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いきものがかり・水野良樹「音楽やっててよかった…」『阿久悠をめぐる対話』Eテレで9・23放送

『ETV特集「いきものがかり水野良樹の阿久悠をめぐる対話」』『ETV特集「いきものがかり水野良樹の阿久悠をめぐる対話」』が、Eテレにて9月23日(土)後11・00放送。収録を終えた水野からコメントが到着した。

 この番組は、今年で没後10年を迎える作詞家・阿久悠の軌跡を、いきものがかりの水野良樹がたどり、自分の目指す歌を問うドキュメンタリー番組。水野は、阿久悠と共にピンク・レディーを生み出したディレクターや糸井重里、いしわたり淳治、秋元康などと阿久悠をめぐる対話を重ね、日記を読み、未発表詞「愛せよ」の作曲に挑む。同曲の制作には、いきものがかりをはじめ数多くのアーティストを手掛けるサウンドプロデューサー・亀田誠治が参加するほか、歌は山本彩が担当。レコーディングの模様も披露される。

 水野は、番組プロデューサーが担当する別番組に出演したことが、今回の出演のきっかけだったと説明し、「『番組作りのヒントにしたいから、阿久悠さんについて思っていることがあったら連絡ください』と言われ、結構長文で送ったんです。そしたらそれを面白がっていただいて、今回出演させていただくことになりました。まさか僕の送った長文が特集番組につながるなんて思ってもいなかったです」とコメント。

 敬愛する阿久の書く詞について「すごく映像的」と絶賛する水野は、「まるで映画のように1つの歌の中にも視点がさまざまに設定されていて、聴き手は歌を聴くだけでいろんな世界に行ったり、いろんな感情を味わえる。(視点が)目まぐるしく動くのが、阿久さんの詞の醍醐味だと思います」と力説。中でも一番思い入れの強い曲は「あの鐘を鳴らすのはあなた」(72年)だといい、「『あなた』の三文字は、当時の人だけでなく現代の自分たちをも指してるように感じられて、僕自身もそうやって時代や文化、価値観を超えていく大きな器を持った歌をいつか書きたいとすごくあこがれていました」と。

 番組で、未発表詞「愛せよ」の作曲に挑んだ水野。プレッシャーもあったそうだが、「例えばスポーツ選手だったら、亡くなった選手と対決はできないけど、歌だとそういうことが可能になる。そこに阿久さんがいるかのように、と言ったらドラマチックに言いすぎかもしれないですが、そういう感覚でやれたのはうれしかったです。音楽をやっててよかったなと思います」と制作を振り返る。

 また、「愛せよ」の歌唱を担当する山本については「阿久さんは時代、時代とおっしゃっていた方なので、今の時代の空気に近いところで活躍されている方が阿久さんの歌を歌っていただくのにふさわしいと思い山本さんを提案させていただきました。素晴らしく真っすぐに歌っていただいてよかったです」と手応えを語った。

 最後に水野は「阿久さんが偉大であることは間違いないですが、偉大であるからわざわざ金屏風つけて照明当ててキラキラさせる必要があるかといったらそうではない。すごくフラットに阿久悠という作詞家に迫った番組になってる気がします。80年代、いわゆるヒットから少し遠のいていったときに、阿久さんがどのように考えてらっしゃったんだろうということを、僕なりに向き合ったので、これまであまり見たことのない阿久さんの姿を皆さんに伝えられるんではないかと思います」とメッセージを送った。

『ETV特集「いきものがかり水野良樹の阿久悠をめぐる対話」』は、Eテレにて9月23日(土)後11・00放送。

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