指原莉乃×川島明×有岡大貴が “推し”と“ファン”の関係性の魅力を語る 新番組『推しといつまでも』

バラエティ
2023年04月17日
『推しといつまでも』左から)川島明、指原莉乃、有岡大貴©MBS

4月17日(月)からスタートする人に推薦したいほど好きな“推し”への熱い思い・感謝を直接伝えるきっかけを提供するバラエティ『推しといつまでも』(MBS/TBS系 毎週月曜 午後10時~10時54分)。4月17日放送では純烈、4月24日放送では南野陽子さんが登場し、それぞれのファンが彼らをおもてなししていく様子を見守る。初回収録を終えた、MCの指原莉乃さん、川島明さん、レギュラーのHey! Say! JUMPの有岡大貴さんに、番組の感想や、お互いをおもてなしするなら…?を聞きました。また、南野陽子さんのインタビューも実施。4月24日(月)に公開予定!

◆収録の感想をお願いします。

川島:テレビではあんまり泣かないですが、子供が出てきたらダメなんですよ。今日の僕の涙を見て、スタッフが子供に味をしめたらたまったもんじゃないなと(苦笑)。僕の娘、息子とちょうど一緒の5歳、2歳が出てきてグッときましたね。その中でも南野さんがカッコよくて。ファンの人も推しと一緒に成長する、そして、推される側もファンの人と一緒に成長するんだというのがすごい伝わった回。そんな2本だったんで、非常に頑張ろうと思いましたね。

指原:今のところDJ KOOさんに出演いただいた特番(3月20日放送)も含めて3本撮っているのですが、そのうち2本泣いて、1本泣くのを我慢したので、ほぼ100%泣いています(笑)。人を突き動かす力というか、自分自身もグループでアイドルをやっていたので推される側も経験していますし、小学生からずっとモーニング娘。を応援していて、コンサートや握手会へ行くという推し側の経験もあるので、どっちの気持ちも分かるからこそ、より染みるものがありました。今、皆さん、推しが当たり前になっている時代だと思うので、どんな人にも刺さるような心が温かくなるすてきな番組だなと収録していて思ってます。

有岡:毎回VTRが終わってスタジオで話すとき、みんながめちゃくちゃ優しい顔してるんですよね。これまで以上にすごい皆さん優しい表情をしているので本当にすてきだなって思いますし、自分もこの企画を見て、お仕事の活力になっています。

◆初回は純烈、2回目は南野陽子さんの推しの方が登場し、おもてなしをされていましたね。

川島:純烈さんの回は18歳の高校生があれだけの大人4人を迎えるっていうのは、相当なことだったと思いました。特に印象的だったのは、家族がどんどん積極的に前のめりになってくんです。子供が幸せそうに歌っている姿を見て、お母さんがちょっと涙してるシーンとかもあって。不思議なんですが、推されている人を僕らが好きになっちゃうんですよ。DJ KOOさんも、純烈も南野さんも。皆さん、素といいますか、僕たちが知らなかった部分を見られるから、めっちゃええ人だなと。DJ KOOさんの特番のときに知り合いから、「KOOさんのやつ見たぞ」とLINEが来て(笑)。KOOさんだから、おもろいことになるのかなと思っていたら、みんな最後泣いちゃうという。「あれ、めっちゃええ番組やな。私やったらこうするわ」とか。こういう番組なかったですよね。笑えるところもあるけれど、結果泣いているという、非常にいいバランスですね。

指原:自分だったらどうするかなっていうのをみんなで考えられるのがすてきだなと思います。南野さんもおっしゃってたんですけど、おもてなしって誰が来ても難しいじゃないですか。それなのに、推しが来ちゃう。特に推しが来たら、うれしい半面、困るも大きいじゃないですか。ですが、「こんなこと私たちじゃ考えつかないよ」というような提案がたくさんあったりして、すごく楽しいので、ぜひ視聴者の皆さんも家族で話し合ってほしいです。「もし、推しが家に来たらどうしよう」というのをぜひ考えながら、みんなで見てほしいですね。

川島:うちの妻が『ラヴィット!』を見て、「あの子ええ子やね」と、Snow Manの宮舘(涼太)君が好きなので、家に来るってなったらどうするのか聞いたら、「まず美容院に行く」と言っていて(笑)。なるほどな」。俺たちは何食べてもらおうとかを考えるけど、まず自分をきれいにしないと失礼だからって。

指原:確かに会えない。面白いですね。

川島:いろんな角度があるんだなと。

有岡:突撃サプライズじゃなくて、おもてなしまで1週間とか、ある程度の時間があるというのがまた面白いですよね。そこでどうしようと家族会議が始まったり、それこそあらためてファン仲間と交流してみたりとか、そういったつながりがすごいすてきだなって思います。

◆最初に推しがもてなされる番組と聞いて、どんなイメージを持たれましたか?

指原:全く想像ができなかったですし、どういった芸能人の方が出てくださるんだろうと。すごく時間のかかる企画だと思いますし、ファンの家に行くっていうのを聞いて、どんな人が出てくれるんだろうと思いました。1回目がDJ KOOさんで、どういう番組になっていくんだろうっていうのが、一瞬では理解できないなとは思いました。でも、本当今こうやって収録が始まってすごくいい関係性を見られているので、温かい番組だなって思います。

川島:いつもは我々がいろいろ作品を提供するけれど、芸能人の方がもてなされると、その芸能人の方がちょっと偉そうに見えないかなって心配していたんですが、スタッフさんが「その辺は絶対そうならないように、本当にいいもんにしますから」って、すごい熱意を感じて、1本目見た時に「うわ、すごいもんやな、この番組」って思いましたね。今まで見たことのないテイストだったので、ただの感動だけじゃない、それは1回目のKOOさんのとき、ファンの方も良かったからそういうことなんだと思って感動しましたね。

有岡:推しの人が目の前にバッと現れたら言葉とか出なくなっちゃうんじゃないかなとか、ちゃんと思いを伝えることは難しいんじゃないかなって思っていたんですが、準備に1週間という時間があることによって心の準備もできるのか、皆さんしっかりと気持ちを丁寧に伝えられていたので、さすがだなと思いました。

◆皆さんがそれぞれ今1番推している方やものはありますか?

指原:モーニング娘。さんがずっと好きですね。中でも、モーニング娘。を卒業されてしまったんですが、佐藤優樹さんという最近音楽活動を再開した方がいるんですけど、コンサートを見に行かせてもらうときに、「何を持っていこう」とか。それこそ、卒業となったときに「プレゼントどうしよう」といつもどうしようと考えています。

川島:ずっと推している方というと、菅野美穂さんですね。自分が高校生の頃からなので、菅野さんとほぼ同い年なので、それこそ20何年、ずっと推しと言えばこの人みたいな感じ。番組も一緒にやらせてもらったことあるけど。どうやら、菅野さん、朝は日テレ派というのをちょっと聞いて、ちょっとざわついてはいるんですが、なんとかTBSに合わせてもらえるようにね、こっちも努力しようと思います。

◆推し活的なことはされていましたか?

川島:高校生のときに推しというものを初めて作ろうという趣旨で、菅野さんに決めたんですよ。周りがモーニング娘。とか、いろいろ推している中で楽しそうやなと思って。ポスター買ったとか、京都までライブ見に行ったとか言っているのを見て、「それええな」となって、誰を推そうで選んだのが菅野さんやったから、その当時の菅野さんがやってたビクターのパンフレットとか、甲子園のポスターをもらったり、菅野さんが表紙やった雑誌全部買ったりとか。チェックするのが楽しかったですね。

有岡:そうですね、推している人もいるんですけど、推している音があって。なかなか理解されないんですけど、スーパーのお総菜の透明パックの輪ゴムを外す音がもうずっと好きで。

指原:推しがいがないですね、情報とかないじゃないですか(笑)。

川島:欲しいとか、リリースとかないやん!

有岡:現場で差し入れとして唐揚げや焼き鳥とか入っているとうれしくて。あの輪ゴムを外すときの音が大好きです。推しです。

川島:待ち受けにもできない、推し(笑)。

有岡:Hey! Say! JUMPのメンバーにも話すんですけど、理解されないですね。

◆推し色というのもありますが、皆さんは何色を担当されていますか?

有岡:僕はHey! Say! JUMPでメンバーカラーがオレンジ色ですけど、おふたりは何色ですか?

指原:私は黄色。グループ時代にファンの方が決めてくださったんですけど、いまだに自分が衣装で黄色を着るとすごく喜んでくださるので、ありがたいなと。卒業して時間がすごいたってるんですけど、いまだにそうやって言ってもらえるのでありがたいです。

川島:今初めて考えたけど、麒麟だから、麒麟が黄色と茶色で構成されていますよね。どう考えても田村(裕)が茶色じゃないですか。だから、俺も黄色かな。

有岡:ファンの総称みたいなのはないんですか?

川島:皆さん、いろいろありますよね。麒麟やから、飼育員とか…?

指原:めっちゃいいじゃないですか!

川島:養ってもらっていますしね(笑)。

◆最後に、皆さんがお互いをおもてなしすることになったらどんなプランを立てますか?

指原:番組をお2人とやって、もう1年ぐらい共演しているので、分かってますよ! まず、川島さんにはキムチを買う。有岡さん用には家にサウナを作りたいと思います(笑)。

有岡:作ってくれるんですか!?

川島:500万ぐらいかかるでしょ!

指原:これでおもてなしします(笑)。

川島:指原さんには1個個室を作ってあげます。もう何にもせんでいいように、人をダメにするクッションだけ置いてある部屋。スイーツとか、韓国系のもんとかいろいろあるけど、1個休憩の場所を作ってあげとかないと素が見えないんじゃないかなって。有岡君は僕と漫画の趣味も一緒なので、川島の選んだ本棚とか。

有岡:それめちゃくちゃうれしいっすね。

川島:「これおもろいと思うねんけど」みたいな映画や本を置いといてあげたいですね。

有岡:どうしようかな。指原さんは忙しいと思うので、ヘッドスパとか連れて行ってあげたいですね。

指原:うれしい!

有岡:頭を使っているでしょうし、しっかりと睡眠をとってもらいましょう。川島さんは美容にこだわっているので、僕自身は分からないので、ちょっと良さそうなクリニックとか調べて(笑)。

川島:どうすんの、俺バキバキの2重とか、まゆげとかカッコよくなったら。

有岡:(笑)。自分もあわよくば一緒に受けられたらなって(笑)。

川島:いいっすね。連れ出すパターンもありやね。

番組情報

『推しといつまでも』
MBS/TBS系
2023年4月17日(月)スタート
毎週月曜 午後10時~10時54分

©MBS