• Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える

【インタビュー】『イタズラなKiss~Love in TOKYO』に出演!山田裕貴インタビュー

【インタビュー】『イタズラなKiss~Love in TOKYO』に出演!山田裕貴インタビュー

日本のみならず、これまで韓国、台湾でもドラマ化されてきた多田かおるの人気コミック「イタズラなKiss」。今年3月から7月までCS放送フジテレビTWOで放送され、9月9日からはBSフジでも放送が決まった最新作『イタズラなKiss~Love in TOKYO』は、アメリカ、中国、台湾など海外でも放送&配信され、各地の若者の心を引きつけている。
TV LIFE WEBでは、初恋の相手・入江君(古川雄輝)に振り回される琴子(未来穂香)を、長い間一途に思い続ける男・金ちゃんこと池沢金之助役の山田裕貴さんにインタビュー! ときに共演者の声ものまねや名古屋弁を折り込みながら語ってくれた『イタキス』の、そして金ちゃんの魅力とは!?

金ちゃんは、切なく、苦しい

――『イタキス』は少女漫画史上最強(!?)のツンデレ男子・入江君と、彼に一途すぎる片思いを続ける琴子の物語ですが、その中で、ライバル役を演じるにあたって何か意識したことはありますか?

 金ちゃんは今まで僕が演じてきた役の中でも、一番漫画的なキャラクターでした。いわゆる“当て馬”的なポジションですし、正直、従来の『イタキス』ファンの方は、金ちゃんなんかどうでもいいんじゃないかな、むしろ邪魔なんじゃないかなって思って(笑)。でも、僕は金ちゃんを、ただの金ちゃんというキャラクターにはしたくなかった。もちろん、コミックっぽいところはしっかりと作りこんだ上でのお話ですが、ただバカで突き進んでるだけではなく、一人の血の通った男としての包容力が出せたらいいなと思いました。ライバルだからって単純に入江君の邪魔をするようなことはしない。けれど、1人の女性をずっと思い続けている男の複雑な心情が、見ている皆さんに響けばいいなって。

―― 成就する可能性の低い、究極の片思いですもんね。

 それは僕も思ってました。16話までずっと告白しないなんて、僕だったらありえないし、これほど明らかに脈がなかったら身を引きます(笑)。金ちゃんは、入江君の前で肩を組んで見せるとか、それなりに独占欲を表してはいるのに、相手のことを思うと行動には移せないんです。ここに飴があって、食べたいのに、食べない。そんな純粋さが、すごく切なく、苦しいというか、さっさと告白して玉砕できればまだ楽なのにって思いました。まあ、玉砕しても金ちゃんは諦めなかったでしょうね。

―― 恋愛姿勢以外で、ご自分と役が似ているな~と思う瞬間はありましたか?

 あえて言うならですが、すごくうるさいときと静かなときがあって、そのギャップがすごいところ…でもこれは、僕が演じたから金ちゃんに出てきたことなのかもしれないです。あと、自分で言うのも何ですけど、共演者に言われたので言いますが(笑)、人のことをよく見ているってところかな。金ちゃんも状況をよく見て、相手のこともちゃんと考えて、思いやって、それでも思いが強くて止められない…そんな感じが似ているのかも。
 とは言っても、とにかく漫画っぽい役なので、似ているとかそういうことよりも、ディフォルメされた漫画感と人間味のバランスに悩みました。しかも、金ちゃんの関西弁というフィルターが、名古屋出身の僕を襲うんですよっ! 家で何度泣いたことか。……うそですけど(笑)。

――(笑)。現場はどんな雰囲気だったんですか?

 1話50分でCMのないドラマだから、普通の連続ドラマより撮影が多く、長かったんです。それもあって、僕らもスタッフさんたちも毎日現場に行くのが当たり前って感じになって、ハードでしたが本当に学校みたいに楽しかったですね。
 僕はほんとに1シーン1シーン悩んで、監督と相談しながらいっぱい考えました。作品自体の流れはもちろん、金ちゃんのこと、周りとの関係性、そして入江君のことをどう思ってるんだろうとか。中でも、入江君と金ちゃんの対比のさせ方、そこが結構重要だったと思います。
 一緒のシーンが多かった琴子役の穂香ちゃんは、そのシーンにおける役としての心情をよく話してくれました。「(未来さんの口調をまねて)このとき琴子としてはやっぱり入江君だけだから、金ちゃんのことは正直あんまり…」とか説明してくれるんですよ、僕に(笑)。もうね、金ちゃんとして、「言わんでくれ、何なら未来穂香としても言わんでくれ。分かってるよ、金ちゃんも分かってるから!(泣)」って気持ちになりました…。ほんと純粋に、「(声ものまね)ここではほんとごめんだけど金ちゃんは…」って言ってくるんです。だから謝らんでくれ! って(笑)

―― では、役柄上のライバルである、入江君役の古川くんはいかがでしたか?

 古川君とは撮影で一緒になることが10回もなかったんです。けど、ほんと面白いですよ。全然入江君じゃないですよ、古川君(笑)。相当ぶっ飛んでて面白かったです! 後半になって、お互いゲームやアニメが好きだってことが分かって、フィギュアもらったとか言って喜んでるのを見て、ああ、似てるところがあってよかったなって思いました。
 そして、いつも一緒にいる金ちゃんファミリーの銀ちゃん(柴崎佳佑)銅ちゃん(飯田隆裕)とも、琴子の親友役のじんこ(藤本七海)、理美(山谷花純)とも、僕が兄貴的な立場になって「(銀ちゃん銅ちゃんのものまねで)次何やるんすか」「次何やります?」ってみんなでいろいろアイディアを出していましたし、今でもコミュニケーションアプリのグループに金ちゃんファミリーを作ってつながってる、いい関係です。
 それから、料理人を目指すことにした金ちゃんの修行先の先輩・小田原(田中聡元)さんは、僕は人見知りのはずなのに、会った瞬間から「俺、この人大丈夫だ!」って思えたん人。長男の僕がずっと欲しかった兄貴になってくれる、すごく面白くてしっかりしてかわいい方なので、プライベートでもかわいがってもらってます。

カメレオン俳優の次の夢は殺人!?

―― 小田原さんの話で出てきましたが、料理人を目指すことにした金ちゃんのドラマも熱いですよね。山田さんって、何となく料理と縁がある役が多くないですか?

 そうなんですよ、デビューのときの『海賊戦隊ゴーカイジャー』でも、絶対そんなキャラじゃないのにお菓子を作るという設定があったし(笑)、次の2時間ドラマ『黒の報告書』でも定食屋で働いていて、ひとつ飛ばして『GTO』ではシェフを目指し、放送中の『スターマン~この星の恋』(フジテレビ系 毎週(火)後10・00)では、スーパーで惣菜を作っている。ずっと何かしら料理してますね。
 で、最近分析したんですけど、僕、言ってることがどんどん叶うんですよね。だからこれは『ONE PIECE』のサンジ(コック)になりたい、なりたいって言ってたのが関係してるんじゃないかなって(笑)。だからやりたいことはどんどん言っていこうと思っています!

―― そういえば、8月28日(水)に発売されるオリジナルサウンドトラックには、ボーナストラックとして、金ちゃんが卒業パーティーで歌ったオリジナルソング「好っきゃねん琴子!」が収録されるそうですが…。

 やったー!(まるで初耳かのように) そういえば、何かしら歌う役も多いんですよ。これも、歌が好きっていろんなところで言っているからかもしれない(笑)。あの卒業パーティーのライブシーンは、アングル違いの撮影のため、6回くらい歌ったんです。最初は現場でマイクに音が入ってない状態で演じる予定だったんですが、大人数の現場ということもあり、それだとパーティーの雰囲気が伝わりにくくなってしまうから、スタッフさんにお願いしてマイクが入るようにしてもらいました。それがそのままCDに収録されるってすごくないですか?!(笑)ぜひ聞いて、最後のテイクまで盛り上がったライブの臨場感を味わってください。

―― 最後に、同日発売されるディレクターズ・カット版DVDについてのPRと、今後の目標をお願いします。

 実は金ちゃんメインの回(第5話)が、カットできるシーンがないからという監督の要望で、通常の50分じゃなく55分になるなど、元々作り手の思いの強いドラマですし、特典映像もたっぷり入ってますので、ぜひDVDを楽しみにしてください。
 それで今後の目標は…こんなポップな金ちゃんを演じた後に何ですけど、人を殺したいですね(笑)。金ちゃんも、今『スターマン』で演じている安藤くんもいい人なので、すっげえ変な役、救いようのない悪役とかやりたいですね。でも、今やれるお仕事を全力でやるだけ。
 僕は比較的「え、あの役もやっていたんだ」と驚かれることが多いので、それを強みに、演じる役ごとに僕だと気づかれないカメレオン俳優になりたいですし、逆に、次の現場にステップアップしていくためには山田裕貴という名前も知られるよう努力しなければならいとも思っています。僕そのものの個性よりも、「あんな役もこんな役もやれるんだ」という役者としての可能性でみんなに知られていけたらうれしいですね。

 

●取材/門脇弥沙

 

PROFILE

やまだ・ゆうき
1990年9月18日生まれ。愛知県出身、O型。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役で人気を博す。主な出演作にドラマ『黒の報告書』『D-TOWN「僕らが恋愛できない理由」(主演)』『佐藤家の朝食、鈴木家の夕食』『GTO』、歴史バラエティ『TV・局中法度!』など。現在、ドラマ『スターマン・この星の恋』(フジテレビ系)に出演中。
役者として、自身の“演じる”可能性を詰め込んだファースト写真集「山田裕貴」が発売中(2500円)。


作品情報

『イタズラなKiss~Love in TOKYO』
<ディレクターズ・カット版>DVD-BOX1
2013年8月28日(水)発売
1話~8話収録
4枚組(本編DISC3枚+特典DISC1枚)
OPSD-B435/¥12,600(税込)/¥12,000(税抜)
特典映像:撮影メイキング/クランクイン・インタビュー/未来穂香サプライズ誕生日/琴子のお部屋紹介/入江くんのお部屋紹介/琴子のかわいい胸キュンシーン集/入江くんのかっこいいシーン集/入江ママが突撃!?入江家の人々 合計約100分の収録分数
封入特典:ブックレット
《初回版のみ》豪華パッケージ仕様
《初回版のみ》封入特典:原作コミック番外編「コトリーナと王子様」を初の全編カラーで収録した豪華絵本冊子

<ディレクターズ・カット版>DVD-BOX2
2013年9月25日(水)発売
9話~16話収録
4枚組(本編DISC3枚+特典DISC1枚)
OPSD-B436/¥12,600(税込)/¥12,000(税抜)
特典映像:撮影メイキング/クランクアップ・インタビュー/NG集/未公開シーン集/金ちゃん「好っきゃねん琴子!」フルバージョン/未来&古川「入江家の人々を語る」/海外番宣コメント集/上海ファンミ&香港PR映像 合計約100分以上の収録分数
封入特典:ブックレット
《初回版のみ》豪華パッケージ仕様
《初回版のみ》封入特典:原作コミック番外編「斗南病院殺人事件」全編カラーで収録した豪華絵本冊子

オリジナル・サウンドトラックCD
8月28日(水)発売
OPCS-14/¥2,940(税込)/¥2,800(税抜)
封入特典:ブックレット(オリジナル・サウンドトラック歌詞付)
<収録曲>
01.アップデート/Sabao(シャボン)
02.たからもの/Sabao(シャボン)
03.Good Bye Namida/Sabao(シャボン)
04.White Knight/Sabao(シャボン)
05.会いたくて/Sabao(シャボン)
06.さよならわたしの片想い/Sabao(シャボン)
07.イタズラRhapsody/Sabao(シャボン)
08.Hey,Mr.Cool/Sabao(シャボン)
09.「アップデート」~ギターバージョン~【Inst.】
10.ハッピーライフ【Inst.】
11.琴子Love【Inst.】
12.入江直樹!【Inst.】
13.金之助はおれのことや!【Inst.】
14.入江家の毎日【Inst.】
15.本末転倒【Inst.】
16.Love in Tokyo【Inst.】
17.「たからもの」~ギターバージョン~【Inst.】
18.「アップデート」~オルゴールバージョン~【Inst.】
~Bonus Track~
好っきゃねん琴子!/池沢金之助 feat.金ちゃんバンド

 

  • Twitterでツイートする
  • Facebookでシェアする
  • LINEで友達に教える