須田亜香里、写真集スルーに「何か忘れてない?」『SKE48 10周年特別公演(前編)』

エンタメ総合
2018年10月06日

「SKE48 10周年記念特別公演(前編)」「SKE48 10周年記念特別公演(前編)」が10月4日にSKE48劇場で開催された。

 2008年7月に名古屋・栄に誕生したSKE48は、10月5日で劇場デビュー10周年。これを記念して、SKE48劇場で3つのSKE48オリジナル公演「制服の芽」公演(9月28日)、「手をつなぎながら」公演(10月2日)、「ラムネの飲み方」公演(10月3日)をリバイバル上演した。

 「SKE48 10周年記念特別公演(前編)」は、「無意識の色」でスタート。その後、最新シングル「いきなりパンチライン」を披露し、2期生の高柳明音が「SKE48 10周年記念公演、始まりました~!今日は皆さんとSKE48の歴史をたどっていきたいと思います!」とあいさつした。

 今回の特別公演は、2018年から1年ずつ振り返っていく内容で「前編」では2018年から2014年までをVTRやトーク、そしてその年にまつわる楽曲で振り返った。

 特にトークで会場を沸かせたのは今年2018年。AKB48世界選抜総選挙、中日ドラゴンズ応援大使就任、名古屋グランパス公式応援マネージャー就任といったニュースを振り返ったほか、10月19日(金)に公開されるドキュメンタリー映画「アイドル」についてトークを繰り広げた。

 そんな中、須田亜香里は「何か忘れてない?私、写真集を出したんですよ~!(選抜総選挙)2位なのに写真集が売れてない!って、今すごく話題になってるんですよ~!本屋さんに山積みになっているので(写真集の私と)目があった方はよろしくお願いします」と自虐ネタで会場の笑いを誘った。

 楽曲は、2018年にリリースされた「いきなりパンチライン」のカップリングチーム曲(チーム S「Partingshot」、チームKII「誰かの耳」、チーム E「君はラムネ」)や、2017年リリースのシングル曲「意外にマンゴー」、2016年リリースの「チキン LINE」「金の愛、銀の愛」を次々に披露。2016年は「夢の鐘」「SKEフェスティバル」「チーム S推し」などの公演曲も折り込んだ。2015年は、SKE48内にユニットが誕生。“ラブ・クレッシェンド”の「コップの中の木漏れ日」を、北川綾巴、江籠裕奈、小畑優奈、熊崎晴香、菅原茉椰の5名で歌った。

 2014年を振り返る楽曲では、9月のSKE48リクエストアワーでまさかの卒業発表を行った松村香織が自身のソロ曲「マツムラブ!」を披露。客席からは割れんばかりの“かおたん”コールが送られた。

 最後に須田が「このSKE48劇場があるからこそ、私たちは日々向上心を持って取り組めているんだと思います。待っていてくださるファンの皆さんの笑顔を見たくて、私たちは頑張ることができています。今日、皆さんと一緒に過ごせたことをうれしく思います』と感謝を伝え、2014年にリリースした「不器用太陽」で本編を終了した。

 アンコールでは、松井珠理奈が登場。「メンバーみんなに10周年を盛り上げてほしくて、とてもパワーを感じました。ファンの方の声援もすごくて、ファンのみんなにも拍手をしたいです!」とコメントした。

 さらに、キャプテン斉藤真木子が渡された手紙を読み上げ「谷真理佳の事務所移籍が決まりました!移籍事務所はワタナベエンターテイメンです」とサプライズ発表。谷は驚いた様子で「SKE48とMCをやらせていただいたWEL名古屋のお陰で自信がつき、今の自分につながっています。そのご縁のおかげだと思います。SKE48の名に恥じぬように、精いっぱい頑張らせていただきます。ありがとうございました」とあいさつした。

 最後は、全メンバーで「僕は知っている」を歌い、「SKE48 10周年記念特別公演(前編)」は幕を閉じた。

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