上野樹里&松重豊『持続可能な恋ですか?』4月スタート!田中圭、磯村勇斗、井川遥も出演

ドラマ
2022年02月16日
『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』
左から)磯村勇斗、田中圭、上野樹里、松重豊、井川遥

4月期のTBS火曜ドラマ枠で、上野樹里主演の『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』の放送が決定。田中圭、磯村勇斗、井川遥の出演も発表され、コメントが到着した。

本ドラマは、ヨガインストラクターの主人公(上野樹里)が、妻に先立たれた父(松重豊)と共に、 父娘2人で婚活にチャレンジする物語。突如始まった“ダブル婚活”をきっかけに、「誰かと共に生きること」を一生懸命に考える娘と、「第二の人生」へと向かう父の奮闘を描くオリジナルラブストーリーだ。

脚本は、『ダメな私に恋してください』(2016年)、『あなたのことはそれほど』(2017年)、『初めて恋をした日に読む話』(2019年)など、数々のTBS火曜ドラマを手掛けてきた吉澤智子が担当する。

主人公のヨガインストラクター・沢田杏花を演じるのは、火曜ドラマ初主演となる上野樹里。TBSドラマへの出演は『テセウスの船』(2020年)で主人公の妻役を演じて以来、約2年ぶりとなった。

これまでに主演作『アリスの棘』(2014年)をはじめ、『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(2015年)、『家族ノカタチ』(2016年)と、数々のTBSドラマに出演し幅広い役を演じてきた上野。今作では、父親に巻き込まれ、何故だか婚活を始めることになってしまう娘役に挑む。

ヨガインストラクターとして働く杏花は、母が他界した2年前に実家へ戻り、現在は父と2人暮らし。生徒の前では「心身ともに穏やかな暮らし」を送っているように取り繕っているが、実際の生活は穏やかさとは程遠く、いつもバタバタと何かに追われている。大雑把な性格のため身の回りのことや家事もとにかく雑で、同居中の父とはケンカが絶えない。

自分の時間を自分のために使いたいのに、お荷物な父の面倒も見なくてはならず、おかげで結婚願望も薄い。そんな杏花が、父に巻き込まれる形で始めた婚活を通して、「誰かと共に生きること」を実感していく。ヨガインストラクターという役を通して届けられる、現代を生きる私たちの心を癒してくれる呼吸法やヨガ哲学の数々も見どころだ。

杏花の父で、2年前に妻に先立たれてしまった辞書編纂(へんさん)者・沢田林太郎を演じるのは松重豊。林太郎はフリーで辞書の編纂をしている日本語学者で、24時間365日「言葉」のことを考えている“日本語オタク”だ。

家のことは完全に妻に任せきりだったため日常生活能力が低く、同居中の娘・杏花をいつもイライラさせてしまう。妻を亡くしてからというもの、人生の活力を失いかけていたが、遺品整理で見つけた“亡き妻からの離婚届”をきっかけに一念発起。第二の人生のパートナーを探すため、杏花を巻き込んだ“ダブル婚活”を思い立つ。

親しみのある役から重厚な役までどんな役柄も巧みに演じ分け、日本を代表する俳優のひとりとして大活躍の松重。本作では慣れないオシャレをしたり、SNSに四苦八苦したりしながら婚活に奮闘する林太郎をどのように演じるのか。「口喧嘩では負け知らずでガサツ」な杏花 vs「口下手でありながら細かい」林太郎の、父娘バトルにも注目だ。

杏花と出会うことになる東村晴太役には、田中圭が決定した。晴太はバツイチのシングルファーザーで、7歳の息子と2人暮らし。息子第一の生活を送り、今のところ再婚は考えていない。そんな中、「自分と家族に優しい働き方」を見つけるために参加した起業セミナーで、杏花と出会う。共に“結婚願望が薄い”杏花と晴太だが、2人の関係は果たしてどのように進展していくのか。

杏花と18年ぶりに再会する幼馴染の不破颯を演じるのは磯村勇斗。『恋する母たち』(2020年)では年上の女性に惹かれる後輩社員を演じ、注目を浴びた。昨年1年間でドラマ、映画合わせて17作品に出演し、映画「ヤクザと家族 The Family」、劇場版「きのう何食べた?」では第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、大躍進の年となった。

磯村が本作で演じる颯は杏花の幼馴染で、現在は晴太の息子が通う民間学童保育で指導員として働いている。ある日、18年ぶりに杏花と再会。颯にとって5歳年上の杏花は初恋の相手で、18年ぶりに再会した杏花に再び心惹かれ、気持ちをストレートに伝えていく。晴太も巻き込んだ三角関係の行方も気になるところだ。

杏花の父・林太郎と婚活パーティーで運命的に出会う女性・日向明里役には、井川遥が決定。『半沢直樹』(2020年)で物語のカギを握る小料理屋の女将を好演した井川が本作で演じるのは、46歳・独身の整形外科医だ。

開業したクリニックも軌道に乗り、時間・経済力共に余裕のある生活で満たされた今、共に歳月を重ねるパートナーが欲しいと婚活を始める。相手に対して求めるものも少なく、純粋に人を好きになることができる今こそが、“自分にとっての結婚適齢期”なのかもしれないと、パートナー探しの一歩を踏み出していく。

“憧れの女性像”として同性からも圧倒的な人気を誇る井川が、“大人の現実”と“ピュアな心”を併せ持つ整形外科医をどのように表現するのか。そして、年上の日本語学者・林太郎との間で動き出す、一筋縄ではいかない恋の行方からも目が離せない。キャスト陣からのコメントは、次ページに掲載。

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