7ORDERインタビュー！メンバー自身が感じる“成長”とは　4thシングル「Growing up／爛漫」リリース

安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央による7人組グループ「7ORDER（セブンオーダー）」が、11月16日（水）にメジャー4thシングル「Growing up／爛漫」をリリース。初のアニメ主題歌＆安井出演の映画主題歌という全くイメージの違う楽曲について、さらに楽曲タイトルにちなんで“知られざるスキル”や“成長”について聞きました。

◆「Growing up」（アニメ『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』主題歌）は7ORDER初のアニメタイアップです。

萩谷慧悟：ついに来たかという感じです。

阿部顕嵐：萩ちゃんアニメ大好きだからね。

萩谷：アニメのオープニングっていいですよね。地上波で流れるっていう。

◆アニメはご覧になりました？

萩谷：見ました！リアルタイムで見てたので、Twitterでみんなの反応がリアルに見られて面白かったです。

◆オープニングでは「主題歌　7ORDER」というクレジットがドーンと出て。

安井謙太郎：あれはグッときました。

真田佑馬：曲に合わせてアニメーションも作ってくれてるんですもんね。

◆楽曲の印象はいかがですか？

萩谷：コンペでいろんな曲をたくさん聞かせていただいたんですが、この曲はみんな覚えていて。あそこキャッチーだよねとか。

◆レコーディングはいかがでしたか？

諸星翔希：初めてホーンセクションでスタジオミュージシャンの方々と一緒に録りました。いろいろ教えてもらいながら。僕が一番後輩なので絶対にミスれないんですよ（笑）。

萩谷：ミスらなかった？

諸星：ミスらなかった！終わった後に「めちゃくちゃ練習してきたね」って言ってもらえて。サックスって鍵盤と違って押したらその音がバッチリ出るわけじゃなくて、自分の耳で調整しないといけないので、ちょっとのずれで変わってくるんです。でも周りのスタジオミュージシャンの方々がバッチリ音程を合わせてくれて、そこに合わせればよかったのでやりやすかったです。

◆アニメ『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』のタイトルにかけて、皆さんの“知られざるスキル”を教えてください。

萩谷：知られざるスキル…。

長妻怜央：めっちゃありますよ！耳動きます！（実演）

一同：おお、すげー！

長妻：鼻も動きます！ベロ折れます！3つに折れます！

安井：ながつが一人で全員分やってくれるよ（笑）。

◆森田さんはいかがですか？

森田美勇人：知られざるスキル…う～ん、思い当たるものがないです（笑）。

諸星：ないんかい（笑）

阿部：僕いいですか？流鏑馬（やぶさめ）ができます！練習したんです。

安井：何回くらい練習したの？

阿部：2日です！

真田：2日じゃできないでしょ（笑）。

阿部：普通はできない。10年かかるんだけど、2日でできた（笑）。証拠動画もありますよ（動画を披露）

一同：おおー！

諸星：暴れん坊将軍じゃん。

安井：これはめっちゃすごい。

阿部：「矢継ぎ早」って言って、馬の上で矢を継ぐのが一番難しいの。

真田：そもそも矢を装填するのが難しいんだ。

森田：まず馬に乗れるのがすごいよね。

諸星：僕は音だけで小田急線の特急列車の音が分かる（笑）。線路のそばに住んでたので、聞いてるうちに種類が分かるようになりました。

安井：それ面白いね（笑）。

◆萩谷さんはいかがですか？

萩谷：知られざるか…ほとんど言っちゃってるんですよね。う～～～ん…。

長妻：界王拳が使えるとか（笑）。

萩谷：いろんなものを好きになるのが早いかな。アニメもそうですし、趣味もそうですし、そこから一つ動くというか、調べたりっていうのが。

真田：僕は遅刻が少ないです。

一同：おおー。

安井：それは誰もが認めるね。

真田：基本的に30分前行動をしてるので、本当の遅刻は5回以内に収まってると思います。

安井：さなぴーから遅刻するかもしれないっていう連絡がきても、結局遅刻しないんですよ。

真田：7ORDERにいて思うことは、遅刻しないことはいいことなのか？ということ（笑）。遅刻をしないとどれだけ人生にいいことが起こるかっていうことを追求していきたいなと。

安井：さなぴーが遅刻をしないのは報われないとね。世の中間違ってる（笑）。

真田：俺も間違ってると思い始めてる（笑）。普通の社会だったらどうなるんだ！って。

安井：今は遅刻をしないことで得はしてないもんね。

真田：俺はここで言ったことによって遅刻ができなくなったね（笑）。

◆安井さんはいかがですか？

安井：僕は駐車がうまいです！

真田：駐車マジでうまいです。

安井：安全な運転がうまいんです。切り返さないで一回で行きたいタイプなので。

◆安井さん出演の映画「死神遣いの事件帖－月花奇譚－」の主題歌となった「爛漫」には、安井さんの同級生のTempalayのメンバー・藤本夏樹さんが携わってますが、どんな経緯で？

安井：主題歌をやらせていただくことが決まっていて、どういう曲にしようかって相談していたときに、さなぴーがTempalayみたいな楽曲があったらいいよねって。いい意味で“ザ・主題歌”感がそこまでないような楽曲がいいし、つながりがあるから頼んでみたら？って提案してくれて。

◆ご一緒していかがでしたか？

安井：すげえなって思いました。中高のときしか知らないので、とんでもない人間になってるなって。すごく思いを込めてやってくれたので、それがうれしかったです。レコーディングでもメンバーみんなのことを考えてくれて。いろんな話をしたんですけど、同級生から見た7ORDERみたいなことを聞くのは面白かったですね。

森田：ボーカルRECを藤本さんにしてもらって、バンドでもそうだったんですけど「もっとさらけだして好きにガーンとやっちゃって」みたいな。

真田：そんなに明確な注文じゃないんだよね。

森田：そう。注文がニュアンスっていうのが、ヤスもわりとそれが多くて。ああ、やっぱり同じ学校だとニュアンスで注文するんだなって（笑）。2人はすごく似てました。

安井：あいまいなニュアンスのことを言う（笑）。

森田：でもたぶん、お互いに好きなものが一緒だから、共通した何かがあるのかなと思いました。

安井：単に雑なんでしょうね（笑）。男子校で男しかいなくて、深く繊細な話とかしたことない。「腹へったな」「ラーメン」みたいな雑な会話しかしてないので（笑）。

森田：なるほどね。思考のノリみたいなものがあるのかもね。

安井：だからあんまりくみ取れないかも（笑）。こう思ってるかもとか考えたことないかもしれない。

真田：でもそれで成立しちゃうんでしょ？

安井：成立しちゃう。それが良くないって今すごく思った（笑）。

一同：（笑）

真田：逆に僕は女子ばっかの学校だったので、うちの学校に来たら終わってたな（笑）。

◆同級生同士が成長して、大人になって一緒に仕事をするってすてきですよね。「Growing up」ともつながるということで、皆さんが“成長”したと感じることを教えてください。

一同：（考え込む…）

長妻：ゴムゴムのピストル！

長妻以外：？？？

諸星：…そのココロは？（笑）

長妻：今まではこういうことをするのをためらってたんですけど、ためらわずにいけるようになりました（笑）。

諸星：ためらってもやってたじゃん（笑）。

長妻：ためらってやるか、ためらわずにやるかの違い（笑）。でも思いっきりやるのが気持ちいいなって。

安井：ああ、それはあるね。

長妻：これが俺なんだと自信がつきましたね（ドヤ顔）

一同：（笑）

長妻：モロさんはどうですか？

諸星：ありました！今まで家具とかまったく興味なかったんですが、最近そういうのに目覚め始めました。

長妻：何買ったの？

諸星：スピーカーを買いました！

森田：それ家具？（笑）

阿部：テーブルとかソファとかじゃないんだ（笑）。

諸星：全て自分好みにした結果、めっちゃリビングにいるようになりました。そこに座ると、俺は今すごいリラックスしてるなって感覚になるので、これはいいことなんだなって。

萩谷：僕は、買い物するときに一回悩むっていうことを覚えました。

真田：成長だな～。

安井：待って、悩んでる？悩んでなくない？

萩谷：一回店を出て、数十分後にもう一回戻る。

安井：時間ロスしてない？（笑）

萩谷：その場で買うと、もしかしたらいらないかもしれない。一回店を出て、やっぱり欲しいなって気持ちだったら買う。

安井：いらないなってこともあるの？

萩谷：あるある。

阿部：僕はゲームの時間を決められる男になりました。

真田：めっちゃ成長してるじゃん。

阿部：今までは朝までやってたんですよ。でも今は、今日は1時間でやめるとか、1回でやめるとかってマジでやってます。

森田：飽きたんじゃなくて？

阿部：…それもちょっとある（笑）。

真田：僕はデスクトップの整理ができるようになりました。今までは全部デスクトップにバーッと並べてたんです。

萩谷：あーそうだったね。

真田：ずっと使ってるパソコンがあるんですけど、容量を使い切って全て真っ赤になったんですよ。これはやばいと思ってデータを整理して。そのときにきれいなデスクトップを見て、俺成長したな～って（笑）。

一同：（拍手）

森田：僕は自分がこれ以上飲んだらつぶれるなっていう限度が分かるようになりました（笑）。

阿部：確かにみゅっさん最近つぶれてないね。

諸星：成長だ。

森田：今までは楽しいと思ったらどこまでも楽しもうと。飲んだら飲んだだけ楽しさがあふれていって、次の日に目が覚めてあれ？ここはどこだ？ってことがちょっとだけあったんですけど（笑）、最近はこれ以上いったらやばいなって気持ちになります。

諸星：なんか寂しいっス…。

森田：分かる？自分でも寂しさを感じる（笑）。

安井：僕は“何もしない”ということができるようになりましたね。何もしない時間はスマホをいじっちゃったりしてたんですけど、最近ベランダに出て月を見る時間が、俺は今、月を見てるなって思えるようになったっていうか。夜空を見て今日は三日月だなとか。

阿部：最近、月きれいだったよね。

安井：そう！三日月やばかったよね。

阿部：めっちゃきれいだった。

安井：音楽を聴いたりとか何かしちゃうのをやめて、何もしないで立ち止まるというのをできるようになりましたね。

◆では7ORDERとしての“成長”は？

安井：フェス（「THE STAR NEXTGE」「北九州ロックフェスティバル 2022」）に出演させていただいて、そういう場所での立ち振る舞いと対応力、ガッとやる感じが、成長なのか、もともとの気質なのか分からないですけど、久々にこういう感じのみんなを見たなって思いました。ワンマンが多かったので、そうだ、こういう人たちだったっていうのをあらためて感じましたね。そこにエンジンとかコアがあるんだなって。まだ手を付けていない伸びそうな部分があったと思いました。
北九州でももクロさんがいらっしゃっていて、ライブを生で見るのは初めてで。みんなが全力で楽しんでいて、なんかいいなって思いました。周りの目も何も気にしないみたいな。見る側としてのモチベーションを保ってて。

諸星：美勇人とながつと一緒に踊っていたら、さなぴーが途中から「もうやめとけ、俺たちが目立っちゃってるから！」って（笑）。

真田：僕、ももクロの楽曲が好きで「走れ！」が流れたときに、うわっ！って反応しちゃったんですけど、横で走っちゃってるやつがいた（笑）。

諸星：今までは普通の観客だったんですけど、その前に俺たちがステージをやった後っていう付加価値が乗った上で楽しむフェスは格別だった（笑）。

森田：俺ら出てたんだもんね（笑）。

安井：楽しかったよね。お祭りごとがけっこう好きだなっていうのは変わらずあるので、それがパワーアップしているなって感じました。

7ORDER PROFILE

安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が2019年5月に始動させたプロジェクト。「Happyをみんなで作りあげていく」をモットーに、音楽、演劇、アート、ファッションなど、さまざまなジャンルの活動を通して、ファンと“かけがえのない瞬間” を共有していく。
2021年1月13日、1stアルバム『ONE』、LIVE DVD/Blu-ray『UNORDER』でメジャーデビュー。
デビュー日の日本武道館2daysを皮切りに1stワンマンツアー「WE ARE ONE」全8公演を開催。
2022年2月2日、メジャー2ndアルバム『Re:ally？』、LIVE DVD/Blu-ray『7ORDER 武者修行TOUR ～NICE “TWO” MEET YOU～』を発売。8万5000人を動員した7ORDER LIVE TOUR 2021-2022「Date with…….」で全国ツアーを成功させた。
2022年9月14日～11月3日に、LIVE TOUR「7ORDER LIVE FACTORY～脱色と着色～」を開催。

＜OFFICIAL SITE＞
7ORDER OFFICIAL SITE：https://7orderproject.com/
7ORDER 日本コロムビア公式サイト：https://columbia.jp/artist-info/7order/

安井謙太郎
●やすい・けんたろう…1991年7月21日生まれ。A型。