見取り図・リリーが絵本作家デビュー！“親子愛”をテーマにした桃太郎アナザーストーリー『見取り図じゃん』

見取り図がMCを務める深夜バラエティ『見取り図じゃん』（テレビ朝日系　深夜1時56分～　※一部地域を除く）で行われている「絵本プロジェクト」より、リリーが手掛ける絵本「ももからうまれたおにたろう」の出版が9月下旬に決定した。

『見取り図じゃん』は昨年4月、それまで関西を拠点に活躍していた見取り図の東京進出に合わせてスタートした彼らの冠バラエティ。今年6月12日放送の回で、リリーは突然「絵本作家になる」と相方・盛山晋太郎に宣言。美大出身で、なおかつ美術の教員免許を持っているリリーは、盛山の心配をよそに「3カ月で絵本を出版する」という無謀な目標に向けて走り出した。

番組では、先輩絵本作家として「えんとつ町のプペル」などの大ヒット作を持ち、リリーが「師匠」と仰ぐキングコング・西野亮廣のもとに2人が突撃。西野から「自分が好きなことを本気で描く」「誰に向けて描くのかが重要」など、ためになる貴重なアドバイスを直接もらい、絵本づくりを進めてきた。

熟考の末、絵本のタイトルは「ももからうまれたおにたろう」に。リリーの出身地・岡山を舞台にした「桃太郎」から着想した今までと全く違う物語だ。母子家庭で3人きょうだいの次男として育った彼の生い立ち、盛山とのコンビ関係、リリーの根底に常にある母親への想いなどを投影させた、「親子愛」がテーマの壮大かつ感動（？）の桃太郎アナザーストーリーとなっている。

忙しい仕事の合間を縫って、着々と進むプロジェクト。今回の発表に当たり、リリーは「僕にとって1番かわいい作品です！　皆さまにもかわいがっていただければ幸いです！」と。盛山も「どんな絵本か全く知りませんが、あいつならきっとおばけのホーリー越えをしてくれると思います！」と期待を寄せている。