西島秀俊「今年はダンスして、長い物を振り回したい」ゲッターズ飯田が『警視庁アウトサイダー』キャストの運勢を発表

西島秀俊主演ドラマ『警視庁アウトサイダー』（テレビ朝日系　午後9時～10時　※初回拡大スペシャル）が、1月5日（木）スタート。放送に先駆け、同日に取材会イベントが行われ、西島、濱田岳、上白石萌歌が登壇した。

『警視庁アウトサイダー』は、西島秀俊が見た目は極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児、濱田岳が一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔、上白石萌歌が安定した就職先として警察を選んだ新米刑事・水木直央というクセの強いキャラクターにふんする、前代未聞のミステリー。誰にも言えない秘密を腹の底に潜ませる3人が、自らの思惑のために手を組み、互いに互いを利用しながらさまざまな難事件に挑む姿を描いていく。

そんな本作の取材会イベントが1月5日（木）に開催され、西島、濱田、上白石が登壇。登壇前には第1話の先行試写も行われ、まず「とにかく見た方に楽しんでいただけて、それでいてどこかジーンとするようなドラマにしたいと思って撮影しているので、少しでも皆さんの心に触れるものがあれば」と西島が思いを。

第1話から西島演じる架川の強烈なキャラクターを存分に楽しめるが、「脚本の髙橋泉さんがすでにとても面白いキャラクターを描いてくださっていたのですが、木村ひさし監督がさらに役を膨らませてくださり、思ってもみなかった役になりました」と。「ティザーは結構ハードな雰囲気で撮っていたので、ドラマを見た方から『全然違うじゃないか！』と言われないかがちょっと心配（笑）」と不安も打ち明けた。

続けて、濱田も自身のミステリアスな役柄を「僕自身のキャリアの中でもそんなにやったことがない、チャレンジングなキャラクター」と述べ、初めて刑事役に挑む上白石も「私は普段あまり言いたいことを言えないタイプなので、この役を演じているととても気持ちがいいです」とそれぞれ充実した表情を浮かべた。

またイベントには、スペシャルゲストとして占い師・ゲッターズ飯田が登場。早速「3人の中で今年最も運勢がいい人」は上白石と発表され、マイクを使うのを忘れるほど、素のリアクションで喜ぶ上白石。続けて濱田、そして西島という結果が伝えられる。

ゲッターズいわく、西島は「運気が悪いというよりも、ここからガラっと人生が変わってくる。今までと全然違う役がきたり、殻を破っていくことになる」そう。「ダンスをすれば運気が上がる」というアドバイスには「僕、ダンスは一番ダメなんです…」と吐露しつつ、「長い物を持つと成功する星を持っている」とも告げられると、「ダンスをして、長い物を振り回したい」と意気込んだ。

続けて、「この中で最も“アウトサイダー”な人」を問われたゲッターズは上白石と回答。「根が変態の星を持っている」といい、まさかの発言に一同は騒然。しかし、「ルールを変えるとか、革命を起こすとか、そういった部分で“枠にハマらない”ということ。芸能に非常に向いていますし、2023年は若い人に注目される運気も」とのことで、上白石は「今年は、すでにいい1年になりそうな気がします」とほほ笑んだ。

また、記者との質疑応答中には「架川は血を見るとクラっとする一面があるが、皆さんが最近クラっとしたことは？」という質問が。これについて、西島は「ゲッターズさんに『ダンスをして』と言われてから、『何のダンスがいいんだろう…』と実はずっと考えてクラクラしています」と告白。

対して、濱田は1月4日に東京ドームで開催された「WRESTLE KINGDOM 17」を西島と共に現地で観戦したと明かし、「初めてプロレスを体感したのですが、本当にすごかったです」と興奮した様子で語る。同大会では、第1話にゲストとして登場するオカダ・カズチカがIWGP世界ヘビー級王座を奪還したが、「撮影でご一緒させていただいたこともあり、いち選手をただ応援する感覚とは違って、拍手もできないほどに力が入ってしまった」と濱田。

オカダから伝授された技を劇中で披露する西島も、「撮影の時からオーラがすさまじくて、本当にヒーローだと思っていた」とオカダを称賛し、「昨夜から興奮して寝られていない」とその激闘を振り返り、目を輝かせた。

第1話の見どころについては、「謎解きの部分が面白いです。二転三転して予測のつかない展開をするのでそこをぜひ見ていただきたいのと、その奥に人間ドラマがあり、楽しくてジーンとするお話になっていると思います」と西島。

濱田は「ティザーを見てからドラマを見ていただくと、まずその差に『そういうアウトサイダーか！』となり、キャラクターたちの表情の豊かさに『そっちのアウトサイダーね！』となり、第1話の最後には『ほう、そういうアウトサイダーか！』という、“アウトサイダー”のフルコースのような状態。いろんな“アウトサイダー”を楽しんで」とユニークにアピールする。

そして、上白石は「『現場の雰囲気って、見ている人たちにも伝わるから楽しくやっていこうね』というのを西島さんがおっしゃっていたのですが、本当にその通りだなと思っています。現場で生まれる笑いや緊張感、そういうものがダイレクトに伝わる作品になっていると思うので、一緒にいろんな気持ちを皆さんに味わっていただきたい」と呼びかけた。