佐久間由衣、地域発ドラマで「新しいチャレンジ!」

エンタメ総合
2017年12月08日

越谷サイコー

 埼玉発地域ドラマ『越谷サイコー』(BSプレミアム)のロケ取材会が行われ、主演の佐久間由衣をはじめ、佐藤二朗、竹下景子が取材に応じた。

 NHKが日本各地でそれぞれの町の魅力を織り込み、その町ならではの物語を描く地域発ドラマ。『越谷サイコー』は埼玉県の越谷市を舞台に、主人公・加奈子(佐久間)とその祖母(竹下)、祖先の幽霊(佐藤)という三世代が織りなすホームコメディーで、越谷の魅力を再発見できる心温まるドラマを描く。

 本作で主人公・加奈子を演じる佐久間は、「初めてドラマの主演をやらせていただくので、緊張だったりワクワクもあるんですけど、『ひよっこ』で関わらせていただいたスタッフの方や共演者の方もいるので、そういう方たちにもたくさん力を借りて自分にできることをやっていこうと思います」と意気込みを語った。

 佐久間は、2017年連続テレビ小説『ひよっこ』のヒロインの幼なじみ・時子としてブレイク。「まだ少しだけ『ひよっこ』の余韻は心の中にあるんですけど、今回の加奈子は普通の女の子に近い子なので、今までやらせていただいた役の中で一番等身大に近い役だなと思うので、私の中では新しいチャレンジなんです!」と。

 いっぽう、“成仏できないまま350年蔵にいついている先祖の幽霊”を演じる佐藤は、今回一人だけ江戸時代の人という設定に、「僕だけ江戸時代なんですけど、言葉遣いは『拙者』や『ござる』とかを使わず現代の言葉になっているんです。台本ですから、僕が現代語をしゃべっていてもたたかないでください(笑)」と。続けて、「竹下さんが老け役をやるって今までありました?」と問いかけると、竹下は「私もチャレンジです!でも、(幽霊の)350年には勝てません!(笑)」と答え、笑いを誘った。

 埼玉発地域ドラマ『越谷サイコー』はBSプレミアムで2018年2月28日(水)夜10時放送予定。