ジャニーズWEST・濵田崇裕主演のドラマ『武士スタント逢坂くん!』(日本テレビほか)の第5話が8月23日(月)に放送される。
本作は、2019年11月~2021年4月まで週刊ビッグコミックスピリッツで連載されたヨコヤマノブオ原作の性と笑いにあふれるタイムスリップコメディーをドラマ化。ドラマ単独初主演となる濵田が、現代にタイムスリップする江戸時代の人気春画師で武士の逢坂総司郎を演じる。
8月16日放送の第4話で、師匠である宮上(今井隆文)から「もっと漫画の世界を知ってほしい」と、同人誌即売会へ行くことを提案された逢坂は、漫画家アシスタント仲間の緋村(森本慎太郎)と瀬戸(長井短)と共にオリジナル同人誌即売会アダルティアへ。編集者・丹内さん(久保田紗友)も合流し、そこで出会ったのは宮上の師匠・AEG(エイジ)。
「マンガは衝動で描くんだ!」と、登場シーンから強烈なキャラクターをさく裂させるAEGを演じるのは、ミュージシャンのROLLY。ロックバンド・すかんちを率いて、唯一無二の存在感を放った後、ソロ音楽活動、タレント、役者などで活躍しており、そのカラフルでユニークな人間像を、AEGのキャラクターにぶつけている。
第5話の演出を務めた渋江修平監督によると、原作以上に奇天烈豪快なAEGのキャラクターを作るために、イメージしたのは「ジョーカー」。漫画家の必需品であるGペンを食べてしまう現実離れしたパンチのある存在感を見た目からも演出するために、ROLLY本人に負けない全身のビジュアルインパクトはもちろん、黒インクを使ったメークも施して、自由で遊び心に満ちたぶっ飛んだ演技を引き出した。実はウブな男であるという設定とともに、原作同様に再登場が楽しみな脇役となっている。
第5話の見どころは、漫画愛にあふれた展開、逢坂が理想郷で出会う数々のアイテム。同人誌即売会の存在を知り、逢坂は初めてエロ漫画に出会って涙した日を思い出す。会場では、自由に創作を楽しむ人々の姿に、江戸時代に隠れて春画を描いていた身をひるがえり、またまた感動。令和で漫画を楽しむ場を理想郷と捉えて、テンションが上がる逢坂の前に現れたのは、AEGの描いた同人誌「ズルズル淫魔図鑑」から飛び出したキャラそのもののコスプレーヤー。「ここは夢と現実の交わる地なり!」と漫画の中のキャラクターが実在していると勘違いした逢坂は、思わず紙とペンを取り出して、コスプレーヤーの足元で絵を描き始める始末。そして、AEGにより「漫画は、自分の中から湧き出てくる“衝動”で描くものだ」と教えられた逢坂は、自らのルーツに眠っていた、あるものに昂ぶりを感じることに気づく。
宮上を演じる今井は、「濵ちゃん(濵田)とは、最初から息ぴったりだった」と語る。そこから濵田や他の共演陣と関係性を作り上げ、まさに師であり、同じ目線の同士であることを体現している。渋江監督からコメディだけど、ナチュラルであることを要求され、嘘がないような芝居をみんなで作ったこと、振り切った演技と共感性の高い人当たりの両立は、宮上の人気の源と言えるだろう。本物のコスプレーヤーが多く登場して、他のシーンよりも華やかな撮影風景にドギマギする今井の様子も、キャスト、スタッフからほほ笑ましく映る現場となった。濵田も「今井さんとは、第1話の出会いの場面から呼吸が合った」と役柄を超えて、今井の人間性まで絶大な信頼を置いている。
逢坂は、今後現代で漫画を描いていくのか…そのきっかけとなる第5話のラストには、もう一つ衝撃の出会いが待ち受ける。
ROLLY コメント
全国の逢坂くんファンの皆様こんばんは!
エロ漫画家AEG氏を演じさせていただきましたROLLYと申します!
AEG氏は人類の常識を遥かに超えた超熱血漢で、突然現れエロ漫画の真理を逢坂くんに熱苦しく問い続けます。
エロの極致であり無垢の純潔という、一見相反する性癖を持つ愛すべき変態はあなたの心の中で永遠に生き続けるでしょう!
『武士スタント逢坂くん!』
日本テレビほか
毎週月曜 深0・59~1・29
※8月23日(月)は深1・04~1・34
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©ヨコヤマノブオ・小学館/NTV・J Storm