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「心のお薬のようになれたら」Leolaインタビュー「Rainbow」でメジャーデビュー

「心のお薬のようになれたら」Leolaインタビュー「Rainbow」でメジャーデビュー

ハワイ語で“太陽の歌声”を意味する女性シンガー・Leolaが、4月27日リリースの「Rainbow」でメジャーデビューを果たす。サーフミュージックを基調にしたサウンドと、緩やかで優しい歌声を武器に持つ彼女が、現代の音楽シーンで表現したいものとは──。

私の歌声が聴いてくださる皆さんにとっての太陽であれたら

――これまでは本名で音楽活動をしていたそうですが、Leolaというアーティスト名でデビューすることになって意識の変化はありましたか?

 名前を変えたことで、アーティストイメージや、アーティスト像について考えるようになりました。それまでは本名で活動していたので、歌っているときの私、歌っていないときの私、これまで育ってきた私が混在していたんだと思うんです。でも、「Leola」と名付けたことで選ぶ音や言葉、歌い方にしても、捉え方というか、判断基準ができたように思います。

――アーティスト名には、どんな思いが込められているのでしょうか?

「Leola」という名前は、心に雨は降らせたくないと願って付けた造語なんです。ハワイ語で〈Leo〉は声、〈la〉は太陽を意味する言葉。自分の創り出す音楽、私の歌声が、聴いてくださる皆さんにとっての太陽であれたらという思いを込めています。

――Leolaさんの音楽スタイルである〈ビーチ・ミュージック〉とは、具体的にどんな音楽なのでしょうか?

 ビーチ・ミュージックは自然の中にあって、あまり人の手が加わっていないイメージです。なるべく素の声が届くシンプルなサウンドアプローチであったり、音の良さ、声の良さ、歌詞の良さが真っすぐ伝わる音楽ですね。私の声をたくさん聴いていただきたい、歌詞の中に落ちている小さなメッセージを拾ってもらいたいという思いからこのスタイルにたどり着きました。

――そういったスタイルに行き着いたのは、どんな経験が影響したと思われますか?

 自然に囲まれた環境で幼少期を過ごしたので、素朴な愛情を持って生活している人って素敵だなという気持ちはずっと持っていました。あとは、海辺で生活している人たちの考え方も。サーファーの皆さんもそうですけど、ビーチを愛してる方々って人に対しても自然に対しても大きな愛を持っているじゃないですか。そういうコミュニティーの中にいると心地良く感じられたり、自分もそうありたいなと強く思えた経験が大きいです。

――ご自身がそういったカルチャーに触れたきっかけは?

 私が所属している事務所に、アンジェラ・磨紀・バーノンさんというプロサーファーがいらっしゃって、彼女は障がいを持つ子供たちに海やサーフィンの魅力を伝えるボランティアのサーフィンスクール「Ocean’s Love」を主催しているんです。私も2年前にその活動に参加させていただいたのですが、サーファーさんとのコミュニケーションや子供たちと遊んだ時間がとても温かくハッピーでした。ビーチ・ミュージックというスタイルが生まれるきっかけは、そこだったと思います。それまでは、自分が好きな音楽と自分のできる音楽が重ならないジレンマがあったんです。でも、ビーチ・ミュージックというスタイルと出会って、「私にもできる!」ってしっくりきたんです。

――そんなビーチ・ミュージックで表現したいものとは?

 小さいころの原体験を通して、大自然の中では自分の存在なんてちっぽけだと教えられてきたけど、そんな非力な自分もそこにあるものを守る1人でいたいんです。人は自然とともに存在しなければならなくて、かといって文明というか、新しいテクノロジーを取り入れていくべきものでもある。そう考えると、人を愛して、自然も愛して、発展していく社会も愛して、そのいずれへの愛も歌にして感じてもらえたら最高だと思います。人は自然を汚すとか壊すだけだという考え方もあるかもしれないけど、必ず共存できるはずだと信じたいんです。Leolaという歌い手が人と自然との架け橋になることができたら、この上なく幸せですね。

「Rainbow」が心のお薬のようになれたらうれしいです

――
デビュー曲となる「Rainbow」はご自身で歌詞を書かれていますが、どういった思いを込めたのでしょうか?

 もともとデモ音源に仮歌詞が付いていて、夢を追いかける人への応援ソング的な内容だったんです。で、自分ならどんな人を応援したいか考えたときに、友達の顔が浮かんだんです。その友人はいつも頑張っているんですけど、ちょっとしたことで落ち込んでしまったり、そこから抜け出せなくなってしまうタイプで…。でも、すごくヘコんだことがあっても、「この経験があるから次がある」と思えたら、ネガティブもポジティブに変わることってある気がするんです。物事って捉えようだと思うんですよね。そんなことを考えながら、友達の顔を思い浮かべて歌詞を書いたので、言葉も具体的なチョイスができたと思っています。

――歌詞全体から、Leolaというアーティスト名に込めた思いも伝わってくるような気がしたのですが?

 わぁ、うれしい! 私も曲が出来上がってから「重なった!」と気づいたというか。不思議ですよね。私が歌うことで心が晴れたらいいなっていう思いは常に持っているので、それが歌詞にも表れたんだと思います。「Rainbow」というタイトルも、雨が降って太陽が差し込むことで虹が出来るので、私が伝えたいメッセージとしてもハマるなぁと思って提案しました。

――この「Rainbow」は、どのように聴いてもらいたいですか?

 ちょっと精神的に疲れたときや、ハァーっとため息が漏れるときに聴いてほしいですね。ふと耳にして安心できたとか、肩の力が抜けたとか、心のお薬のように私の歌を聴いてもらえたらうれしいです。

――これから音楽活動をしていく中で表現したいことはありますか?

 私の音楽は詰め込みすぎないので、聴く人によっては物足りないって思われるかもしれないですけど、音の隙間にも思いのかけらは存在していて、それすらも愛おしく感じてもらえたらと思っています。曲間のちょっとしたブレイクだったり息使いにも、途切れず思いは続いている。表現方法としては、ずっと弾き語りをやってきたので、音源としても限りなくシンプルで息使いまで伝わるような曲も作ってみたいです。

――ライブもLeolaさんにとって大切な表現の場だと思います。理想のライブ像や目指したいパフォーマンスの在り方ってありますか?

 聴いてもらいたいのは声とメッセージ。ライブで皆さんの中に入ってくる音のすべてが心地よくあってほしいです。もう少し言ってしまうと、日常からも、嫌な出来事があったとしたらそこからもリセットされる場所にしていきたい。お客さんが私のライブを観て帰られるときに、会場に入ったときよりもハッピーな気持ちになれたり、私の声で心の曇りが晴れるようなパフォーマンスができるアーティストでありたいです。

 

リリース情報

「Rainbow」
4月27日(水)発売
初回生産限定盤 1500円(税込)(CD+DVD)
通常盤 1000円(税込)(CD)


PROFILE

Leola●れおら…3月14日生まれ。A型。高校1年生からギターを始める。好きなアーティストはシェリル・クロウ、ミシェル・ブランチなど。


●構成:MELANIE TADA

 

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