Netflixオリジナル映画『マッドバウンド 哀しき友情』予告編公開/11・17配信開始

エンタメ総合
2017年11月14日

『マッドバウンド 哀しき友情』 Netflixオリジナル映画『マッドバウンド 哀しき友情』が11月17日(金)より全世界同時オンラインストリーミングされることが決定し、場面写真と予告編が公開された。

 米国のエンターテインメント紙「ハリウッド・レポーター」が公表した2018年のアカデミー賞作品賞候補に選出されたことで注目を集める本作。既に多くの映画祭で公式招待作品として上映され、「衝撃的で見事な作品」(THE DAILY BEAST)、「今年一番の傑作」(YAHOO! Movies)など非常に高い評価を獲得している。

 第二次世界大戦中のミシシッピ・デルタの綿花農場で働く2家族の物語で、夢想家の地主ヘンリー(ジェイソン・クラーク)とその新妻ローラ(キャリー・マリガン)を長とする白人のマッカラン一家と、小作人の家長ハップ(ロブ・モーガン)のもと、一族のより良い生活を求めて粘り強く働き続ける黒人のジャクソン一家の姿を描く。

 それぞれの家族から戦争へ従軍したヘンリーの弟で空軍パイロットのジェイミー(ギャレット・ヘドランド)と、ジャクソン家の長男で陸軍戦車大隊軍曹のロンゼル(ジェイソン・ミッチェル)が、受勲した戦争の英雄としてデルタへ帰郷してきたことで、両家は図らずも共通の困難に立ち向かうことになる。戦場で苦難を共にした2人の若き退役軍人は、白人と黒人の人種隔離政策が社会に根深く染み付いた南部の田舎街で、予想外の友情を育んでいく。

 ディー・リース監督は「アメリカという国における人種と不平等をめぐる議論さながらに、マッカラン家とジャクソン家は、己に対する先入観とアメリカが強いる頑迷な階級的社会秩序との間で、泥沼にはまったかのように身動きが取れずにいます。世間や互いの関係にかろうじて突破口が見えたと思うたびに、それを一気に跳ね返すような出来事が起き、彼らは再び疑いと苦悩の中に突き落とされてしまいます」と明かしている。

Netflixオリジナル映画『マッドバウンド 哀しき友情』
11月17日(金)全世界同時オンラインストリーミング