小芝風花×安田顕で東野圭吾の短編小説をドラマ化『天使の耳~交通警察の夜』【コメントあり】

ドラマ
2022年12月13日
『天使の耳~交通警察の夜』小芝風花

東野圭吾原作の特集ドラマ『天使の耳~交通警察の夜』(BS4K 2023年3月放送)に、小芝風花、安田顕の出演が決定し、コメントが到着した。

本作は、交通課を舞台にした東野圭吾原作のヒューマンミステリーをドラマ化。交通課捜査係のバディ捜査官が、交通事故という非日常が浮き彫りにする人間の業をあぶり出していく。

交通事故とは、誰もが身近であり、決して起きてほしくないもの。無自覚な行動が不幸な事故を引き起こすが、その“瞬間”を目にしていなければ真実はわかりにくい。捜査員たちは、自分たちの無力や法律の壁に憤り、被害者や遺族の悲しみに苦悩しながら、奔走したった一つのささいな可能性から真実を突き止める。しかし―たどり着いた真実の先には、さらなるどんでん返しが待ち受けていた。

陣内瞬(小芝)は総務課から交通課に配属されたばかりの新人交通警察官。巡査部長の金沢行彦(安田)が教育係となりバディを組んでの最初の交通事故は、深夜の交差点での衝突事故。

外車の運転手は青信号を主張。一方の軽自動車の運転手は病院で死亡。両車両ともドライブレコーダーを装備しておらず、どちらが信号無視をしたか不明になるところ、死亡した運転手の妹が青信号だったと主張する。妹は、目が不自由だったが、事故当時、後部座席に同乗しており、カーラジオから流れていた松任谷由実の「リフレインが叫んでいる」の歌詞のタイミングで証明するという。

他に、前を走っていた車からポイ捨てされた空き缶で失明をした婚約者のために、その車を探す行動が思わぬ事件の解決へとつながるエピソードや、あおり運転に遭い事故を起こしてしまった若葉マークの女性が抱えていた真相、心ない路上駐車が巻き起こす不幸など、日常に起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を、バディ捜査官の奮闘を通して描く。

発表にあたり、小芝は「東野圭吾さんの短編小説を読ませていただいた時、とてつもない殺人鬼が出てくる訳でもないのに、背筋が凍るような怖さを感じました。ドラマの台本を読ませていただいた時、あの短編小説をこうやってつなげたんだ!と感動しました」と。

安田は「たくさんの方々から愛される東野圭吾さん原作の作品に携われること、大変光栄に思います。また、主演の小芝風花さんは彼女が幼いころから交流がありました。このような形でご一緒できるのは、非常に感慨深いです」と語っている。両名によるコメント全文は以下を参照。

小芝風花 コメント

東野圭吾さんの短編小説を読ませていただいた時、とてつもない殺人鬼が出てくる訳でもないのに、背筋が凍るような怖さを感じました。ポイ捨てや路上駐車など、身近すぎる違反や事故。そこから膨れ上がる人の憎悪、迎える結末にとても考えさせられました。ドラマの台本を読ませていただいた時、あの短編小説をこうやってつなげたんだ!と感動しました。すてきな作品にできるように頑張りますので、楽しみに待っていてください。

安田顕 コメント

たくさんの方々から愛される東野圭吾さん原作の作品に携われること、大変光栄に思います。また、主演の小芝風花さんは彼女が幼いころから交流がありました。このような形でご一緒できるのは、非常に感慨深いです。すてきな作品にできるよう精一杯取り組ませていただきます。皆さま、ぜひご覧ください。

番組情報

特集ドラマ『天使の耳~交通警察の夜』(前後編)
NHK BS4K
2023年3月放送

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©NHK

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