細田佳央太「信康の死を僕自身が受け入れられるまでに本当に時間がかかりました」『どうする家康』

ドラマ
2023年07月02日
『どうする家康』©NHK

松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合ほか 毎週日曜 午後8時ほか)で、徳川信康役を演じる細田佳央太からコメントが到着した。

大河ドラマ第62作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を脚本家・古沢良太が新たな視点で描く『どうする家康』。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語だ。

細田が演じる徳川信康、幼名・竹千代は、三方ヶ原の戦いで家臣の心をつかみ、家康の後継者としての地位を固める。苦労を重ねた両親の姿を幼いころから見ており、父を支え、家族を守り、徳川家のために強く生きようとする心優しき勇敢な青年。その真っすぐな気持ちが、危うさでもある。妻は信長の娘・五徳。

細田佳央太 コメント

『どうする家康』©NHK

◆徳川家を守るため、自害を選んだ信康の心境

作品で自分の役が死ぬのは初めてで、“死”に対する考え方をすごく重く受け止めてしまい、信康の死を僕自身が受け入れられるまでに本当に時間がかかりました。戦国時代では、責任をとるために自害するというのは常識の範囲であったし、当たり前だった訳ですが、その時代を僕は経験していないので、死ぬことに対する苦しさはすごく感じました。できれば、信康に最後まで生き抜いてほしかったです、そのくらいすてきな子だと思っていたので。

◆父・家康、母・瀬名から学んだこと

間違いなくお世話になったし、ありがとうございますの言葉では伝えきれないほどの感謝の気持ちがあります。お二人からそれぞれ違うことを学べたのが個人的にはすごく大きかったです。
父上(家康/松本潤)は、現場での立ち振る舞いが勉強になったというのはまず第一ですけれど、やはり視野がすごく広い方ですし、じっくり見て導いてくださる姿勢に一番感動しました。さんざん甘えてきたので、本当に感謝しかないです。母上(瀬名/有村架純)は、僕自身がネガティブ思考なので、精神的な面ですごく助けてもらいました。
お二人だからこそ、僕はバランスよく、伸び伸びできたんだなとあらためて思います。
大河を通して、信康という人がいたんだと気づいてくださることが、きっと信康の救いにもなると思いますし、瀬名さんや信康についても、“こういう描き方もあるんだ”と受け入れてもらえたら本当にうれしいです。(信康の最期まで)ご覧くださり、ありがとうございました。

『どうする家康』©NHK

番組情報

大河ドラマ『どうする家康』
毎週日曜
NHK総合 午後8時~
BSプレミアム/BS4K 午後6時~

WEB

番組公式HP:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/
番組公式Twitter:https://twitter.com/nhk_ieyasu

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