有村架純、神木隆之介のおちゃめな一面を暴露「枕の下にチョコを忍ばせてた(笑)」映画「3月のライオン 前編」完成披露試写会

映画
2017年02月23日

103797_01_R 映画「3月のライオン 前編」の完成披露試写会が行われ、主演の神木隆之介をはじめ、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、前田吟、中村倫也、奥野瑛太、新津ちせ、豊川悦司、大友啓史監督ら豪華キャストが集結した。

 本作は、羽海野チカの同名人気コミックの実写化で、前後編の2部作連続。中学生でプロ棋士としてデビューした17歳の桐山零(神木)が対局を通して成長していく。また、彼をめぐる人々も愛を求めて迷いためらい、ひるみながらもそれぞれの闘いへと突き進んでいく物語。

 主人公・零を演じた神木は「この作品を見ていただくのは今日が初めて。ずっと前から緊張していました。でも、みなさんに自信を持ってお届けできる作品になっています!」と。零の義姉・香子を演じた有村は「私が香子を演じることにすごく驚かれたと思います。私自身も不安でいっぱいですが、今は早く見ていただきたい気持ちでいっぱいです」と心境を明かした。

 司会者から「撮影中のエピソードをクロストークで盛り上がっていただければ…」と言われ、「じゃあ…!」と率先して仕切る神木。「プレッシャーはあったけど、現場はすごく楽しくて。でも対局の撮影は長回しをしているので、10~15分ぐらいはずっと正座をしていたので、足がしびれてしびれて…。カットがかかった瞬間に“イテテテテ!”ってなりました…よね?蔵さん?」と神木が話すと「そう。対局のあと2週間ぐらいは足腰が痛くて立ち上がられへんかった」と苦労を語った。すると豊川が「僕はベテランだから、将棋盤の前は掘りごたつにしてもらって腰かけてたから(笑)」と冗談を交えてのコメントに会場は笑いに包まれた。

 そして、「次に…」とさらに進行しようとする神木を見て、「ここからずっと隆が仕切っていくの?」(染谷)、「こんなにしゃべる主演初めて見た(笑)」(中村)とキャストからツッコまれつつも、めげずに「じゃあ…染めちゃん!」と順調に場を回し続ける神木。

 神木とのシーンが多かったという有村は「撮影の合間に枕の下に何かを忍ばせているなって思って見たらチョコレートがあった。“これ何?”って聞いたら、神木君が“食べていいよ~”って。そんなおちゃめな一面も見ました」と神木のモノマネを交えつつエピソードを明かした。

 さらに、零が住む町の近隣の町に住んでいる川本あかり、ひなた、モモの3姉妹を演じた倉科、清原、新津は実際に使用した家でお泊り会を実施していたらしく「近くのスーパーに行って買い物してご飯作って、モモをお風呂に入れて…寝る前に本読んで。って実際の役と同じように過ごしてた」(倉科)、「でもなかなかモモが寝なくて…(笑)」(清原)と話すと、モモ役の新津が「楽しかったー!」とコメントし、観客&キャストは「かわいい~」とメロメロ。

 零のライバル・二階堂を演じた染谷はメイクやぽっちゃりした体を作るのに時間がかかるそうで「ほかのキャストが現場に来るときは僕はすでに二階堂になっていて、みなさんが帰るときには二階堂のまま“さようなら”って挨拶していたので…。実は、佐々木さんと素顔でお会いするのが今日が初めてなんです(笑)」(染谷)、「メイク取るのも時間かかるんやもんな。だから、現場ではずっと二階堂と挨拶してたから…初めまして、よろしく(笑)」(佐々木)とあいさつを交わしていた。

 最後に神木が「この映画はスタッフ、キャストみんなが一丸となって魂を削って作った作品です。見ていただいた皆さんの中に何か感じるものや心に残る映画になったらうれしいです」とメッセージを送った。

 映画「3月のライオン」【前編】3月18日(土) 【後編】4月22日(土)2部作連続・全国ロードショー
配給:アスミックエース
©2017 映画「3月のライオン」製作委員会