志尊淳、初共演の夏帆と「初めましての10分後には『うわ~』みたいな(笑)」

映画
2019年06月17日

「潤一」 直木賞作家・井上荒野による連作短編集を、映画監督の是枝裕和を中心に設立された制作者集団「分福」が映像化した「潤一」。ドラマ配信・放送に先駆けて6月14日から1週間の期間限定で東京・丸の内ピカデリーで公開されることを記念して、主演の志尊淳をはじめ、各話で共演した藤井美菜、夏帆、原田美枝子、蒔田彩珠、伊藤万理華が舞台あいさつに出席した。

 同作は、妖艶な青年・潤一と、さまざまな背景を持った16歳から62歳までの女性たちとの刹那の愛が描かれる官能ラブストーリー。フランス・カンヌの国際ドラマの祭典“カンヌシリーズ”のコンペティション部門に日本作品として初めて出品され、公式上映されると現地の関係者から絶賛を浴びた。

 舞台あいさつで女優陣に囲まれた志尊は、「(男性1人で)いい気持ちです(笑)」と照れ笑い。劇中で初めてヌードに挑戦し、官能的なベッドシーンを惜しげもなく披露している志尊だが、同作への出演を決意した心境について聞かれると、「(依頼を頂いてから)小説を読んで今まで感じたことがない感情だったり、自分の中で強く感じていたものを覆される瞬間がありました。僕が感じたイメージの潤一を遥かに超えるものを、この素晴らしいキャストとスタッフの皆さんと作り上げたかった」と明かした。

 そんな志尊の印象について藤井は「お若いのにとてもしっかりされていて、引っ張っていただいた」と語るいっぽう、「男っぽかったり大人っぽかったりするけど、カンヌではずっと炭酸飲料を飲んでました(笑)」とかわいらしい一面を暴露。また、夏帆が「初日からなかなか飛ばしていましたね(笑)」と志尊との撮影初日のシーンを振り返ると、志尊も「夏帆さんとは最初から衝撃的なシーンで。『初めまして。よろしくお願いします』って言った10分後には『うわ~』みたいな(笑)」と話し、舞台あいさつ後に鑑賞を控える観客たちに期待を持たせていた。

 映画「潤一」は、6月14日より東京・丸の内ピカデリーで1週間限定上映中。Amazonプライムビデオ、iTunes他で6月26日(水)よりデジタルセル先行配信開始。

 ドラマ「潤一」は、関西テレビで7月12日(金)深1・55から放送され、放送終了後、国内プラットフォームで見逃し配信。さらに、日本映画専門チャンネルで7月13日(土)後11・00から放送される。

ドラマ「潤一」公式サイト:http://junichi-drama.com/