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浅川梨奈インタビュー「ドキュメンタリーのような“リアル”を感じ取ってほしい」映画「人狼ゲーム マッドランド」

浅川梨奈インタビュー「ドキュメンタリーのような“リアル”を感じ取ってほしい」映画「人狼ゲーム マッドランド」

アイドルグループ・SUPER☆GiRLSとしての活動のほか、近年、グラビアや女優としても目覚ましい活躍を続ける浅川梨奈さんが、人気シリーズ最新作「人狼ゲーム マッドランド」(7/15(土)公開)で長編映画初主演。本作がきっかけで演技の楽しさに気づいたという浅川さんに、心霊現象アリ(!?)な撮影裏話から、気になる今後の展望までたっぷり語っていただきました!


ドキュメンタリーのような“リアル”を感じ取ってほしい

浅川梨奈インタビュー

◆本作の主演が決まったときの心境を教えてください。

実はSUPER☆GiRLSの全体スケジュールを見て主演のお話を知ったんです(笑)。スケジュールの中に「人狼ゲーム」と書いてあって、「何だこれは?」と思ってマネージャーさんに聞いたら「主演が決まった」と(笑)。そういえば、初めてグラビアで表紙をやらせてもらったときもそういう感じだったな、と思い出して…。という話はこれぐらいにして(笑)、「人狼ゲーム」シリーズはもともと知ってましたし、前作主演の古畑星夏ちゃんからは「咲-Saki-」で共演したときにいろいろと話を聞いていて実際に作品も見ていたので、すごく喜びが大きかったです。本当に驚きました。

◆「人狼は村人を殺害し、ゲーム参加者たちは村人に紛れる人狼を探し出す」というルールが基本ですが、今回は村人2人、人狼1人、狂人7人の“狂人村”という構成でかなり複雑になっていますね。

私も「人狼ゲーム」はすごく好きでメンバーともよくやるんですけど、今回のルールは難しかったです。7人いる狂人は村人側としてカウントされるんですけど、勝利条件は人狼の勝利。最初は台本を読んでも「生き残れる狂人は1人だけ」というせりふの意味が分からなかったですし、ルールを理解するまで2週間かかりました(笑)。

「人狼ゲーム マッドランド」

◆普段はかわいらしいイメージの浅川さんですが、今回演じる小池萌はクールな女の子です。

監督は1人ひとりのキャラクターに合わせて役を作ってくださったので、私も役を落としやすかったです。当初は萌ちゃんってちょっと弱々しい女の子の設定だったんですけど、監督と何度も話し合ってこれまで土屋太鳳さんや星夏ちゃんが演じられたような強い女の子というキャラクターになりました。私は萌ちゃんほどクールではないんですけどね(笑)。こんなに監督と話し合って役を作ったのは初めてで、この作品を通して役を作ることの難しさや楽しさをあらためて教えていただいたなって思います。

◆特に演じる上で気をつけたことはありますか?

自分と似てる役を演じるので、役が自分になり過ぎないようにするのには気をつけました。特に投票シーンはほぼ台本がなく何が起こるか予測もできないので、誰かが動いたことに対して必死で返すという全力のお芝居が求められます。素が出やすい部分でもあるので、そこはかなり注意を払って演じました。

◆誰を処刑するかを決める投票シーンですが、ゲーム参加者たちが狂気に満ちていく姿というのは見ごたえがあります。演じるときはどういった心境なのでしょうか?

今回はいじめのようなことが起きたり女子同士のバトルがあったり、人間模様が熱く描かれているなと思います。投票シーンでも、やっぱりみんな死にたくないし殺したくないし、指を指した人、指された人のいろんな心情が交差しながら進んでいくので、演じていて苦しくなることも正直ありました。でも、全力で演じた分、きっとドキュメンタリーのようなリアルさを感じ取っていただけるんじゃないかと思います。やっぱり投票シーンは10人全員が本気でぶつかっていますし、「人狼ゲーム」シリーズならではの迫力あるシーンになっていると思うので、ドキドキワクワクしながら見ていただきたいです。

浅川梨奈インタビュー

◆過酷な撮影だったと思いますが、撮影現場の様子はいかがでしたか?

もちろんお芝居のときは緊張感がありますけど、みんな同世代というのもあって一歩外に出ると会話が弾んで仕方なかったです(笑)。お風呂も近くのサービスエリアまで女子チームみんなで行って一緒に入ったりしましたし、初日から裸の付き合いで距離が縮まったということもあってすごく楽しい現場でした。最終日なんて、撮影中のNG集を延々と話して笑うって感じでした(笑)。

◆何だか合宿みたいですね。

そうですね。劇中と同じ施設で寝泊まりしていたので、寝ても起きてもあの世界。気が休まる時間といえば、サービスエリアでマックのにおいを嗅ぐことぐらいでした(笑)。「朝マックいつ食べよっかな~」って言いながら結局一回も食べなかったんですけどね(笑)。

◆劇中と同じ世界で寝泊りするにあたって、怖さはありませんでしたか?

部屋も劇中のままなので、本当に怖いんですよ! (松永)有紗ちゃんと2人部屋だったんですけど、(人狼が)いつトントン来るか分からないので、絶対に鍵を閉めてました。1つ怖いできごとがあったんですけど、私が部屋に1人でいるとき、誰かが部屋を出て階段を下る音が聞こえたんです。私より少し前に終わった(飯田)祐真ちゃんが戻ってきたのかなって思ったんですけど、「でも部屋から出て行った音だしな…」と思いつつもあまり気にしていなくて。で、次の日、祐真ちゃんに「その時間部屋から出た?」って聞いたら「寝てた」って言うんですよ! もう鳥肌立っちゃいました。きっとスタッフさんだと思うし、みんなもそう言うんですけど、本当のところは分からないので本当に怖かったです…(笑)。


「アイドルだけどデキるじゃん」って思われたい!

浅川梨奈インタビュー

◆桜庭ななみさんや土屋太鳳さんをはじめ、「人狼ゲーム」のヒロインたちはブレイクするというジンクスがあるようですが、そのあたりいかがですか?

そうですね。“若手女優の登竜門”と言われているシリーズなので、本当に途切らせないように(笑)、私も頑張っていかなきゃいけないなと思います。シリーズが今後も続くかはまだ分からないですけど、この作品が一番よかったって思っていただけるように私含めみんなで精いっぱい頑張ったので、たくさんの方の心に残る作品になればいいなと思います。私自身としては、この作品を終えてから自分の中で演技に対する見方が180度変わって、監督と話すときの観点だったり、ほかの人の芝居を受けた上での演技だったり、より深いところまで役について考えられるようになりました。それを生かしてこれからも演技のお仕事を頑張りたいと思っています。

◆この経験を生かして今後どんな役に挑戦したいですか?

私、ホラーは苦手なんですけど血は好きなので(笑)、殺人鬼やサイコパスみたいな悪役もやってみたいです。自分が生きてる中で絶対に交わることのない職業や人に成り切れるのも演技の楽しさだと思うので。あと、私は少女マンガがあるから生きていけるってぐらい少女マンガが大っ好きなので、自分の好きなマンガの実写版にも出演できたらうれしいですよね。

◆出演中のドラマ『ファイブ』(フジテレビ 毎週(月)深夜)はまさにそんな感じですね。

そうなんです! まさにド直球な感じなので、もっとそういう作品をやってみたいなって思います。「人狼ゲーム」とは全然違う作品ですし、こうしていろんな役を演じられるのが楽しいです。

浅川梨奈インタビュー

◆最近は演技のお仕事も増えていますが、アイドル活動と演技のお仕事の両立についてはどのように考えていますか?

今まではアイドル活動もグラビアもバラエティも演技もいろいろやりたいって欲張ってたんですけど、「人狼ゲーム」を通して演技の奥深さ、楽しさを教えてもらいました。もちろん演技で悩むこともあるんですけど、何より台本を読む時間がすごく幸せで、寝る前に台本を読んで、台本を枕の下に置いたりして夢に出てくるのがすごく楽しい。だから、希望としてはグループとしても活動しつつ、バンバン演技の仕事をしたいなって思ってます。やっぱりアイドルが映画やドラマに出たりするとどうしても厳しい意見を言われがちなので、それを覆して「アイドルだけどデキるじゃん」「この子アイドルだったんだ」って言われるぐらいにならないとな、って思います。だから今はグループと共に自分も成長していきながら、いずれは1人でも戦っていけるようになりたいなと。だから今はぺたぺたと地を固める時期ですね(笑)。

◆最後に、映画を楽しみにしている人にメッセージをお願いします。

今までは人狼が敵という設定だったんですけど、今回は“狂人村”ということで、人狼を守って狂人が生き残らなければいけないというちょっと変わったルールになっています。新しいルールなので歴代の「人狼ゲーム」シリーズファンの方にも新しい気持ちで見ていただけると思います。このシリーズのいいところは1作品ごとに完結しているところだと思うので、シリーズを知らない方にもすごく楽しんでいただけるはず。まさかまさかの展開になっているので、ぜひ、劇場でご覧ください!

 

■PROFILE

浅川梨奈インタビュー浅川梨奈
●あさかわ・なな…1999年4月3日生まれ。埼玉県出身。B型。アイドルグループ・SUPER☆GiRLSのメンバーとして活躍する一方、グラビアでは“1000年に一度の童顔巨乳”として話題となり、多くの青年誌の表紙を飾る。女優としても人気急上昇中で、映画「恋と嘘」(2017年秋公開)、「honey」(2018年春公開)など、話題作の公開が控える。

公式Twitter @SG_NANA_avex

 

■作品情報

「人狼ゲーム マッドランド」「人狼ゲーム マッドランド」
2017年7月15日(土)より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか公開

<出演>
浅川梨奈
松永有紗、門下秀太郎、飯田祐真、栗原吾郎
長谷川ニイナ、眞嶋秀斗、木下愛華、坂田将吾
佐奈宏紀

<スタッフ>
監督:綾部真弥
脚本:川上亮、綾部真弥
原作:川上亮「人狼ゲーム マッドランド」竹書房刊

公式HP:http://jinro-game.net/

<ストーリー>
監禁した高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円が与えられる殺戮ゲーム・人狼ゲーム。とある建物の中で目を覚ました10人の高校生。首には見慣れない器具が取り付けられ、小池萌(浅川梨奈)はそこが、巷で噂になっている「人狼ゲーム」の会場であることを知る。何のつながりも無い10人のメンバーは否応無しに、それぞれカードを引くことに。生存条件は「皆殺し」という圧倒的不利な状況の中で、生き残りをかけてゲームを遂行する。

©2017「人狼ゲーム マッドランド」製作委員会
 
●text/金沢優里

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