岡田准一がしんのすけとお尻ブリブリ!『クレヨンしんちゃん』でアフレコに挑戦

エンタメ総合
2019年05月15日

『クレヨンしんちゃん』 岡田准一が、5月17日(金)放送のテレビ朝日系『クレヨンしんちゃん』(後7・30)に出演。5夜連続ドラマスペシャル『山崎豊子 白い巨塔』(5月22日(水)~26日(日)後9・00)とのコラボショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」に、財前准教授役で登場する。

 『白い巨塔』は、山崎豊子が巨大病院を舞台に描いた社会派小説が原作。岡田が野心家の外科医・財前准教授を演じる注目作だ。それに合わせて5月17日(金)の『クレヨンしんちゃん』でも、“白い巨塔”を思わせる大病院、その名も“スゴい巨塔”を舞台にしたショートアニメ「スゴい巨塔だゾ」がオンエアされる。

 アニメでの財前准教授は、野原しんのすけ(声・小林由美子)の部下という設定。野原教授から “非常に大切な患者”の手術を任され、手術を成功させれば教授になれるという約束を取りつけた財前が、懸命に治療に当たろうとするという内容。果たして、財前を待ち受ける“ある患者”とは…。

 これまでにもアニメや吹き替えなどで声優経験を持つ岡田は、すぐさま今回の役のコツをつかんだ様子。その演技に好感触を覚えたのか、監督の求めるハードルは徐々に上がり、細かな声の出し方など、絶妙な指示が飛んだが、岡田はしっかり対応し、小気味良いラリーがしばし展開。岡田の芝居へのストイックさがにじみ出ているようで、『クレヨンしんちゃん』らしいコミカルなストーリーの収録にもかかわらず、スタジオはドラマの世界さながらの心地よい緊張感に包まれたという。

 アフレコ終了後には、しんのすけと初対面。『白い巨塔』にちなんだ白衣姿で「ほほ~い!」と突き抜けたテンションでスタジオに飛び込んできたしんのすけを、岡田は「しんちゃん、はじめまして!会いたかったよ!」と熱烈に歓迎した。

 しんのすけは「岡田君みたいな強い男になりたくて、“鍛えているところ”があるんだゾ」と告白すると、すかさず後ろ向きになって白衣をまくり上げ、「ブリブリ~ブリブリ~」とお尻を振りながら、「岡田君は、オラみたいにお尻を鍛えてる?」と質問。岡田は「毎日、鍛えてるよ!ブリブリやってる!」とノリノリで即答。最後には「ではご一緒に」としんのすけに誘われて、一緒にお尻をブリブリしてみせるという神対応を見せた。

 さらに、しんのすけから「オラとコラボしてみてどうだった?」と聞かれると、岡田は、「しんちゃんに会えると思っていなかったからうれしかったよ!」と答え、「真剣に録ってもらえて、しっかりとアニメの世界に落とし込んでもらえたのがありがたかった」と、感謝の言葉を述べた。

『クレヨンしんちゃん』<岡田准一コメント>
◆しんちゃんと会った感想は?

しんちゃんは、子供の頃からずっと知っていますし、デビューも僕より早い“大先輩”なので、お会いできて感激しました! 『白い巨塔』にちなんで白衣を着てもらえたのもうれしかったです。いつもかわいいですけど、白衣姿もかわいいですよね。

◆しんちゃんは“嵐を呼ぶ5歳児”ですが、岡田さんが5歳の頃はどんな男の子でしたか?また、ご自分としんちゃんに共通する点などはありますか?

わりと無口、だけど元気で外で遊ぶのが好きでした。うんていばかりしていましたね。あとは何かをやり始めたら、ずっと止めない子でした。当時、ローラースケートがはやっていて、僕もやっていたんですが、転んでも転んでもやり続けてけがばかりしていたみたいです。自分ではあまり覚えていませんが、親からはそう聞いています。
自分としんちゃんの共通点は、探したことがないですけど(笑)しんちゃんは最強ですよね。そんな、しんちゃんのようなバイタリティは欲しいです!ただ、共通点は、あまりないかもしれません(笑)。

◆自分がアニメキャラクターになったこと、そのアフレコをしたことについての感想は?

細かく演出してくださってありがたかったですし、アニメの中にしっかりとキャラクターとして入れ込んでもらえて、ありがたかったですね。自分自身がアニメの中ではこういうふうに描かれるんだなあ、と画面を見ながらアフレコをして、非常に面白かったです。

◆『白い巨塔』と『クレヨンしんちゃん』のコラボを楽しみにしている皆さんへのメッセージを。

『白い巨塔』本編とは違う、しんちゃんと一緒にいるからこその財前が観られるので、そういったところを楽しみにしてもらえれば、と思います。

◆『白い巨塔』の見どころは?

原作の、昭和の時代から褪せることのない人間ドラマも色濃く反映されていて、どろどろとした部分もあり、脂ののった男の幸福と絶望が描かれています。エンタメ要素たっぷりなドラマなので、クレヨンしんちゃんファンの方にも、きっと楽しんでいただけると思います!

©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK