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リリー・フランキー「大ぶろしきを広げ過ぎ(笑)」映画『パーフェクト・レボリューション』トークイベント

129727_01_R 9月29日(金)公開の映画『パーフェクト・レボリューション』のトークイベントが開催され、本作の企画・原案を手掛けた熊篠慶彦、主演のリリー・フランキー、監督・松本准平らが登壇した。

 本作は、脳性麻痺のある障害者の性への理解を訴える活動家・熊篠の実話をもとに、重度の身体障害があり、車椅子生活を送りながら障害者への誤解を解くために活動するクマと、人格障害を抱えた風俗嬢ミツの恋模様を描いたラブストーリー。型破りな究極の愛の物語に、リリー・フランキー、清野菜名が体当たりの演技で挑む。

熊篠を演じたことについて、リリーは「10年位前から、熊篠くんの活動を応援してて、お芝居するうえでは、知り合いなので『この人、こういう言い方するよね』ってわかってて、苦労はなかったです。ただ、映画になると、障害者を扱った作品は、ドキュメンタリーが多いけど、今回はそこから一番遠いタッチで描かれている。映画的といえば映画的すぎる飛躍とリアルが混在していると思う」と本作を解説。すると、熊篠は「面白おかしくいじってもらえたら僕はいいです(笑)。堅苦しい話はできないんで、過去のことを含めて描いていただければ。僕は大丈夫です」と語った。

トークイベント前に行われた特別試写会では、障害のある人も最寄りの映画館で、好きな時間に映画鑑賞を楽しめるスマホアプリ「UDCast」対応のバリアフリー上映を実施。聴覚障害者はスマホを通してイヤホンで音声ガイダンスを、聴覚障害者はアプリに連動した専用メガネ(開発中)で字幕ガイダンス見ることで、映画を楽しめるという「UDCast」を実際に体験した観客から、とあるシーンで自身が見て感じた表情と、案内で説明している表情が違ったという指摘が。それに対し、リリーは「あのシーンの前に、小池栄子に髪を洗ってもらうという、男としてアガリを経験した直後だったので(笑)、喜びが(表情の)邪魔をしてたのかも……。僕も文章を書いてて、表情の多様性のある状況だと1行では書きにくいんですよ。嬉しいっちゃ嬉しいし、悲しいっちゃ悲しい時もある。そういう時は、ぼやかして表現してもいいのかもしれない。『香ばしい』とか『甘酸っぱい』とか、ぼやかして表現した方が伝わるときもあるかもしれません」と独自の感性で説明した。

さらに、UDCastでは冒頭のタイトルのロゴについて、「パーフェクトが赤、レボリューションが青」という説明が入った。情報過多ではないか、という指摘が挙がると、リリーは「そもそもタイトル自体、大ぶろしきを広げ過ぎでしょ!(笑)しかもポスターも恥ずかしい! ただ、この(ポスターの)クラブに行くシーンは、峯田(和伸)くんの音楽にも助けてもらい、いいシーンになったと思います。歌詞とリンクしてるんですよ」と銀杏BOYZが手掛けた主題歌と作品のマッチング具合を絶賛した。

【作品概要】
『パーフェクト・レボリューション』
9月29日(金)TOHOシネマズ新宿他にて全国公開 
©2017「パーフェクト・レボリューション」製作委員会

出演:リリー・フランキー、清野菜名、小池栄子、岡山天音、余 貴美子
監督・脚本:松本准平(『最後の命』)
企画・原案:熊篠慶彦(著書「たった5センチのハードル」「身体障害者の性活動」)
制作・配給:東北新社 
レイティング:PG12

<ストーリー>
クマは身体障害者。幼少期に脳性麻痺を患い、手足を思うように動かせず車椅子生活をしている。ただし彼はセックスが大好き。身体障害者にとっての性への理解を訴えるために活動している。そんな彼が、ある日、美少女・ミツと出会う。障害者であるにもかかわらず生き生きと生きているクマに、ミツは「あなたとわたしみたいなのが幸せになれたら、それってすごいことだと思わない?」「それを世界に証明するの!」。ふたりの究極の恋愛が始まった。はたしてふたりのこの革命の行方は?

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