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蜷川幸雄の一周忌特集 WOWOWで5・12放送

蜷川幸雄 PhotoMaxim Reider

蜷川幸雄 PhotoMaxim Reider

 演出家・蜷川幸雄の一周忌に合わせ、「特集:没後1年 蜷川幸雄」がWOWOWで5月12日(金)に放送される。

 放送にあたって、彩の国さいたま芸術劇場の大稽古場で行われている公演『GEKISHA NINAGAWA STUDIO 2017・待つ』に参加している演出・井上尊晶、音響・井上正弘、役者・大石継太、舞台美術・中越司の4人にインタビューが実施された。

井上(尊)「1年前のその時、彩の国シェイクスピア・シリーズ『尺には尺を』の稽古中で、そのメンバーが、また何かやりたいということで、今回の公演が立ち上がりました」

大石「『待つ』という作品は、ベニサン・ピットでの頃、皆が蜷川幸雄と戦っていた、大変だったけど、一番演劇をしていて楽しかったときなんじゃないかな。僕たちは、『名も無く、貧しく、美しくも無く』って蜷川さんに言われてましたが、これじゃいかんなって…」

中越「稽古場をリアルに近いセットで作り始めたのは、『身毒丸(1995年)』だったと思う。最初にあったプランをぶち壊して、ゼロから具体的にものを作っていきました」
井上(尊)「大変ですよね、その場で図面書かないといけないし。同じ赤でもいろんな赤あるだろって、実際に提示しないと、同じもの見ているわけじゃないんだよ、と言われた」

大石「具体的なのが好きでしたよね。稽古でジャージやスリッパが大嫌いで、役者も衣装のイメージを持っていないと。そこで何を履きたいかを問われる」

中越「俳優もスタッフも、この戯曲に対してどう考えているのか提示をさせて掛け算で作っていく」

井上(正)「よく、“セッションだ才能を持ち寄れ”とおっしゃっていて、問われることも多く。きれいな曲ないか?!とか。革命的なSE作るんだよ!っていわれたことが印象に残ってます」

 これまで数々の名作が生み出されてきた蜷川の“伝説の稽古場”彩の国さいたま芸術劇場の大稽古場で行われたインタビュー。4人の話からは、それぞれが蜷川と出会った頃の話、緊張感ある稽古場の話、“ものを投げて怒る”数々の逸話、蜷川がこだわった“生声”、肉声で叫ぶこと、集団でものを作ることにこだわった話など、蜷川の演出以上の生き様を垣間見ることができる。

 このインタビューの模様は番組公式サイト(http://www.wowow.co.jp/detail/075291)で公開。舞台放送と合わせて楽しみたい。

WOWOWライブ
蜷川幸雄 一周忌追悼番組「天保十二年のシェイクスピア」
5月12日(金)夜11:00

ノンフィクションW 蜷川幸雄?それでも演劇は希望を探す
5月12日(金)夜10:00

GEKISHA NINAGAWA STUDIO公演『2017・待つ』
5月11日(木)~14日(日)
NINAGAWA STUDIO(大稽古場)

http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/3868

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