吉岡里帆が主演を務める映画「ハケンアニメ！」（2022年5月公開）に、工藤阿須加、小野花梨、高野麻里佳、前野朋哉らが出演することが分かった。
原作は、アニメ業界で奮闘する者たちを描いたお仕事ドラマで、本屋大賞にもノミネートされた同名小説。発売から7年の時を経てついに映画化が決定した。主演の吉岡をはじめ、中村倫也、柄本佑、尾野真千子といった実力派俳優陣が集結。監督は映画「水曜日が消えた」の吉野耕平が務める。
アニメ業界を舞台とするお仕事映画である本作では、主人公・瞳（吉岡）や王子（中村）らアニメ監督、行城（柄本）や香屋子（小野）らプロデューサーだけでなく、さまざまな業種の人々が登場。作品、業界を盛り上げるために不可欠な人々の姿が、しっかりと描かれている。
この度、解禁となったのは、瞳たちとともにアニメ業界を盛り上げる心強い面々。市の観光課職員・宗森周平役には、工藤阿須加。アニメの企画で秩父を盛り上げようと奮闘する、実直な青年を好演している。工藤は「僕自身、アニメが大好きなので今回この作品に携わらせて頂けて嬉しかった」と出演への喜びを語った。
劇中アニメ「サバク」と「リデル」に参加する作画スタジオ「ファインガーデン」所属のアニメーター・並澤和奈役には、現在放送中のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にも出演する若手注目株・小野花梨。“神作画”で話題の人気アニメーターとして、瞳たちからも頼りにされるキャラクターだ。
「サバク」の主人公・トワコ役を務める声優・群野葵役には、『ウマ娘 プリティーダービー』、『デジモンアドベンチャー：』で知られる人気声優の高野麻里佳。アイドル的人気から支持を集める声優という設定で、監督の瞳とは何かと衝突することも…。高野は俳優として、本作が初の実写映画出演となる。
「サバク」の制作会社「トウケイ動画」の制作デスク・根岸役に前野朋哉、同じく「トウケイ動画」の宣伝マン・越谷役には古舘寛治が。根岸と越谷は仕事柄一緒にいることも多く、2人でドライな行城（柄本）を目の敵にしているが、それぞれ実はアニメ制作にかける熱い思いを秘めている、という役どころだ。
さらに、「サバク」の脚本・シリーズ構成の脚本家・前山田役を徳井優、「ファインガーデン」の社長兼アニメーター・関役を六角精児が担当。そのほか、矢柴俊博、新谷真弓、松角洋平、水間ロン、視みのすけ、前原滉が出演する。
