『オモウマい店』麺が見えると恥ずかしい老舗中華店&逆光で撮影できないイタリアンレストランが登場

バラエティ
2021年10月12日

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』

10月12日(火)の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系 後7・00~7・56)は、神奈川県湯河原町にある中華料理店や神奈川県真鶴町にあるイタリアンレストランが登場する。

1軒目のオモウマい店は、神奈川県の温泉地・湯河原町で年配の仲良し夫婦が営む老舗中華料理店。店の名物“たんたん焼きそば 揚げ麺”は1.5キロと特大ボリュームながら、650円と驚きの低価格。しかも、麺を覆い尽くすほどのたっぷりの野菜が使われている。妻が「麺が見えたら恥ずかしいからね」と言うと、夫も「お風呂から出てお尻出してるみたいでヤダよ」と続く。

このメニューだけでなく、タンメンなど他の麺類も麺を野菜で隠してしまう。一番隠れないのがラーメン(350円)で、海苔やチャーシュー、なると、メンマ、ネギといった具が乗っているものの、店主いわく「麺 見え見え」なのだという。

結婚して52年になるという店主夫妻は「何でも一緒に2人」でするほどの仲良し。店の閉店後、スタッフにごはんをごちそうしてくれる2人だが、リラックスモードの夫は終始上半身裸で、妻がシャツを差し出すも着ようとはしない。恥ずかしがるのは麺の裸だけなのか?

2軒目は、栃木県宇都宮市にある、本格的な江戸前寿司を提供する大衆割烹店。お客さんがこぞって注文する“上握り寿司定食”は、ヒラメやネギトロ、いくら、生シラスなど豪華なネタに加えて、なんと本マグロの中トロ、赤身の寿司までのる。計10貫以上と量も大満足で、さらには小鉢にミニうどん、フルーツがついて、値段はたったの600円という破格の安さ。

時には大トロの握りを2貫もいれてしまうが、それでも値段は変わらず600円。男性店主は「(トロは)絶対に入れます! 入れないと寿司になんないんで」と話し、“まぐろ握り8貫(600円)”は、メニューに“トロ”の表記がないため、赤身だけかと思いきや、「赤身8貫でも満足すると思う。でも中トロを入れる」と、中トロを2貫も入れる。

店員が「出れば出るだけ赤字になる」と心配するほどの安さだが、店主は量を減らしたり値上げすることは絶対にしないという。以前、値上げをしようと思った時に「このお寿司がおいしいから」と600円を握りしめて店にきたおばあちゃんに会ってから、その決意は揺らがないのだそう。

3軒目は、神奈川県真鶴町にある、69歳の女性店主が一人で営むイタリアンレストラン。ビュッフェスタイルで次から次へと料理を作り続け、その種類は20種類以上と盛りだくさん。メニューも、国産牛モモ肉を使ったローストビーフや、ベシャメルソースから手作りのグラタン、粉を練って焼いたパンとかなり本格的だが、いくら食べても1000円とリーズナブル。そして驚くことに、メニューは全て独学。あらゆる百科事典を読み込んで勉強したそうだが、そんな店主の作る料理はお客さんから「めちゃめちゃうまいよね」と大好評。

店は相模湾を一望できる抜群のロケーションで、お客さんは写真に収めようとするも、逆光で撮影することができない。スタッフも逆光に苦戦し、店主の顔も料理も全て真っ黒。そこで雨の日にあらためて撮影を試みるもやはりきれいに映らず、プロのカメラマンの手を借りて、ようやくきちんと映像を撮ることに成功する。

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』
日本テレビ系
2021年10月12日(火)後7・00~7・56

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