東京の名所ランキングを大発表！市川右團次が伝授する“歌舞伎の通”の行動とは　浅草寺、日本橋の現地調査も『林修の今知りたいでしょ！3時間SP』

『林修の今知りたいでしょ！3時間SP』下段左から）林修、市川右團次、宮澤エマ　上段左から）伊沢拓司、伊集院光　©テレビ朝日

4月4日（木）放送の『林修の今知りたいでしょ！3時間SP』（テレビ朝日系　※一部地域を除く　午後7時～9時54分）は、今だからこそ知ってほしい「東京の名所ランキング」を送る。

普段は教える立場の林修が生徒となり“今”をコンセプトに、「食」や「健康」からニュース性の高い「時事ネタ」まで、国民が“今”知りたいテーマを、さまざまなジャンルの専門家のもと深掘りして学んでいく『林修の今知りたいでしょ！』。

今回の放送にて、前身番組『林修の今でしょ！講座』のスタートからゴールデン放送10周年を迎えることに。林は「正直に言って、信じられない」と言いつつ、初回放送の映像が披露されると、当時の自分が放ったある発言に対して「こんなこと言ってたんだ!?」と驚く場面も。「体形も丸くなりましたけど、内面もだいぶ丸くなりましたね」と感慨深げに語った。

そんな記念すべき回に送るのは、インバウンドブームで多くの外国人観光客が日本を訪れる“今”だからこそ知りたい「東京の名所ランキング」。歴史のプロたちに投票してもらい、集計してランキングした中からベスト15を大発表。数ある名所の中から1位に輝くのはどこなのか。

バカリズム進行のもと、林と共に学友の伊沢拓司、そしてゲスト学友の市川右團次、伊集院光、4月9日（火）スタートの『Destiny』に出演する宮澤エマが見届ける。ランキング発表と共に、歴史のプロたちによって名所に隠されたスゴさの秘密や知られざる誕生秘話も明かされ、林や学友たちは感動と驚きの連続に。

歴史のプロに選出されたランキングには、外国人観光客が大行列を成す絶景が望める建築や、重要文化財にも指定されている国家的近代建築、100年以上前に革新的な技術で誕生した東京の玄関口、さらにはちょっと意外な歴史的名所まで、多彩なスポットがランクイン。

その1つが、明治時代に建てられ、これまでの4度の建て替えを経て現在の姿に至った「歌舞伎座」。日本で体験したい伝統文化で1位に挙げられるなど、すでに外国人観光客にも人気の名所だが、歴史のプロは、世界のエンタメに影響を与えたある舞台装置に注目。

実は、その舞台装置は1758年に発明された歌舞伎発祥のもので、現在の歌舞伎座にも受け継がれているだけでなく、今や世界中のオペラハウスにも導入されているという。

ほか、歌舞伎発祥で現在のエンタメでも使われている演出手法なども紹介されると、宮澤は「えー！そうだったんだ!? 知らなかった」と驚き、伊集院は「面白いなぁ」と感心。一方、市川からは歌舞伎を楽しむ見方も紹介され、あることをすれば“歌舞伎の通”だと一同に伝授する。

ランキングには「首都高速道路」もランクイン。通称「ヤマタノオロチ」と呼ばれる箱崎JCTをはじめ、絶景スポットとして写真集も出るほど人気の首都高だが、歴史のプロは「世界初の都市高速」として絶賛し、「日本の誇るべき発明品」と言う。

ただでさえ都心での高速道路計画は困難を極める上に、1964年の東京オリンピック開催が決定。道路整備が急務となる中、限られた公用地を最大限有効に使った「空中作戦」なるものによって完成することができたというのだ。誕生の裏側を知った林は「解決していくことに向けてのパワーが、今とレベルが違う気がしますね」と驚嘆する。

また、ランクインした名所の中から、林と伊沢が現地へ赴き調査も。その1つが、外国人観光客にも大人気の「浅草寺」。

歴史のプロによると、浅草寺には日本の職人技が光り、「革新的技法で燃えにくいお寺」だと評価。1400年の歴史の中、浅草寺は火事や地震などによって20回近くも再建を繰り返してきており、66年前に建てられた現在の本堂には数々の驚がくの職人技が隠されているという。その事実を知った上で浅草寺を見た林＆伊沢は「全然（そう）見えない！」と驚く。

さらに、2人は世界的大都市「東京」の原点であり、「徳川家康のスゴい都市計画」によって生まれた「日本橋」も調査。江戸で最初に開発された日本橋だが、なぜ家康は江戸の原点として日本橋を選んだのか。そこには2つの理由があり…。林は「歴史的、経済的、文化的にも非常に重要なポイントだったんだなと再認識しました」と納得する。

誰もが知る東京の名所でありながら、歴史のプロ視点で明かされる事実に驚かされる今回の放送。そんな“スゴい”東京の名所の中から、第1位に輝く場所とは。