村上信五「楽しみの先延ばしにもなりますけど…」1人芝居「If or …」300回公演にて重大発表

エンタメ総合
2018年03月19日

163574_01_R 3月18日(日)大千穐楽の公演にて300回を迎えた関ジャニ∞・村上信五の1人芝居「If or …」。これを記念したスペシャルカーテンコールのステージ上で、10年の区切りとなる今回を持って本公演を一度閉幕することが発表された。

 2009年から毎年行われてきた作、演出、出演全て村上のセルフプロデュースの1人芝居「If or …」。第10弾となる本公演では、村上が“村上信右衛門”に扮し、瀬戸の海を守る長編ストーリーと恒例“教師”シリーズを披露。村上は村上信右衛門の好きな歌として「LOVE&KING」のメロディーに乗せた“村上水軍の勝利を祝う歌”を高らかと歌い上げたほか、“教師”シリーズでは「相撲」をテーマに、白熱したジャニーズ紙相撲対決を行うなど、“関ジャニ∞”“ジャニーズ”ネタもふんだんに織り交ぜて客席を沸かせる。

 またカーテンコールでは、300回公演と大千穐楽を記念して劇中にも登場する“鉄の船”ことタイムマシンをプレゼントされた村上が、モニターに映し出される1回目から9回目の公演の映像を見て、「上手やな、オレ」「すげ~な!」と懐かしむ姿も。そして「よくやってますよね(笑)。そしてスタッフの皆さんに支えられてやってきたな、と改めて実感しています」という感謝の気持ちや、「チケットの値段を5500円にキープするためだけに、いろんな経費を節約しましたからね。これは10年間の約束やったから」というファンへのメッセージを送っていた。

 さらに真剣な面持ちで「知恵を絞ればなんとかできるんだってことを体現できた、僕にとって感慨深い10年でした。こんな何にもできない僕でも、10年やったら1つのことを300回出来るんだって、やろうと思えばこんなに頑張れるんだってことをお知らせできたかなって」と語り、続けて「そんな中ですが…、1度10年を区切りに幕を下ろさせていただこうと思います」という重大発表が。

 観客から「やだ」という声や悲鳴が上がる会場を見て、「いや、それはもういろいろ考えましたよ。ただ10年前とスケジュールが変わってきたことや、やる以上は前作を超えるものをやりたいということを含めて…1度幕を閉じなければクオリティを保ってやれる自信がないというのが正直なところです」と本音をこぼす村上。しかし「スタッフとは立ち上げの時から映像化はしないという話でやっていたんですが、10作目に関しては映像化してみようかっていう話をしまして…」とうれしいお知らせも同時報告し、ファンを喜ばせるひと幕も見られた。

 囲み取材でも、村上は「充電期間をいただいてまた何年後かに出来れば。楽しみの先延ばしということにもなりますけど、それだけ余白があるという意味では僕も仕事にやりがいがあるということで」といい、「2020年の東京オリンピックの仕事も、紅白の司会も狙っている。嵐ばっかりしてるんやから1回くらい!(笑)やりたいことがいっぱいある」とどん欲に今後の意気込みを語っていた。