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NGT48卒表発表後初主演で北原里英が“女優覚醒”した映画「サニー/32」公開

159513_01_R NGT48・AKB48グループからの今春での卒業が決定し、卒業後の女優としての活躍を誓った北原里英が女優業を本格始動する第一弾作品、映画「サニー/32」。極寒の新潟、降り積もる雪と吹きすさぶ海風の中行われた撮影からちょうど1年、ついに公開初日を迎え、北原里英、ピエール瀧、門脇麦、リリー・フランキー、白石和彌監督が登壇する舞台挨拶が行われた。

 本作は、日本映画界を席巻した白石和彌監督の「凶悪」から5年、ピエール瀧とリリー・フランキーの“凶悪”コンビが現役国民的アイドル・北原里英を拉致・監禁する衝撃作。北原をはじめとするキャスト、白石監督は、上映終了後の興奮冷めやらぬ場内に、盛大な拍手と歓声で迎えられた。

 24歳の誕生日に突然拉致され、事件に巻き込まれていく主人公・藤井赤理(ふじい・あかり)を演じた北原は、「この話が生まれてから3年半かかった分だけ愛情がある作品。ようやく初日を迎えてうれしい半面、さびしい気持ち」と、公開初日の素直な気持ちを語れば、白石監督も「大切な作品であり、こん身の一本!」と本作へのあふれる気持ちを口にした。

 赤理を誘拐し“史上最もかわいい殺人犯”とネットで神格化された<サニー>の熱狂的信者・柏原(かしわばら)を演じたピエール瀧は「(鑑賞後の観客の)皆さんの頭に“?”がついているのが心地いい」と笑顔。続けて2人目のサニーとして登場し物語を急展開させるキャラクターを演じた門脇麦は「撮影は短い日数だったのですが濃い時間を過ごせた」と述懐した。

 いっぽうで、柏原と共に赤理を誘拐する小田(おだ)を演じたリリー・フランキーは、劇中、ピエール瀧が北原の顔を舐めたり殴ったりするシーンがあり、そのシーンに際して瀧から「どっちがファンに嫌われますかね?」と相談を受け、「どっちもじゃない!?」と答えたエピソードを披露。場内の笑いを誘うリリー節で、観客の心をつかんでいた。

 国民的アイドルを拉致・監禁から始まる本作を最初に観覧した際、「何かねじ込まれた感がある映画」と語ったピエール瀧と、「ネットの中にいる“アイドル”という偶像であったものを妄想して、それを実現させるとこのくらい間抜けになる。そこがリアル」と作品の感想を述べたリリー・フランキーの“凶悪”コンビ。

 さらに昨年2月の新潟・長岡で行われた過酷な環境下での撮影を振り返り、極寒の地でピンクのアイドル衣装で雪道を駆け抜けた北原をねぎらうと、リリー・フランキーは「僕らは何枚着込んでも乳首がたっていたのに」と、ピエール瀧は「逆に、あんな衣装を持ってくるあの2人(柏原&小田)センス、ヤバいよね(笑)」とそれぞれコメント。2人の軽快なトークに、登壇上の北原らと観客からは終始笑いが起こっていた。

 そんな過酷な環境下での撮影を振り返った北原は、拉致・監禁から逆転する“キタコレ”シーンについて触れると「まる1日をかけたので体力も精神力も使いました。普段は人に罵声を張ることはないが途中から楽しく気持ちよくなっていました」と女優としての“覚醒”を笑顔で語った。

 そして、話が先週の新潟・長岡での先行公開に及ぶと、既に鑑賞した地元の方から「知っている景色が多いことがうれしい」と反応をもらったことや、新潟県庁を訪問した際にも県知事から喜んでもらえたと語った北原。白石監督も「見ていただいた方々から最高といっていただいた」と作品への手ごたえを感じた様子。そんなうれしそうに語る白石監督に対して、「監督はカーリングの審判やった直後に平昌から駆け付けたんですよ」と開催中の平昌オリンピックに絡めたリリーの愛のあるイジリにタジタジになる場面も。

 イベントの最後に白石監督は「ずっとやりたい企画が形になって(脚本家の)髙橋泉さんと一緒に作品に込めた思いを藤井赤理という人物、それを演じた北原さんに託せてよかった」と作品への思いを語った。門脇も「完成を見て(北原)里英ちゃんが美しくて、すごく気持ちが持ってかれた」と称賛。ピエール瀧やリリー・フランキーも現場での北原の振る舞いに引っ張ってもらったと、座長・北原里英を絶賛していた。

 そんな言葉を受けて、北原は謙遜しながらも「現代のさまざまな問題が詰め込まれている作品。深いメッセージや白石監督が作るアイドル映画をぜひ楽しんでほしい」と観客に呼びかけ、イベントは幕を閉じた。

映画「サニー/32」は、現在公開中。

映画「サニー/32」

<出演>
北原里英 ピエール瀧 門脇麦 リリー・フランキー
駿河太郎 音尾琢真(特別出演) 山崎銀之丞 カトウシンスケ 奥村佳恵 大津尋葵 加部亜門 松野拓野 蔵下穂波 蒼波純

<スタッフ>
スーパーバイザー:秋元康
脚本:髙橋泉
音楽:牛尾憲輔
監督:白石和彌
主題歌:「pray」牛尾憲輔+田渕ひさ子

©2018『サニー/32』製作委員会

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