関ジャニ∞・丸山隆平、弁護士役に初挑戦!6年ぶりテレ朝ドラマで松嶋菜々子と初タッグ

エンタメ総合
2018年09月18日
(C)テレビ朝日
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 関ジャニ∞の丸山隆平が、松嶋菜々子主演のテレビ朝日系ドラマスペシャル『誘拐法廷~セブンデイズ~』(10月7日(日)後9・00)で弁護士役に初挑戦する。

 同作は、韓国の大ヒット映画「セブンデイズ」の日本版。一人娘を誘拐された敏腕弁護士・天吹芽依子(松嶋)が、犯人から殺人事件の被告人の無罪を勝ち取るよう要求され、7日間というタイムリミットの中で証拠集めに奔走するノンストップサスペンス。

 丸山が演じるのは、芽依子とタッグを組む弁護士の宇津井秀樹。殺人事件の被告人の国選弁護人であり、芽依子の事情は知らないものの、彼女が食いつくほどの案件なら何か面白いことが起きるかもしれないと直感。共に法律ラインぎりぎりの弁護活動へと身を投じていく役どころだ。

 同局ドラマへの出演は、2012年に『ボーイズ・オン・ザ・ラン』に主演して以来、6年ぶり。初の弁護士役に「現職の弁護士さんにレクチャーを受けて、裁判も民事と刑事の両方を傍聴しました」と気合十分。役作りで自らヒゲもたくわえ、「僕自身も生やし始めたときは、自分の顔にちょっと戸惑いましたけど、今は『作品の一部として、役のために!』という強い気持ちで自分を保ってます(笑)」と力を込める。

 松嶋とは初共演で、「経験豊富な女優さんですし、お会いする前は構えていたんですよ。でも、撮影合間にご家庭のお話も伺って『お母さんなんだなぁ』と心が和らいで、ぐっと身近な存在に感じました」。松嶋も「丸山さんは、テレビで拝見していても本当に人柄がよく、心が広そうな印象があったんです。現場で初めてご挨拶したときも、温かい笑顔を向けてくれたので『あ、受け止めてもらえた!』と感じてホッとしました」と信頼を寄せている。

<松嶋菜々子(天吹芽依子・役)コメント>

 丸山さんは、テレビで拝見していても本当に人柄がよく、心が広そうな印象があったんです。現場で初めてご挨拶したときも、温かい笑顔を向けてくれたので「あ、受け止めてもらえた!」と感じてホッとしました。丸山さんとは撮影合間によく健康情報の交換などの雑談をしています。

『誘拐法廷』は、娘を誘拐されるところから始まるので母親の身としては辛い物語で緊張感が漂う内容です。もし実際にそんなことがあったら、とても立ってはいられない……! 現実と重ね合わせて想像していくと、気持ち的に演じるどころではなくなってしまうので、「あくまで物語として皆さんに楽しんでいただけるように」と心掛けています。お芝居ではいろんな緊張感とプレッシャーを感じる日々ですね。芽依子が常に切羽詰まっている状態を表現したいので、なるべくスラスラとセリフを言いたいけれど、ただただ急いで叫んでいるようにはしたくない。そのさじ加減がすごく難しいので、正解が分からず葛藤する毎日です。でも、この試行錯誤がこの仕事の楽しい作業でもあります。麻生監督は、現場でよくセリフ変更をされる方なんですが、それによって私自身がイメージしていたものがガラッと入れ替わることもあり、演じていて1シーン1シーンが新鮮です。

 この作品は、なかなかない設定のドラマで、最後には衝撃的な結末が待ち受けています。見終わった後に考えさせられ、皆さんの心に残るものが必ずあると思いますので、ぜひご覧ください。

<丸山隆平(宇津井秀樹・役)コメント>

 台本がすっごく面白くて、あっという間に読み終わりました。だからこそ、撮影では見落としがないよう作品とじっくりと向き合い、宇津井の役割をちゃんと自覚した上で、芽依子と足並みをそろえていかないといけないな、と思いました。「僕が足を引っ張るわけにはいかない…」というプレッシャーもありましたけど、こういう負荷がかかるときはすごくいい役だったりするんです。だから「僕も作品の歯車のひとつとして、自分なりの挑戦ができたらな」と、ワクワクもしました。

 今回は弁護士役ということで、現職の弁護士さんにレクチャーを受けて、裁判も民事と刑事の両方を傍聴しました。あと、台本から得たイメージをもとに、ヒゲを伸ばすことも提案させていただきました。昔からの友達には「似合わない」と一刀両断されましたけど(笑)、『誘拐法廷』の現場では「ヒゲがない顔の方が、違和感がある」と言われますね。僕自身も生やし始めたときは、自分の顔にちょっと戸惑いましたけど、今は「作品の一部として、役のために!」という強い気持ちで自分を保ってます(笑)。

 松嶋さんとは初共演です。経験豊富な女優さんですし、お会いする前は構えていたんですよ。でも、撮影合間にご家庭のお話も伺って「お母さんなんだなぁ」と心が和らいで、ぐっと身近な存在に感じました。僕の日常の話にもすごく笑ってくださるし、“女優さん”ではなく“人”として接してくださるので、印象がだいぶ変わりましたね。劇中のバディ感とはまた違う形で、いい共演ができてる感覚があります。

『誘拐法廷』はいろんな見方ができる“母の愛の物語”。人それぞれの正義、愛や憎しみがいろんな角度から感じられて、最後まで心を揺さぶられる作品ですので、ぜひリアルタイムでご覧ください。

 もともと、韓国映画の中でもサスペンスというジャンルが好きで、プライベートで楽しんでいたので、こう言ったジャンルのお仕事をいただくのが初めてで、お話をいただいたときは、とても嬉しかったです。今回、弁護士役として参加させていただくのですが、どんな職業に就いたとしても、やはり人間であることには変わりないと言う中で揺れる芽依子はじめ、この物語の登場人物の個々の揺れに、結末までドキドキさせられながら、プロットを読ませていただきました。

 二転三転していく中で、思いもよらぬラストと、見終わった後、それぞれのその後を想像させるなんとも言えない後味。たまらなく好きな作品になりそうです。この物語の一員として、キャスト、スタッフの方々と共に皆さんをどのように作品に引き込むのかが今から楽しみでなりません。

 僕自身としては、今まで演じたことのない役柄なので、どうアプローチしていくのか、練っていくか楽しみです。エンターテイメントとして楽しめて、人間ドラマとしても考えさせられる、正義とは何かをご自身の中で推理しながらご覧になっていただけたら、より深みのある楽しみ方をしていただけると思います。みなさんの大切な時間を、少しでもこの作品でどうか独り占めさせてください。