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『ラストレシピ』二宮和也×西島秀俊×滝田洋二郎監督がビジュアルコメンタリー収録に初挑戦

167105_01_R 歴史の闇に消えた幻のフルコース“大日本帝国食菜全席”をめぐる壮大な感動作『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』のBlu-ray&DVDが、5月30日(水)に発売される。

 主演は『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した二宮和也が、監督は『おくりびと』で米アカデミー賞外国語映画賞受賞という日本映画史上初の快挙を成し遂げた名匠・滝田洋二郎が務めた本作。そしてそんな日米アカデミー賞コンビの強力タッグのもとへ、西島秀俊、綾野剛、宮﨑あおい、西畑大吾(関西ジャニーズJr.)、竹野内豊、笈田ヨシら超豪華俳優陣が集結し、感動を彩っている。

 豪華版の特典映像には、メイキング映像や、TOHOシネマズ上野の開業と公開初日を祝った豪華キャストと監督によるテープカットセレモニーの模様をはじめ、劇場公開時に行われたイベント映像集など、豊富な特典メニューが並ぶ。

 さらに、二宮和也、西島秀俊、そして滝田洋二郎監督によるビジュアルコメンタリーを収録。2つの時代を行き来しながら描く本作は、二宮が2002年パートの主人公を、1930年代パートの主人公を西島が演じているため、出演パートが異なる2人の思いが交差する、見どころ満載の内容となった。

 そして先日、ビジュアルコメンタリーの収録が行われた。二宮、西島、滝田監督は3人ともビジュアルコメンタリーの収録は初挑戦だという。「これ、どうしたらいいんですかね?何回か(映画に)見入ってしまうと思う」という二宮に、西島も「絶対途中で油断すると思う。あ、映ってたんだ!って」と困惑。滝田監督も「どうなることやら」と不安を隠せない様子だったが、本編がスタートしてからは、監督への質問や当時のエピソードなど話は尽きなかった。

 時代設定が別のパートでそれぞれ主人公を演じた二宮と西島は、自身が撮影に参加していないシーンに対しては特に興味津々な様子。滝田監督への質問も多く、窓の外に広がる海が美しいシーンでは「ブルーバックで撮影していて、海は合成です」と監督が明かすと、二宮も西島も「そんなことバラしちゃっていいんですか!?」「この世界にいても分からない。監督って本当にすごいですね」と驚嘆した。

 また、本来は役者へのお茶の入れ方や料理の手さばきなどを指導するために現場に来ていた技術指導の先生が実際に出演しているシーンもあり、「あの後ろでお茶を入れている女性は、先生ですよ」と二宮が明かすと、「滝田監督らしいですね~。本物がやったほうが一番上手いっておっしゃられていましたよね」と西島が続けた。

 撮影初日は日本料理店のシーンで、ここでも“本物”が登場する。このシーンは実在するお店を借りて撮影を行っており、二宮は「あいよーってせりふを何度も何度も練習している人がいて、 あいよーって一言なのに、ずいぶん練習するな、と思ってよく見てみたら本物(の料理人)で驚いた」と、爆笑エピソードも明かしている。

 綾野剛、宮﨑あおい、竹野内豊、西畑大吾、兼松若人ら共演者について、同じパートに出演していた二宮、西島がそれぞれ撮影当時のエピソードを話したり、滝田監督がキャストの魅力を語ったりしているが、逆に、別の時代パート共演者について、二宮、西島はそれぞれ完成した本編を見ての印象も話している。

 料理が主役とも言える本作では、撮影でも本物の料理を使って撮影しているシーンが多い。豪華な料理が多い西島パートでは、西島演じる山形シェフがほとんどのシーンで出来上がった料理を味見しており、二宮が「いいなぁ、おいしそうだな~」とうらやみ、さらに撮影が終わるとその料理はキャストとスタッフで食べたことが明かされると「(2002年パートには)こんなお肉なかった!」「チャーハン食べるシーンばっかりだった!」と口惜しそうだった。

 二宮の嘆きは料理だけでない。1930年代パートで山形シェフの妻を演じる宮﨑あおいが、夫を諭すように少し厳しい言葉で話をするシーンがあるが、2002年パートでは音声のみの回想となっているため、「西島さんはあおいちゃんから直接(厳しい言葉を)言われるからいいけど、僕は同じせりふを演出部の人から言われるんですから」と、恨み節を漏らした。

 本編が終了してエンドロールになると、「(ビジュアルコメンタリーは)初めてでしたけど、なかなか面白かったですね」と滝田監督。3人とも「あっという間でしたね」と口をそろえた。二宮は「試写で見るときとは違う。こうやって話しながらは見られない」と言い、西島も 「(映画の)半分は出演していないから、そうだったんだっていうことが多くて、出演者だけど(知らなかった)いい話が聞けた」と初挑戦したビジュアルコメンタリーを振り返った。

 さらに二宮は「面白かったなぁ…」とつぶやきながら、「でもこれ、見てる人は面白いんですか?」と不安気に言うと、「面白いでしょ! だって、手品の種を明かしているようなものなんだから!」と西島になだめられ、「そうですよね」と納得していた。

 このビジュアルコメンタリーは5月30日(水)に発売となる『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』Blu-ray&DVD豪華版に収録される。

「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」Blu-ray&DVD
5月30日(水)発売

■Blu-ray豪華版
価格:7,500円+税

■DVD豪華版
価格:6,500円+税

<Blu-ray&DVD豪華版 共通特典>
【本編DISC】
特報・予告・TVスポット集

【特典DISC1】
イベント映像集
メイキング映像

【特典DISC2】
本編ビジュアルコメンタリー

■DVD通常版
価格:3,800円+税

Blu-ray&DVD同時レンタル開始

<STORY>
本作では2000年代初頭と1930年代、2つの時代が平行して語られる。現代パートは、絶対味覚=”麒麟の舌”を持ちながらも料理への情熱を失ってしまった主人公・佐々木充(二宮和也)が、関係者たちの証言を集めながら「消えたレシピ」の解明に挑むミステリアスな展開。そして過去パートは、太平洋戦争直前の1930年代を舞台に、レシピ作成に人生を捧げた、もう一人の麒麟の舌を持つ料理人・山形直太朗(西島秀俊)と、彼の信念を支え続けた人々の運命を描きだす。

【2002年パート】
依頼人の「人生最後に食べたい料理」を再現して高額の報酬を得る、通称=最期の料理人・佐々木充。彼はすべての味を記憶し再現することのできる、絶対味覚=“麒麟の舌”の持ち主である。幼少時に両親を亡くした充は、同じ境遇の柳沢健とともに施設で育ち、自らの才能を頼りに起業。しかし経営に失敗して多額の借金を抱え込み、いまや料理への情熱も失いつつあった。そんなとき、巨額の依頼が舞い込んできた。依頼人の名は楊 晴明(よう せいめい)。世界各国のVIPが彼の料理を食べに来るという、中国料理界の重鎮。楊の依頼とは、かつて満洲国で日本人料理人・山形直太朗が考案したという、伝説のフルコース『大日本帝国食菜全席』のレシピの再現であった。楊は、かつて山形の調理助手としてメニュー作成に協力していたが、太平洋戦争開戦によって消息を絶った山形とともにレシピ集も散逸されたというのである。そして驚くべきことに、山形もまた充と同じ絶対味覚の才能を持っていたという。太平洋戦争開戦直前の満洲国で、山形の身に何が起きたのか…?なぜ料理は発表されないまま歴史の闇に消えてしまったのか…?70年の時を超えて、充は真実へと辿りつくことができるのだろうか。

【1930年代パート】
天皇の料理番・山形直太朗は国命を受けて、究極の日本料理フルコース『大日本帝国食菜全席』のメニュー開発のため、妻・千鶴とともに満洲国に移住する。現地での助手は満洲人の楊晴明と、日本人青年の鎌田正太郎。たった4人で満漢全席を超える料理を考案できるのだろうか…。しかし、山形には特殊ともいえる才能があった。一度食べた味を記憶し再現できる、絶対味覚=“麒麟の舌”。世界中の食材が集まる満洲で、山形の才能は大きく開花していく。やがて山形は、日本と他国の料理を融合して新たなレシピを生み出すことが民族間の相互理解の助けとなり、料理で和を成すことができると考えるようになり、これまで以上にメニュー開発に没頭していく。愛する家族のことも顧みず…。そんなとき、ハルビン関東軍司令部の陸軍大佐・三宅太蔵から、満洲国への天皇行幸が決定したという知らせを受ける。その晩餐会で、大日本帝国食菜全席をお披露目するのだ。しかしその裏には、戦争へと傾倒する日本軍部が画策した、巨大な陰謀が渦巻いていた。それに気付いた山形は、レシピにあるメッセージを遺そうとするのだが…。

<CAST>
二宮和也 西島秀俊 綾野剛/宮﨑あおい
西畑大吾 兼松若人 竹嶋康成 広澤草 グレッグ・デール ボブ・ワーリー 大地康雄
竹野内豊/伊川東吾 笈田ヨシ

<STAFF>
監督:滝田洋二郎
企画:秋元康
原作:田中経一(幻冬舎文庫)
脚本:林民夫
音楽:菅野祐悟

発売元:テレビ朝日
販売元:東宝

©2017映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」製作委員会
©2014 田中経一/幻冬舎

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