無料インターネットテレビ局・AbemaTVの「AbemaSPECIALチャンネル」で、新番組『10億円会議 supported by 日本財団』が1月15日にスタートした。
『10億円会議』では、日本財団が用意した総額10億円の資金を基に“自分のためではなく、社会の課題を解決し、世の中に変革を起こす事業を生み出したい”という想いを持つ一般参加者が、必要な資金提供を受けるために、さまざまなジャンルのスペシャリストからなる審査員5名に対して、自らプレゼンテーションを行う。審査員5名全員の心をつかむことができれば、資金獲得の機会を得ることができる（別途、日本財団にて審査）。番組では、プレゼンテーションからその夢がどのように実現するのかをドキュメンタリーとして追いかける。
メインMCをデーモン閣下、サブMCをベイビーレイズJAPANの元リーダーでタレントの傳谷英里香が務める。
初回放送となる1月15日の審査員には、ますだおかだの岡田圭右、元NHKアナウンサーでキャスターの堀潤、ファッションデザイナーの渋谷ザニー、キャバクラ嬢、モデル、女性経営者と数々の肩書きを持つ桜井野の花、19歳で起業した“ギャル社長”の藤田志穂、評論家の古谷経衡が登場し、一般参加者のプレゼンテーションを審議した。
最初の提案者は「自分に自信の持てない若者のために“移動型バンジー”を作りたい」と話す野々村哲弥さん（34歳・無職）。今回、9,435万円を希望した野々村さんは、移動型バンジーで学校や企業、イベントなどに出張し、学生や社会に一歩踏み出した若者といったこれから自信を持っていくべき人に飛んでもらいたいという熱い想いを審査員にプレゼンテーションした。
「移動型バンジーで日本の若者を幸せにしたい」と話す野々村さんに対し、審査員の渋谷は「なぜ他のバンジー企業は移動型をやらなかったと思いますか？」「法律の専門家には相談しました？」と質問を重ね、「すごい魅力的だと思うけど、その企画をあなたに任せていいか分からない」と現状まだ法律上での確証がとれていないという詰めの甘さを指摘。最終ジャッジでは、審査員全員が賛同できないと判断し、野々村さんの提案は不合格となった。
続いて登場した提案者は、現役看護師アイドルユニットのNurse House（ナースハウス）。約60名ものメンバーが在籍するというNurse Houseは、看護師の活躍の場として“移動型ナースステーション”を作りたいということで、3,800万円を希望。
ヘルスケアに関するイベントの開催や、健康相談、アイドル公演を通して、より身近に健康や看護を感じてほしいという想いを、全国の看護師に共有したいということから移動型ナースステーションを作りたいと話すNurse Houseのメンバーたちは、順調にプレゼンテーションを進め、審査員からの質問にも明確に回答する。
Nurse Houseの考えに共感する審査員が多く見られ、その結果に期待が集まる中で迎えた最終ジャッジでは、審査員4人が賛同したものの、岡田のみが賛同できないと判断し、Nurse Houseの提案は不合格となった。
プラン却下の理由として、岡田は「やっていることは素晴らしいんですけど、看護師さんの職場改善と言うのは国レベルの話だと思う。この場だけではなく、自治体なども巻き込んでほしい」と語り、これからのNurse Houseの活動に期待を寄せた。
そして、評論家の古谷が「私も子供の時に大きな病気をしまして、看護師さんがいなければ今の私はいない。心から御礼申し上げます。日本の医療のためには、皆さんが輝くことが必要だと思っています」と語ると、Nurse Houseのメンバーは次々に涙を流し、「熱い想いを持った看護師が日本を盛り上げていければ。仲間が出来てみんな楽しいと言ってくれる活動なので、もっと頑張りたいと思います」と熱い想いを語り、スタジオ中の涙を誘った。
AbemaTV『10億円会議 supported by 日本財団』
放送日時：毎週火曜 後11時30分～深0時
放送チャンネル：AbemaSPECIALチャンネル
放送URL：https://abema.tv/video/episode/90-1221_s1_p1
＜出演者＞
メインMC：デーモン閣下
サブMC：傳谷英里香
審査員：岡田圭右（ますだおかだ）、桜井野の花、渋谷ザニー、藤田志穂、古谷経衡、堀潤（50音順）
番組公式サイト：https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9pGVajpDogBGCf
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