東大卒の世界的プロゲーマー“ときど”に密着『情熱大陸』8・12放送

エンタメ総合
2018年08月11日

『情熱大陸』 8月12日(日)の『情熱大陸』(MBS/TBS系)は、東大卒という異色の経歴で、今や世界トップランクのプロゲーマーとして活躍する“ときど”に密着する。

 今や地球上で10億人が熱狂するコンピューターの対戦ゲーム。ときどは、その中でも人気を誇っている格闘ゲーム「ストリートファイターV」の世界最大の大会で去年優勝を果たし、今年も準優勝したばかりの日本人プロゲーマー。

 先進国では、eSports(electric sportsの略)と呼ばれ、1つの大会で賞金総額26億円が支払われており、オリンピック競技への採用が検討されるなど年々スポーツ競技として存在感を増しつつある。その世界で活躍するプロゲーマーの主な収入源は、大会で獲得する賞金と支援してもらうスポンサーからの報酬だ。

 東大工学部を卒業し、科学者になることも考えたというときどだったが、8年前に退路を断ち、実力だけがものを言うゲームの道に飛び込んだ。強くなるためにありとあらゆる工夫をこらす彼は、ジムに通って理論的に体を鍛え、武道に精進し、食事にもこだわる。

 日本は世界でも有数のゲーム大国にもかかわらず、eSports後進国であり、ときど自身もひと昔前までは世間では「ゲームばっかりやってると…」と眉をひそめられ肩身の狭い思いを経験してきた。だが、エンターテインメントとして世界的な認知度が高まりつつある今、自分たち日本人ゲーマーが活躍することで、eSportsの可能性に多くの日本人が気づいてくれるはずだと信じている。

 番組では、ときどが各地の有名な格闘ゲーム大会を渡り歩きながら、世界の強豪たちとの闘いに挑む日々を半年にわたって取材。先月、米アトランタで開催された賞金総額2800万円の「ELEAGUE」優勝、そして去年に続く連覇とはならなかったが、見事準優勝に輝いたラスベガスの「エボリューション・チャンピオンシップ・シリーズ」の舞台裏に完全密着。世界中のゲーマーが大注目するビッグタイトルでの、ときどの姿に迫る。

<プロゲーマー:谷口一(本名)プロフィール>
1985年沖縄生まれの横浜育ち。ご褒美のゲームソフト欲しさに勉強し、名門麻布中学・高校を出て東京大学教養学部理科1類に入学。化学者を志して大学院に進むも2010年中退しプロゲーマーの道へ。海外で活躍する伝説的存在の梅原大吾らと共に、世界の大会を席巻、海外のファンも多い33歳。

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