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長谷川純「僕よりも喜んでくれたのが母親」舞台「京都 都大路謎の花くらべ」制作発表

舞台「京都 都大路謎の花くらべ」 東京・新橋演舞場で8月に上演される山村美紗ミステリー「京都 都大路謎の花くらべ」の制作発表会見が行われ、波乃久里子、喜多村緑郎、河合雪之丞、長谷川純、山村紅葉、中村梅雀が登壇した。

 本作は、平成18年9月に山村美沙没後10年追悼「京都 都大路謎の花くらべ」として南座で上演。その後、平成22年10月に第2弾「京都 花灯路恋の耀き」、平成27年10月に第1弾をリニューアルした「京都 都大路迷宮の恋めぐり」を南座で上演。今回は、これまで「黒蜥蜴」「犬神家の一族」を手掛けた齋藤雅文が脚本・演出を手掛け、新橋演舞場で初めて上演される。

 波乃は「70年近く役者をやっておりますが、ミステリー初めて、クラブのママも初めてでございます。夏の暑さを吹き飛ばすような素晴らしい舞台にしたいと思っております」と。

 喜多村は「また新橋演舞場で新派公演として立てることは、こんなにもうれしいことはございません。長谷川純君とは、一度京都のある時代劇でご一緒させてもらいまして、それがご縁で少年隊の東山(紀之)さんを紹介していただき、一緒にふぐを食べながら深く演劇論を語り合った。そんな素晴らしい好青年の純君をこんなに早く舞台でご一緒できるとは、本当に夢のように思っております」と長谷川との共演を喜んだ。

 そんな長谷川は「今回、日本一歴史のある新派さんに大御所の皆さんとご一緒させていただく機会を頂き、大変緊張しております。僕は『渡る世間は鬼ばかり』という映像作品でも泉ピン子さんをはじめとするいろいろな方々とお芝居をしてきましたが、今回は演劇の大御所の方々とお芝居をやらせていただくということで、ここ近年感じたことのない緊張です」と緊張の面持ちであいさつを。

 紅葉は「母の作品はいくつもドラマ化されていますが、母が生きている時に舞台化されたものは1本もなく、東京の大劇場でも初めてでございます」と明かし、「トリックの解明と場面転換がクリアしても、キャスティングでもめることが多かったです。『美男美女で書いてるから、きれいな人じゃなきゃ嫌だ』『演技力も必要』と。母が亡くなってから23年たちますが、この素晴らしい皆さんでこの作品ができることは、母も納得してくれるなと思う方々に出ていただけて本当にうれしいです」と新派での公演を喜んだ。

 中村は「新派さんの舞台も初めて、山村美紗さんの作品に出るのも初めて、そして舞台で刑事を演じるのも初めてです。1つナゾが解けたのは、山村美紗さんは美男美女しか出さなかったということで、生きているうちはかなわなかったんだなと、ようやくナゾが解けました」と自虐ジョークで会場を笑わせた。

 意気込みを聞かれた河合は「女形として女優さんと共演させていただくことが新派の特色だと思います。芝居に溶け込んでるけど、女形としての魅力を出していこうかなというのはどのお芝居でも重要だと思っております。今回の現代劇でも、女形の存在感をきちんと出しつつ、異物ではないようにできるように精進したい」と。

 そして、大御所の方々との共演で楽しみにしていることは?と問われた長谷川は「新派さんのもとでお芝居ができるということが、僕の中で一番の喜びであり、驚きでした。まず、僕よりも喜んでくれたのが母親で、山村美紗さんの作品を読んでいたそうで。8月に旅行の予定を入れていたそうなんですが、報告した次の日にはキャンセルをし、『早くお知らせしなさいよ。早く新橋演舞場の公演に、めっちゃ行きたい!』と言われ、初めて母親の口から『めっちゃ』という言葉を聞きました」と明かした。

 また、劇中で歌やダンスを披露するかもという話題が出ると、演出の齋藤が「せっかく長谷川君が出ているので、『Can do!Can go!』とかできないかな。全部で4曲くらい披露できれば」と構想を明かした。

「京都 都大路謎の花くらべ」は東京・新橋演舞場で、8月3日(土)~17日(土)まで上演される。

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