“角張った車”好きの角野卓造の愛車遍歴を紹介 憧れのスーパーカーも登場『おぎやはぎの愛車遍歴』

バラエティ
2021年05月14日

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』

5月15日(土)の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ 後9・00~9・54)は、角野卓造の愛車遍歴後編を放送する。

前回は、父が購入した車ばかりが登場し“角野家”の愛車遍歴を紹介するという異例の事態に。後編では、結婚を機についにマイカーを購入した角野が新たなカーライフを楽しんできた日々を振り返る。

1978年に女優・倉野章子と結婚し、実家を出た角野。独立の象徴とばかり、手に入れた自身初の愛車は「ボルボ 740 ターボエステート」。角張ったボディーがお気に入りポイントで、「角野っていうくらいだから」と笑わせた。

続いては、40代で人生をともにした「ローバー ミニクーパー」が登場。モンテカルロラリー3度優勝の名車で「気になってたんですよ、最初から」と憧れを抱いていたという。販売終了のうわさに居ても立ってもいられず「持って実家においておこう」と購入。曲線も取り入れながらも、やはり全体的には角を感じる車体に、角野は「どっちかというと四角っぽい車が好き」としみじみ。MCのおぎやはぎ・矢作兼も「流線型の感じじゃないですよね、好み」とうなずいた。

角野と言えば、国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』で嫁と姑の間で板挟みになるラーメン店の店主を30年以上も演じてきた。番組開始当初は、若い男女がおしゃれな世界観で固めたトレンディードラマが主流だったが、角野は「何でこんな若い女の子がこんな車に乗って、こんなマンションに住んで、フレンチ食いに行ってるんだ? というドラマが多かった中で、小汚いラーメン屋の相続をめぐって骨肉の争いをやってるみたいな」とジョークを交えつつ、時代への反骨心もうかがわせた。

ドラマを通じ“ラーメン屋のおやじ”として全国区の知名度を得た角野。「車に例えて言いますと、ラーメン屋の勇というのは、ニュートラルの位置。あれからどこへでもギアを入れられる。リバースに入れて悪役もできる」と大好きなクルマになぞらえて、代表作や役者としての立ち位置を表現した。

角野のもう一つの代表作は、検察を舞台にしたドラマ『HERO』。現場で感心したのは、主演の木村拓哉のたたずまい。「木村君が現場に台本を持って来たこと、見たことがないな。全部自分で入れてくる」とその座長ぶりを絶賛。ある日、出演者一同と昼ご飯を懸けたじゃんけんで負けると、渋谷のど真ん中まで買い出しに出る男気も見せたという。「精神がかっこいいですよ。外見もかっこいいけどね」と語った。

そして、角野と切っても切り離せないのが「角野卓造じゃねえよ」のツッコミでおなじみ、ハリセンボン・近藤春菜。実際に近藤と会ったときを振り返り「画面で見るとそんなに…と思ってたんですけど、ある時に共演して、隣で見たら…」とおぎやはぎも爆笑の本音を明かす。

72歳という年齢や仕事への影響も考え、実は最近、運転を控えているというが、長年憧れていたスーパーカー「ポルシェ 911 カレラ」が登場すると、「今、こんな車に乗っちゃうとね、またちょっと輝きたいなって思うようになってきました」と心を揺さぶられる。

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』
BS日テレ
2021年5月15日(土)後9・00~9・54

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