

9月13日に開幕し、21日に閉幕した『東京2025世界陸上』の大会全日程を通じた視聴人数が7977万人を突破したことが分かった。
世界中から集まったトップアスリートたちが、東京・国立競技場で熱戦を繰り広げた『東京2025世界陸上』。TBS系で放送された9日間にわたる生中継は連日高い視聴率を記録。大会全日程を通じた視聴人数は、7977万人を突破し、日本中に大きな感動と興奮を届け閉幕した。
9日間のLTV4-59(4歳から59歳の男女の個人視聴率。視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)の最高視聴率・最多同時視聴数は、最終日の21日(日)午後9時21分、男子4×100リレー決勝、小池祐貴、栁田大輝、桐生祥秀、鵜澤飛羽の“リレー侍”が、日本の期待を背負って世界の強豪に挑んだ場面で、最高視聴率は16.3%(ALL21.6%)、同時視聴数は2427万人を獲得。決戦の舞台となった国立競技場には連日多くの観客が足を運び、9日間で61万人超を動員した。
大会スペシャルアンバサダーを務めた織田裕二は、東京大会の9日間を振り返って「約30年、世界陸上を見てきました。当初は日本人選手が少なく、誰を応援したらいいか分からず、ただ、選手たちの運動能力に驚かされ、圧倒され、そのうち何人だから応援するとかどうでもいいと思うようになった。人類はどこまで遠く、速く、跳べるのか。いろんなものを背負って選手は戦っている。選手の数だけ人間ドラマがある」とコメントした。