佐野勇斗&本郷奏多W主演で又吉直樹原作「凜」映画化決定

映画
2018年03月20日
「凜」仮ビジュアル
「凜」仮ビジュアル

 佐野勇斗と本郷奏多のW主演で、芥川賞作家・又吉直樹原作の「凜」が映画化されることが決定した。

 「凜」は、又吉が書き下ろし、2007年12月に神保町花月で公演した舞台作品。神隠しの伝説が伝わる村の学校を舞台にした青春群像サスペンスとなる。今回、又吉は脚本監修も担当する。

 出演は、ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活動する佐野勇斗と、数々の作品で主演を張る本郷奏多によるW主演。佐野が演じるのは、真面目でどこか達観している現代っ子の高校生・野田耕太。本郷は、不思議な転校生・天童を演じる。

 本作は、吉本興業がテレビ放送局とタッグを組んで制作する「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」の[TV DIRECTOR’S MOVIE]部門作品となっており、TBSテレビと共同で制作。監督は『ウロボロス.この愛こそ、正義。』(2015)、『せいせいするほど、愛してる』(2016)、『小さな巨人』(2017)などで演出を手掛けてきた池田克彦が担当する。

 また、全国公開に先立ち、4月19日(木)~22日(日)に沖縄県内各所で開催される「第10回沖縄国際映画祭」で上映される予定。全国公開は2018年度を予定している。

<主演:佐野勇斗コメント>
今回、映画「凜」で野田耕太役を演じさせていただくことになりました佐野勇斗です。
この作品は、芥川賞作家・又吉直樹さんが原作を務められているということですごく楽しみにしていたのですが、台本を読ませていただいて、とてつもなく面白かったです!まだまだ未熟な僕ですが、事務所の先輩である本郷奏多さんをはじめとする素晴らしいキャストの皆様からたくさんのことを学ばせていただきながら、作品にいい味付けができるよう精一杯演じたいと思います。耕太が、観ていただいた方にとって一番近くに感じていただける登場人物になれるように頑張ります。
公開までお楽しみにしていてください!

<主演:本郷奏多コメント>
この度、映画「凛」で天童役を演じさせていただくことになりました本郷奏多です。
又吉さんの原作で読んでみたらすごくひき込まれる内容で面白い作品でした。
作品に出演することができて非常にうれしいです。
天童は、謎が多くひき込まれる役かと思いますので、楽しみにしていてください。

「凜」
公開:2018年度(予定)

原作・脚本監修:又吉直樹
監督:池田克彦(TBSテレビ 制作局 ドラマ制作部)
脚本:渡邉真子
製作:吉本興業
制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー、TBSテレビ
制作プロダクション:エクセリング

出演:佐野勇斗、本郷奏多 ほか

<ストーリー>
「あなたは、それでも誰かを信じられますか?」
僕たちの村にはある伝説があった。「100年に一度、村から子供が消える」
高校二年の冬。東京から来た季節外れの転校生と、僕らは友達になった。くだらないことでふざけ合いながら過ごす青春の日々。するとある日、僕たちの友達が消えた。混乱する小さな村。伝説の存在が頭をよぎる。そして、また一人と消えていく友達。親友である転校生に向く疑いの目。それでも僕たちは信じたかった。自分たちの仲間を。
あなたは、あの日あの時にしか存在しなかった友情、恋愛、恐怖、そして勇気を目の当たりにすることになる。不思議な転校生と村の伝説、隠された仲間の秘密、そして犯人は誰なのか!?