松本幸大「全力で最後まで駆け抜けます!」ジャニーズJr.宇宙Six出演舞台『スクアッド』開幕

エンタメ総合
2018年03月30日

舞台『スクアッド』 舞台『スクアッド』が3月28日に新国立劇場小劇場で開幕。本公演前に公開ゲネプロ&囲み取材が行われ、ジャニーズJr.の宇宙Six・松本幸大、山本亮太、江田剛、目黒蓮、原嘉孝のほか、村瀬文宣、竹之内景樹、岡田達也、清水順二が出席した。

 本作は、結成15周年の演劇ユニット「30-DELUX」が打ち出す新企画の第4弾。次世代を担うメンバーにスポットを当て、20代のメンバーが中心になり、同世代のユニットをゲストに迎えて合同で作品を創る企画。今回は、ジャニーズJr.内ユニット・宇宙sixをゲストに迎え、新感覚のアクションコメディーエンターテインメントを作り上げる。

 囲み取材には、各自が演じる妖怪やモンスターなどをイメージした、個性豊かな衣装を身にまとって登場したキャスト陣。熱血刑事・余怒峰怒を演じる松本は「心に熱い気持ちを持っていて、とにかくこの国の平和を守りたい、と。そういう気持ちで常に全力でぶつかっている刑事を演じさせてもらっています」と。一反木綿・反町猛を演じる山本は「クールで、なおかつ戦いの時には、ファイトあふれる役をやります!」と元気よくあいさつした。MCが山本の変わったヘアスタイルについて触れると「しゅごいでしょ!?」と髪を触りながら、笑顔で話した。

 本編終了後に行われるレビューショーの演出を担当した江田は、人造人間・ビクターを演じる。「人間ではないんですけど、妖怪寄りの心を持った機械。人間と関わって成長していく、過去の話とかいろいろあるので頑張りたいと思います」と。から傘お化け・笠松ジョーを演じる目黒は「から傘役をやりますって聞いた時に、どうやって役作りしたらいいか分からなくて、とりあえず片足でケンケンをやっていました」と答えたが、実際に生かされたかと質問されると「全然生かされなかったです(笑)」と苦笑いした。

 オオカミ男・ウルフを演じる原は「意外と普段の僕と変わらないのかな~って。カッコいいし、いい奴だし…」とドヤ顔で答えると、キャスト陣が一斉に「おいおい!」とツッコみ、会場を笑わせた。原は、演出を担当した米山和仁が事前に宇宙sixのライブを観て1人ひとりのキャラに合った人物を割り振ってくれたと明かし「演じやすかったので、役作りはしやすかったです。戦う時は飛び回ったり、転げ回ったりとか、皆とちょっと違う殺陣を見せられると思います」とアクションシーンをアピールした。

 最後に松本は「グループ全員が出演させていただくことはあまりないことだと思うので、本当に皆感謝しています。今回この機会を作ってくださった清水さん、事務所の方、ファンの方、全ての人に感謝しつつ、各自が確実に成長していると思うので、それをステージでぶつけ、そして全ての人が感動だったり、最高だったなぁ~って。皆が思ってくれるような作品を作るために、全力で最後まで駆け抜けます!」と意気込みを語った。

 さらに「殺陣や、武器を使わない技を清水さん、30-DELUXさんに教えていただいたので、そこを大事に意識して。最後にはレビューショーもあるので、ジャニーズらしさも魅せられるな、と。最高のショーになると思います!」とメッセージを送った。

 舞台『スクアッド』は4月1日(日)まで東京・新国立劇場小劇場、4月5日(木)~8日(日)まで大阪・近鉄アート館にて上演。

キャスト:松本幸大、江田剛、原嘉孝、山本亮太、目黒蓮、村瀬文宣、竹之内景樹、大山将司、中村悠希、大成翔輝、武藤晃子、我善導、清水順二、岡田達也、林翔太(声の出演)、金田瀬奈、寺田遥平、伊与田良彦、髙木俊輔、片山日南、安藤佳祐
脚本・演出:米山和仁

<ストーリー>
刑事の余怒峰怒(松本)は、署内でも1、2を争う検挙率を誇る、敏腕刑事だった。ある通り魔事件を追っていた余怒峰は、犯行現場で1人の容疑者を確保する。その事をきっかけに、余怒峰は警視庁内の聞き慣れない課からスカウトを受ける。その課とは、警視庁Q課。国内で起こる特殊事件を扱う組織。その特殊な事案とは、妖怪やモンスターによる事件であった…。昔話や伝説などで語られてきた妖怪やモンスター達は実在した。ある者はひっそりと身を隠しながら生き、ある者は共存し、ある者は敵対し、この世界で生きているというのだ。にわかに信じられない余怒峰は、人間の刑事達とモンスターで結成されたチーム「スクアッド」に加入させられる。そして下された命令は、日本に災いを起こすといわれる妖怪“ぬらりひょん”の復活を阻止せよという内容だった。こうして、デコボコチームの戦いの幕が切って落とされた。