お見送り芸人しんいち&サンドウィッチマン インタビュー「“グレープカンパニーのチャンピオン3人ロケ”がしたい!」『お見送り芸人しんいちのコラボ・ザ・ベストテン』

特集・インタビュー
2022年06月18日
左から)富澤たけし、お見送り芸人しんいち、伊達みきお©カンテレ

『R-1グランプリ2022』優勝者・お見送り芸人しんいちの“自分が主役の音楽祭”がしたいという夢をかなえるべく、しんいちとさまざまな音楽とのコラボレーションを送る特別番組『祝R-1グランプリ優勝! お見送り芸人しんいちのコラボ・ザ・ベストテン ~一夜限りの大音楽祭!?~』(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)が、6月19日(日)に放送。

今回、しんいちがコラボに挑んだのは、真矢(LUNA SEA)、超ときめき♡宣伝部、どぶろっく、マヂカルラブリーらをはじめ、大阪桐蔭高校吹奏楽部、杉並児童合唱団など異色の相手も。さらに、それらを“しんいちのテンションが上がった順”に発表していくというものだ。

スタジオには、サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)、伊藤一朗(Every Little Thing)、数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、高山一実が登場。共に音楽祭を見守りつつ、伊達からは手厳しいツッコミ、伊藤や数原からは一流アーティストならではのコメントが飛び出す。

そしてこのたび、この番組の主人公であるしんいちさん、しんいちさんが尊敬してやまない先輩・サンドウィッチマンさんに独占インタビュー。番組の感想やコラボの裏側、3人で一緒にやってみたいことなどをお聞きしました!

お見送り芸人しんいち©カンテレ

◆まず収録を終えていかがでしたか?

しんいち:まじめに言うと、忙しい中、僕のこの番組のためにずっと付きっきりで、命をかけてやって下さったスタッフさん方に頭が上がらないです。

◆今回のコラボのため、各地へロケに行かれたそうですね。

しんいち:めちゃくちゃ大変でした。でも、ブッキングもそうですし、練習も全部込みでスケジュール調整に動いていただいたので、皆さんには感謝しかないですね。R-1優勝もそうですが、この番組も、自分の力というよりは皆さんのおかげでできたと思っています。

◆サンドウィッチマンさんから見て、しんいちさんの奮闘ぶりはいかがでしたか?

伊達:いろんな方がしんいちのために動いて下さっているのを感じて、「成長したな」と(笑)。今のこの(感謝の)気持ちを忘れずに頑張っていってほしいですね。

富澤:本当に。昔、彼が悩んでいるような時代から見ているので、これだけの方がしんいちのためにいろいろやって下さっている姿を見て、うれしくもあり恐ろしくもなりました。

しんいち:自分でも恐ろしいですよ、これは。めちゃくちゃ恐ろしいです。

富澤:ここからスタッフさん方はまた大変で。編集とかをいろいろしていただくわけですけど。

しんいち:そうですね、それは感じてます。本当にありがたいです。

富澤:でもひとまずは頑張ったなぁと思います。

『お見送り芸人しんいちのコラボ・ザ・ベストテン』伊達みきお©カンテレ

◆しんいちさんはR-1優勝時に「サンドウィッチマンさんがいなかったら今はない」とおっしゃっていましたが、そんなサンドウィッチマンさんとの共演ですね。

しんいち:感慨深いです。僕、ずっとサンドウィッチマンさんのライブのお手伝いをさせていただいていて。何のテレビにも出られない、クビ寸前の状態からのこの景色というのは、率直にめちゃくちゃうれしいです。

伊達:それ、たまたましんいちのネットニュースが目に入った時に、「サンドウィッチマンさんのライブを手伝わされてた」って書いてあって。

しんいち:それ、違うんですよ! ボケですやん、あれ! めちゃめちゃボケです!

伊達:手伝わせてたんだね、って。

しんいち:違うんです、インタビュアーの方がなんかそういうふうに…!

伊達・富澤:(笑)。

しんいち:難しい世界ですね~!(笑)。

◆サンドウィッチマンさんから見て、「R-1」以前からしんいちさんが成長したなと思う部分はありますか?

伊達:明るいんでね、こいつ。そこは得してるかなと思います。僕らも急に(M-1)優勝したパターンだったので、そういう意味では境遇が似てるのかなと。突然バタバタして、今まで会ったことのないような人たちに会ったり…。僕らはそういうのがしんどかったんですけど、彼はネアカだし、実は人当たりがすごくいいんです。性格に難はありますけど(笑)、それも直ってきたので良かったなと。今もちょこちょこ注意はしてるんですけどね。

しんいち:していただいてます(笑)。本当に、サンドさんがいらっしゃらないとダメですね、僕は。

◆今回、1~10位までさまざまなコラボが披露されましたが、撮影時に印象に残っているエピソードはありますか?

しんいち:本当に皆さんに感謝していますし、感動したのですが、一番印象深かったのは大阪桐蔭の吹奏楽部の子たちですね。撮影が終わった後にバーッと寄って来て、「思い出をありがとうございます!」みたいなことを言ってくれて。「僕、この子たちの青春の思い出に参加させてもらえたんだ…」って、すごくうれしかったです。

しんいちと大阪桐蔭高校吹奏楽部の皆さん©カンテレ

◆サンドウィッチマンさんから見て、印象深かったコラボは?

伊達:僕も大阪桐蔭とのコラボですね。みんな楽しそうに吹いてるなって。いい思い出になったんじゃないかなと思うし、さすがカンテレさんだなと。しんいちの母校でもないのにね(笑)。

しんいち:そうなんですよ! 地元が同じっていうだけで受けてくれたんです。

富澤:僕は、杉並児童合唱団とやったやつ。あれは“あるな”と思ったね。

しんいち:あぁ!(笑)。あれはオンエアには乗ってないんですけど、客席にお母さん方が来ていて、実はめちゃめちゃ笑ってくれてるんですよ! 歌ってくれた子供たちは(歌詞の)意味が分かってないと思うんですけど…。

伊達:みんな小学校低学年くらいの子たちでしょ?

しんいち:だと思います。「ここの面白さ、分かる?」って聞いた時に、「分かる! 楽しそうに歌うところ~!」って言っていて(笑)。みんな可愛かったですね。

富澤:そうだね。しんいちがあの歌を歌ったんじゃトゲが立つかもしれないけど、ああやって子供たちが楽しそうに歌ってくれてることでまろやかになっていたというか。

伊達:丸くしてくれてたよね(笑)。

しんいちと杉並児童合唱団の皆さん©カンテレ

◆サンドウィッチマンさんがしんいちさんとコラボをするなら何をしたいですか?

富澤:基本的にはしないです。

しんいち:ちょっと待って下さい! やって下さいよ!

伊達:まぁでも、やるなら俺らのコントに巻き込む感じじゃない?

しんいち:確かに。サンドさんのお手伝いをさせていただいている時から、“ストリートミュージシャン”のコントだったら僕もギターで参加できるのかなと思ったりしてます。

◆しんいちさんがサンドウィッチマンさんとやってみたいことは?

しんいち:僕は、3人でロケをやってみたいです。M-1チャンピオンのサンドさんと、R-1チャンピオンの僕っていう、“グレープカンパニーのチャンピオン3人ロケ”っていうのは今後かなったらいいなと思います。

◆もし実現したらどんなところへ?

しんいち:僕の地元の関西ですね。サンドさんの地元ではなく、僕の地元を案内したいなって。おいしい餃子屋さんとかあるので、ぜひ一緒に行きたいですね。

富澤:安いところでしょ?

しんいち:安いんですけどね!(笑)。いいところなんですよ。

富澤たけし©カンテレ

◆『コラボ・ザ・ベストテン』第2回があったら、コラボしてみたい方を教えて下さい。

しんいち:今回はスケジュールが合わず、コラボがかなわなかったのですが、やっぱりスキマスイッチさん、山崎まさよしさんとやりたいです。あと、僕がギターを始めたきっかけがスピッツさんとゆずさんなので、いつかコラボしていただけたらいいなと。

◆今回、オープニングでコラボしている真矢さんもそんな皆さんと並ぶ大スターですよね。

しんいち:そうなんです。打ち合わせの時に「カッコいいオープニングにしたいね」っていう話をしていて、僕自身もエレキギターを弾こうということになったんです。それで、「ドラムを叩いて下さらないかな」と、ダメもとで真矢さんにお願いしたらまさかのOKをいただいて…。しかも、お忙しい中でこの日だけ空いているとのことで、お時間をいただけたんです。

伊達:へぇ~、すごいね。でも、真矢さん以外も「よく出てくれたな」と思う方ばっかりだから、見てくれた人はびっくりするんじゃない?

しんいち:びっくりしてもらえると思います。最近、音楽詳しい方に「オープニングを真矢さんとやるんです」と話したら、「えっ、1位じゃなくてオープニングなの!?」って驚いていて(笑)。本当にありがたいですし、スゴいブッキングがかなったなと思います。

伊達:でも、コラボした方々の大半は初対面っていうね(笑)。

しんいち:そうなんです(笑)。

しんいちのエレキギターに合わせてプレイする真矢©カンテレ

◆スタジオゲストの皆さんとの共演経験は…?

しんいち:数原さんに関しては、1週間くらい前にGENERATIONSさんの番組でご一緒させていただいていたので、今日も楽しくコミュニケーションを取りながらできました。本当に面白い方で、今日もずっとコントにお付き合いいただいて(笑)。

◆伊藤さんとは『爆笑!ターンテーブル』(TBSほか)でコラボされていますよね。

しんいち:はい。でも僕、そもそもELTのCDをずっと買っていたので、ご一緒したいとお願いしたら来ていただけて…。伊藤さんはおるだけで面白いっていう。最高でした(笑)。

伊達:本当に。何もしゃべってなかったよね。

富澤:しゃべってはいるから。お前が(収録中に)「何も言ってない」とか言うからだろ(笑)。

伊達:いや、あれは何もしゃべってないのと一緒でしたよ。

全員:(笑)。

伊達:…俺だってそんなに会ったことないんだよ! 「大丈夫かな」とか思いながらやってたんだから!(笑)。

◆高山さんとは初対面ですか?

しんいち:初対面です。収録中は「たかちゃん、たかちゃん」言ってしまいましたけど…。明るい方だったので楽しかったですし、助かりました(笑)。

◆最後に、この番組の見どころをお願いします。

伊達:まずは、やっぱり豪華ゲストじゃないですか。あと、音楽番組と謳って実際に歌ってはいるけど、スタジオを含めて番組全体が壮大なコントになっているという。面白かったですね。

しんいち:ありがとうございます!

伊達:でも僕、4日前くらいにも高山さんと仕事したんですけど、「しんいちの番組でもよろしくお願いします」って言ったら、「そんなのあるんですか?」って(笑)。

しんいち:たかちゃん! どうしたの、たかちゃん!(笑)。

富澤:僕は、この番組は音楽番組だと思っています。

しんいち:(笑)。

伊達:そのノリ、(収録中から)まだやってるの?(笑)。

富澤:でも本当に、しんいちのファンじゃなくても、コラボした方々のファンの方々も楽しめる内容になっていると思いますし、音楽好きにはぜひ見てほしいです。

しんいち:そうですね。悪ふざけが中心かもしれないですが、グッと感動できるところもあるんじゃないかなと思います。特に、1位のコラボに関しては、“お笑い”ということを一旦置いていただいて、ぜひ最後まで見て下さい!

左から)高山一実、富澤たけし、お見送り芸人しんいち、伊達みきお、伊藤一朗、数原龍友©カンテレ

番組情報

『祝R-1グランプリ優勝!お見送り芸人しんいちのコラボ・ザ・ベストテン
~一夜限りの大音楽祭!?~』
カンテレ・フジテレビ系全国ネット ※一部地域を除く
2022年6月19日(日)深夜0時30分~1時30分

<出演者>
スタジオ:お見送り芸人しんいち、サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)、伊藤一朗(Every Little Thing)、数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、高山一実
コラボ:真矢(LUNA SEA)、超ときめき♡宣伝部、テツandトモ、どぶろっく、マヂカルラブリー、JP、大阪桐蔭高等学校吹奏楽部、杉並児童合唱団 ほか

公式HP:https://www.ktv.jp/shinichisuki/
R-1グランプリ公式Twitter:https://twitter.com/R1GRANDPRIX/

●text/片岡聡恵

この記事の写真

©カンテレ

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