新星・前田拳太郎が1st写真集「Awake」で踏み出す新たな一歩と未来「いろんな僕を受け入れて」

デビュー直後に『仮面ライダーリバイス』（テレビ朝日系）で主演に大抜てき、現在放送中の月9ドラマ『女神（テミス）の教室～リーガル青春白書～』（フジテレビ系）にもメインキャスト・水沢拓磨役で出演するなど、その端正な美貌と確かな演技力で話題を呼んでいる前田拳太郎さん。

昨年11月には劇団EXILEに加入するなど、活躍の幅を広げ続ける前田さんが、“新たな1歩を踏み出したい”との思いを込めた1st写真集「Awake」を2月14日（火）に発売する。今回は、この写真集が出来上がるまでの道のりや撮影の思い出、今後目指す俳優像などをお聞きしました。また、前田さんのちょっと意外なプライベートやバレンタインの話題も…。前田さんの魅力がつまったコメント動画も必見です！

◆まず、写真集の制作が決まった時の心境はいかがでしたか？

今まで同じ特撮出身の先輩方が写真集を出されていたのを見てきて、僕もいつかチャンスがあったらいいなと思っていたので、今回写真集を出せると決まった時はとてもうれしかったですし、しばらくドキドキしていました。

◆「Awake」というタイトルに込めた思いを教えて下さい。

『仮面ライダーリバイス』が終わったタイミングで写真集を出させていただくことになり、がむしゃらに必死にやってきた今までの自分も大切にしながら、役者として新たな1歩を踏み出したいという思いを込めました。これからの自分がどうありたいかということを考えながらさまざまな写真を撮っていただきましたが、役者としても、どんな役をやってもハマる“カメレオン俳優”に憧れていて、いつかそうなれたらいいなと。役を通して、前田拳太郎という人間のいろいろな部分を見ていただきたいです。

◆制作が決まった当時、周囲の方々に報告はされましたか？

家族に報告したらすごく喜んでくれました。早く完成したものを見せたいです。

◆ご家族と写真集について相談されたりも…？

はい。まずタイトルはアイデアが何十個もあったので、家族にどれがいいか聞いたりしました。そして、実は表紙の写真も、家族全員が「これがいい」と言ってくれていた写真なんです。たびたびアドバイスや感想をもらいながら作っていったので、前田家みんなで作った写真集とも言えるかもしれません（笑）。

◆そんな表紙のお写真を決めた理由は？

本当にいろんな候補があって、もっとクールな写真などもあったのですが、初めての写真集ということで、何も飾らないありのままの自分を見ていただきたいと思い、この写真に決めました。肩の力を抜いて、自然体で撮った写真なので、手に取っていただいた方に“前田拳太郎はこういう人だ”というのを感じてもらえるのではないかなと。表紙の写真が、今の僕に一番ハマっているのかなと思っています。

◆ナチュラルなものからワイルドなもの、はたまたファッショナブルなものまで、前田さんのさまざまな一面が楽しめる写真集になっていますよね。

はい。この写真集を通していろんな自分を見ていただきたいなと思っていて、まだ見せたことのない自分をどれだけ表現できるか、という部分にも重きを置いています。自分の全てをさらけ出して、僕自身でも「こういう表現ができるんだ」という発見ができたらいいなと。

◆前田さんが特に印象に残っている撮影は？

とても派手な、アーティスティックなメイクをしている写真があるのですが、それは僕自身でこういう写真を撮りたいと提案して撮影していただきました。ヘアメイクさんやスタイリストさん、カメラマンさんといったクリエイティブな皆さんと共に戦いたいという思いで、普段はあまりしないような表情やポージングをしてみたりと、自分の持っているものを全て出すべく挑んでいます。

◆顔や体にペイントを施されている写真も新鮮でした。

あの写真を撮影している時は、とにかくノリノリで、気づいたらどんどん服がなくなっていました（笑）。今までの前田拳太郎のイメージをいい意味で崩せたらいいなと思っていますし、いろんな僕を受け入れていただけたらうれしいです。

◆今回、都内近郊をはじめ、新潟県・佐渡島へもロケに行かれたとお伺いしています。大自然の中での撮影はいかがでしたか？

佐渡島には3日間滞在して撮影させていただいたのですが、絵に描いたような美しい景色に囲まれての撮影で、滞在中は感性が研ぎ澄まされていた気がしています。どこもすてきな場所だったのですが、海での撮影は特に印象に残っていて。波にもみくちゃに揉まれながら、言葉にならない言葉を本気で叫びながら撮るという、普段の撮影ではなかなかできない経験をさせていただきました。

◆劇団EXILEの皆さんには、既に写真集をお見せしている？

いえ。まだ皆さんにはお見せできていないので、早く皆さんに見ていただいて、感想をお聞きしたいです。あと、（同じ事務所の）FANTASTICSの中島颯太君も来月写真集を出すので、「お互いの写真集を交換しようね」と話をしています。

◆「Awake」というタイトルにかけて、最近前田さんが目覚めたものは？

今回の写真集を通してその思いがより強くなったのですが、クリエイティブなことにずっと憧れがあり、“自分で何かを作り出す”ということに、今とても興味があります。自分の発想を作品として表現できたらすごく楽しいんだろうな、と。その1歩を踏み出すのは簡単ではないと思うのですが、今回この写真集を作らせていただいたことで、自分の中のクリエイティブな部分が少し磨かれたのではないかなと感じています。

◆この写真集では見られない、プライベートの前田さんにはどのような一面がありますか？

人見知りするのもあって、クールに見られることもあるのかもしれないですが、仲のいい友達といる時はめっちゃしゃべります。スポーツや空手をやったりとアクティブな面もあるのですが、普段は仕事がないと本当に家から出ないです（笑）。結構インドアで、ひたすらアニメを見ています。

◆ご自身のプロフィールにも、趣味に「アニメ」とありますね。

はい。アニメがすごく好きで、壁一面ポスターだらけですし、テレビ台にアクリルスタンドがもう乗りきらないぐらい立っているんです（笑）。その両側にガラスケースがあるのですが、そこにもフィギュアがたくさん入っていて。もう、生活スペースがどんどんアニメグッズで埋め尽くされていっています…。ファンの方が僕の部屋を見たら、ちょっと驚かれるかもしれないです（笑）。

◆最後に、現在出演中の『女神（テミス）の教室～リーガル青春白書～』について、前田さんが演じる水沢の今後の見どころを教えて下さい。

水沢は、アルバイトをしながらロースクールで勉強に励む苦学生です。一匹狼的なキャラクターなのですが、柊木先生（北川景子）の授業を受ける中で、みんなと協力したり、相手の気持ちに寄り添って考えたりと、少しずつ成長していきます。みんなとちょっとずつ打ち解けていき、互いに悩みなどを話すようになる中で、水沢自身はもちろん、周囲との関係性の変化にも注目していただけたらうれしいです。水沢を演じることですごく視野が広がっていますし、水沢と一緒に僕自身も成長できている気がしています。

MOVIE

ANOTHER TALK

写真集の発売日が2月14日（火）ということにちなんだ、「印象に残っているバレンタインの思い出は？」という質問に、前田さんから「実は、全然チョコをもらったことがないんです。幼なじみや妹、妹のお友達がついでに義理チョコをくれるぐらいで…」というまさかの回答が。
「イケメンすぎて近づきがたいのかも？」という周囲からの問いかけに、「そういうことにしておきますか！（笑）。今年はちょっと期待して待っていようかなと思います」とおちゃめな笑顔を見せてくれました。

PROFILE

前田拳太郎
●まえだ・けんたろう…1999年9月6日生まれ。埼玉県出身。O型。『仮面ライダーリバイス』（テレビ朝日系）で主演を務める。月9ドラマ『女神（テミス）の教室～リーガル青春白書～』（フジテレビ系）をはじめ、現在公開中の映画「リバイスForward 仮面ライダーライブ&エビル&デモンズ」に出演中。

公式Instgram：https://www.instagram.com/kentaro_maeda_official