中尾明慶、妻・仲里依紗との共演に「叩くシーンで遠慮がない(笑)」リモートドラマ『Living』6・6放送

ドラマ
2020年06月05日
『Living』

 6月6日(土)放送のリモートドラマ『Living』(NHK総合)第3話に出演する中尾明慶と仲里依紗からコメントが届いた。

 本作は、『東京ラブストーリー』『最高の離婚』『カルテット』などの坂元裕二が脚本を手掛ける4編のオムニバスドラマ。リモートで撮影を実施し、姉妹・兄弟・夫婦として日常を共にする4組の俳優陣が“家族”を演じる。5月30日放送の第1話には広瀬アリス&広瀬すず姉妹、第2話には永山瑛太&永山絢斗兄弟が出演した。

『Living』

 第3話は、中尾明慶と仲里依紗が夫婦役で出演。「妻より怖い存在はこの世にいません」と愛しているからこそ、妻に怒られ、捨てられることを恐れる気弱な夫がある日、ちょっとした特殊能力を手に入れて…というストーリー。

 収録を終えた中尾は「もっと笑ってしまってNGを出したりするのかなと思っていたんですが、意外と照れはありませんでした。ストーリー自体が短いので、キャラクターをつかむのは普通の共演者相手でも難しいと思います。二人で稽古もしました。家族ならではだと感じたのは、叩くシーンで遠慮がない(笑)。普通の共演者だったらもっと遠慮すると思います」と。

『Living』

 仲は「普通だったら叩かれる方も気を遣って『痛い』とは言わないと思いますけど、今回はすぐに『痛い』って。そういう気遣いがありませんでした(笑)。今回リモートに挑戦してみて、短くても即興で面白いムービーを自分たちで作って世の中に届けられる可能性を感じました。これを私たちの新しい武器にできたら今後の役者人生がもっと楽しくなるんじゃないかと思います」と語った。

 脚本について仲は「せりふに出てくる『靴下が脱ぎ散らかされている』エピソードなどがリアルなので、当て書きかなと一瞬思いました(笑)。つらいときもぶつけ合わないとだめなんだ、楽しいこともつらいことも全てを一緒に共感して夫婦なんだというのは脚本から強く感じました」と。

 中尾は「ちゃんと相手に向き合わなければいけないというのは、夫婦に限らず、友人や両親が相手であっても言えると思います。本当にすてきな物語です」とコメントした。

『Living』

 最後に中尾は「最終的には大事なメッセージがありますが、序盤はかなりコメディなので夫婦だから出せるコミカルな雰囲気を楽しんでいただきたいなと思います。笑える作品になっていると思います」と。

 仲は「私たち二人を結婚してから見てくださっている方はSNSのイメージが強いと思うので、こういう形で、二人の雰囲気を持たせつつ、お芝居をしているというのは新鮮に楽しんでいただけるのではないかと思います。どういう反応があるかすごく楽しみです」とPRした。

リモートドラマ『Living』
NHK総合
第3話 2020年6月6日(土)後11・30~11・45

<出演>
中尾明慶×仲里依紗 壇蜜(声)/阿部サダヲ

作:坂元裕二
音楽:岩崎太整

NHKドラマ公式ツイッター:https://twitter.com/nhk_dramas

©NHK