藤原大祐「“役者としての人生が始まった”と感じた、僕の全ての始まりと言える作品」 映画「愛のまなざしを」公開記念カウントダウン特集 第2弾

特集・インタビュー
2021年11月10日

鬼才・万田邦敏監督が「UNloved」「接吻」に続き、万田珠実と3度目のタッグを組んだ映画「愛のまなざしを」が間もなく公開。そこでTV LIFE webでは、公開記念カウントダウン特集と題して、連日出演者のインタビューをご紹介! 第2弾に登場するのは、この映画で主人公の息子役を演じている、今最も注目度の高い若手俳優の1人、藤原大祐さん。すでにさまざまな話題のドラマに出演しているものの、実はこの映画が彼の役者人生の原点だった。果たして、彼が初めての現場で感じたこととは…? 幼少期から大好きだったという映画話や、これからの目標など、彼の“今”に迫ります!

 

◆今回の出演はオーディションで決まったそうですね。

はい。映画の撮影があったのは2年前の秋で、それが僕にとって生まれて初めてのオーディションでした。お芝居をするのも初めてで。でも、全く緊張しない性格ということもあって、ワクワクしながらオーディション会場に行ったのを覚えています。

◆ということは、初めての撮影現場でもあまり緊張はなく?

撮影初日は、“映画の現場って、どんな感じなんだろう?”というドキドキ感がありました。でも、やはり緊張はなくて、楽しみのほうが大きかったです。それに、いざ現場に入ってみると想像していたものと違うことが多くて、いろんな刺激を受けました。例えば、僕の勝手なイメージだったんですが、役者は出番がくるまでずっと控室で待機していて呼ばれたらいく、と思っていたんです(笑)。でも、万田組は、基本的に現場の近くで皆さんと集まっている時間のほうが多くて。そのおかげでスタッフさんや共演者の皆さんと一体となって1つの作品を作り上げているという気持ちになれましたね。

◆初めてお芝居をするという経験はいがでしたか?

それまでにも演技のレッスンは受けていましたが、やはり現場で役を演じるとなると全然違いました。とはいえ、事前にリハーサルの時間があったりと、いろいろ準備をさせてもらえたんです。そのことで、ただ言われたことを形にするのではなく、監督の意向を聞き、お互いの考えをディスカッションしながら役をイメージしていけたのが良かったですね。

◆監督の演出で印象的だったことはありますか?

すごくリアルさを追求されているなと感じました。特に監督が大事にされていたのが、身体の動き。「人って、会話をしている時も手を動かしたり、何かしらの動作をしているよね」とおっしゃっていて。それを聞いて、“確かに!”と思いました。お芝居って、どうしても相手にせりふをしっかり伝えることに意識がいって、身体の動きが止まってしまうんです。でも、今回の作品ではそれを極力なくそうとされていて、「かなり難しいと思うけど、よろしくね」と言われました。

◆実際はどうでしたか?

かなり難しかったです。でも完成した作品を観た時に、ものすごく動きが自然に見えたので、“なるほど、こういうことか!”と。その時、監督がおっしゃっていたことの意味が、本当に分かった気がしました。

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