樋口幸平＆増子敦貴が『体感予報』撮影秘話で大盛り上がり！「2人でイチャイチャしていて、笑いが止まらなくなり…」

樋口幸平と増子敦貴（GENIC）がW主演を務めるドラマ『体感予報』（MBSほか　毎週木曜　深夜1時29分ほか）のファン感謝祭が9月14日（木）に開催され、両名が登壇した。

コミックシーモアなどで累計DL数1,000万を突破、「BLアワード2023」コミック部門1位、「電子コミック大賞2023」BL部門を受賞するなどの話題作「体感予報」を、大ヒットBLドラマ『オールドファッションカップケーキ』を手掛けた加藤綾佳がメイン監督を務め、今をときめく若手俳優・樋口幸平と増子敦貴のW主演で実写化した本作。

スーパー戦隊シリーズでも主演を飾る樋口が、爽やかなルックスと超俺様な性格を持つ気象予報士・瀬ヶ崎瑞貴役、男女7人組ダンス＆ボーカルグループ・GENICでも活躍する増子が、瀬ヶ崎に言いなりの売れないエロ漫画家・棚田葉役を熱演。“瀬ヶ崎の言うことを全部聞く”という契約から始まる同居生活を美しくも艶やかに描いた本作は、放送直後から世界中のファンを魅了し、SNS上でも毎週話題を呼んでいる。

そんな本作のファン感謝祭が9月14日（木）に開催され、樋口と増子が登壇。まず、イベントでは現場での様子をスクリーンに映し出し、2人が共に撮影を振り返っていくことに。まず撮影の合間、樋口が増子をバックハグしている写真が写ると、樋口は「公式さんがメイキングを（SNSに）上げると、“幸平君、あっちゃん（増子）のこと好きだね”ということをよく言われているのですが、違うんです。あっちゃんが僕のことを好きなんですよ。これも“抱きしめてほしい”みたいな顔してるじゃないですか！（笑）」と。

これに対し、増子は「まさか撮られてるとは思わなくて」と驚きつつ、「幸平はすごく意地悪なので、こういう時にずっと耳元でささやいてくるんですよ（笑）。でもね、これ皆さんは分からないと思うんですけど、あったかいんですよ。僕しか味わっていないから」とドヤ顔を披露した。

続けては、先週放送の第4話から、樋口が増子にミニ扇風機で風を当てているオフショットが。これについて、樋口は「この時、2人でめちゃめちゃイチャイチャしていたんですよね。ずっと蹴り合ったりして遊んでいたら笑いが止まらなくなって（笑）。本番も危うく笑いそうになるという…」と裏話を。増子も「（SNSで）写真を見てくださった方は分かると思うのですが、ヘッドロックとか決めてくるんですよ！（笑）」と明かし、そのラブラブぶりを見せつけた。

最後に登場したのは今夜放送となる第5話から、キス寸前の瑞貴と葉の写真。キスシーンやベッドシーンの撮影について、樋口は「“こうしてみよう”というような提案は、それまで僕から言うことが多かったんです。でも、このシーンはあっちゃんがすごく主導的に動いてくれた回で。初めて自分からキスする葉を今日は見られると思います」と語ると、増子も「このシーンに命を懸けすぎ…というほど懸けていたかもしれません（笑）」とアピールした。

さらに、“明日は雨なのでこの男は俺を抱くだろう”という葉のせりふが印象的な本作にちなみ、「雨の日のデートお誘い対決」という企画を開催。雨の日に相手をデートに誘う際のフレーズを実演し、より多くの観客からの拍手を得られた方が勝利というものだ。

樋口は増子の耳元で「今日は雨だから家でゆっくりして、夜は俺の部屋で寝よう？」と役柄さながらセクシーにささいたかと思うと、増子は樋口をバックハグしながら「雨だから出たくないよね。でも、俺がおまえの傘になってやるよ。準備は…Are you ok？」と珍（？）発言を。これには樋口も「すっごく不快（笑）」とツッコみつつ、「（増子が）抱きしながらずっと緊張で震えていたのがかわいかった」とまんざらでもない表情を浮かべた。

そして、結果は樋口の圧倒的勝利となり、罰ゲームとして番組特製シールを増子の顔に貼っていくことに。口元にハートのステッカーを張ろうとする樋口の指を増子がかもうとするなどラブラブぶりを見せる2人に、観客は大盛り上がり。そんな中、増子は「僕だけ（シールを）貼られているのって、満足いかないと思うんです。きっとお客さんは、瑞貴がこういうのを貼られているともっとかわいいって思うはず」と樋口にもシールを貼り返し、観客からは「かわいい」と黄色い声が上がった。

イベントも折り返しに入る中、原作者の鯛野ニッケから2人へのサプライズでメッセージが到着。「お2人が見せてくださった情景は、まさに“体感予報”そのものでした。あんなに無茶だと思っていたのに、ドラマ化がこんなにも魅力的な形でかなえられてしまいました」など、2人への感謝や称賛の言葉が司会から代読されると、樋口の目には涙が。

すると、樋口は「とても愛されている作品なので、原作を好きな皆さんに認めていただけるのだろうかと、瑞貴を演じることにプレッシャーや不安も感じていました。そういう感情と毎日向き合い、撮影中も“これで大丈夫かな”と葛藤している時にニッケ先生が現場にいらっしゃって。玄関から入ってくるなり、“瀬ヶ崎だ！”と言ってくださった。それがとても救いになり、自信を持っていいんだなと思えたんです」と撮影当初の心境を吐露。

対する増子は、「何よりも幸平が支えてくれた」と樋口のさまざまな心遣いを告白。「繊細な心情を描く物語なのでとても難しかったのですが、幸平がめちゃくちゃコミュニケーションを取ってくれて、僕を支えてくれて。僕よりも年下なのに、現場をいつも盛り上げ、瑞貴として生きてくれていた。それにとても助けられていたし、『体感予報』が成功した秘訣の1つだと思っています」と感謝の思いを述べた。

最後に、樋口は「このお仕事をしていて本当に良かったな、と思う1日になりました。またこのような機会をもてるよう『体感予報』をみんなで一緒に盛り上げ、また自分にとっての大切な日を増やしていきたいです。もっと一緒に楽しんでいけたらいいなと思います」とメッセージを。

増子は普段からなかなか涙が出ないことがコンプレックスと明かしつつ、本作の撮影では葉の感情とリンクしたことで自然と涙が流れたと振り返り、「僕自身、この作品を通じて初めて知ることがたくさんありました。まだまだ成長していくので、僕ら2人と…この団体の応援をよろしくお願いします！（笑）」と笑顔で呼びかけた。