない企画だと感じました。

◆収録直後ですが、いまは“ととのった”状態ですか?

高橋:僕は一回しか入らなかったんですけど、市原さんは僕が外気浴をしている間にこの番組始まって以来のまさかの2回目という(笑)。なので市原さんの方がととのっていると思います(笑)。

◆市原さんは普段からよくサウナに行かれるんですか?

市原:本当に好きなんです。サウナって日常から少しかけ離れた世界ですよね。サウナから水風呂に入って、水風呂から外気浴をするという、全然違う世界を通って。それを何回も繰り返すんですが、一度として同じ道を通らない。毎回違う自分と出会えるのが本当に面白いので、いろんな方に感じていただきたいですね。
地元でもよく行きますが、地域のコミュニティーになっているんですよね。地方に行った時にも、タクシーの運転士さんに聞くような感覚でサウナの中で声を掛けて、この地域ってどんな名所があるんですかと伺うと、その土地で生活されている方がいらっしゃる場所なので、いろいろ教えてくださるんです。自分にとっての教養みたいなものを培うのも楽しみなんです。

◆高橋さんのYouTubeで別荘のマイサウナを拝見しました。「サウナーすごろく」で言ったら“上がり”なのかなと。

高橋:いやいや。ゴールがないのがサウナです(笑)。毎日新たな発見があって、毎日気持ちいいものなのでずっと続けていきたいなと思いますね。

◆お二人にとってサウナはどんな場所ですか?

高橋:自分の住んでいるところの近くにサウナってあるじゃないですか。それでそんなにお金を使わずに一気に異世界まで行ける“ワープゾーン”のような場所ですよね。身近にあって誰でも行けて、すごく遠くまで連れて行ってくれるツールだと思います。

市原:人生の中のどんな経験を経ても必ず自分の居場所を作ってくれる場所ですね。自分を定位置に戻して、居場所を提供してくれるよりどころです。

◆ベテランサウナーのお二人からサウナビギナーへのアドバイスをお願いします。

高橋:自分が思っている限界より、実はもうちょっと先に限界があるんです。たぶん最初は「暑い~無理無理」って思うかもしれないですけど、心拍数はそこまで上がっていないんです。心拍数で言ったら普段の倍くらいまではいけるので、まず7~8分を目安に入ってもらって、1回目の水風呂って誰でも冷たくて無理だと思うものなんですよ。その1個目のドア、1-1さえクリアしたら、1-2からめちゃめちゃ気持ちよくなってくるんです。最初そのレッスン1だけ頑張ってやってほしいですね。

市原:僕もいろんなサウナに行くのですが、全部違うんです。湿度、木の香り、水風呂の温度、効能、肌にからんでくる水の感触とか。決して同じサウナに出会わないので、自分に合うところを探していくと面白いと思います。

高橋:まさにそうだと思います。一緒のところはまったくないですね。

◆サウナの中で何を考えて過ごせばいいですか?

高橋:そこは自由じゃないですかね。テレビがあるところもあるし。聞いたことがない有線がかかっているところもあるし(笑)。

◆市原さんはどう過ごされていますか?

市原:せりふを確認したり、テレビを見るのも好きですね。あと、座りのポジションの見分けもサウナごとに世界が違うんですよ。1段目、2段目、3段目で温度も湿度も違いますし。それで「あのポジションいいな」とか(笑)。

高橋:「あそこ座りたいな」とかありますよね(笑)。

◆“サウナーあるある”なんですね(笑)。では、今回の見どころをお願いします。

高橋:市原さんご自身がどの作品でもサウナには入ってないと思うので(笑)、サウナでマジ汗をかいているところ見られるのはこの番組だけだと思います。マジ汗をかいた後に、他ではしゃべっていないお話も聞かせていただいたのでぜひ見ていただきたいと思います。

市原:高橋さんご自身が愛されているサウナという世界を皆さんにも感じていただけたらうれしいです。

◆市原さんが主演されている『劇場版 おいしい給食 卒業』(5月13日(金)公開)についても伺いたいのですが、ドラマを2期、映画も2作目となり、大変愛される作品になりました。

市原:ただひたすらに“お客様に楽しんでもらいたい”という全身全霊の思いで作ってきましたので、シリーズが皆さまの声によって続いていることに心から感謝しています。とにかく愛があふれた作品で、座組が一生懸命共闘しながら作品に向かっていました。

◆市原さん演じる甘利田先生のぶっ飛びぶりが見どころです。

市原:シリーズ1の撮影初日の前日まで監督と長電話をして。どういう方向性でやっていくか、給食をどういうふうに見せるべきか、見せ方、感じ方、捉え方、この作品が今の世の中でどう捉えられるべきなのかということを話しながら撮りましたので、本当に苦労の末にゼロから1を生み出した作品ですね。

◆教師と生徒の関係性も独特ですよね。

舞台は1980年代なので、いまよりも人と人とが密になることで相手を支えていた時代で、その日本の古き良き心も感じていただけたらうれしいですね。

◆80年代が舞台ということで、劇中に高橋さんの世代の給食が出てくるんですが、思い出の給食はありますか?

高橋:三色ゼリーというのが給食の日だけ出てきて、それだけは絶対に食べたくて。全員の共通認識で三色ゼリーは食べたいっていうのがあったので、三色ゼリーだけは休んだ人の家に持って行ってましたね。
あとは、僕は断然米派なんですけど、ごはん給食のときに牛乳が出てくるのだけは意味が分からなかった(笑)。食い合わせ悪すぎるだろっていまだに思ってます。

市原:僕は揚げパン、きなこパンです。特別感があるので。家庭でも出てこないですし、外食しても出てこない。給食でしか出てこない希少価値がありますよね(笑)。

◆『劇場版 おいしい給食 卒業』の見どころをお願いします。

市原:人生を謳歌することの喜びを感じていただける作品です。老若男女全ての方に見ていただきたい作品なので、ぜひ劇場でご覧ください。

番組情報

『サバンナ高橋の、サウナの神さま』
TOKYO MX
2022年5月12日(木)午後9時25分~9時54分<TOKYO MX1>
※スマートフォン用アプリ&Webサイト「エムキャス」で同時配信

MC:高橋茂雄(サバンナ)
ゲスト:市原隼人

テーマ曲:「やさしさに包まれたなら」作詞・作曲:荒井由実 唄:クレイジーケンバンド

※内容は都合により変更となる場合があります。予めご了承ください。

©TOKYO MX

映画情報

「劇場版 おいしい給食 卒業」
2022年5月13日(金)全国公開

監督:綾部真弥
企画・脚本:永森裕二

出演:市原隼人、土村芳、佐藤大志、勇翔(BOYS AND MEN)、いとうまい子、直江喜一、木野花、酒井敏也、山﨑玲奈、田村侑久(BOYS AND MEN)、登坂淳一

制作プロダクション:メディアンド
配給:AMG エンタテインメント
製作:「おいしい給食」製作委員会

公式HP:https://oishi-kyushoku2-movie.com/

©2022「おいしい給食」製作委員会