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高橋英樹インタビュー「語れば語るほど歴史は面白くなる」『高橋英樹のクイズ!なるほど歴史館』

高橋英樹インタビュー「語れば語るほど歴史は面白くなる」『高橋英樹のクイズ!なるほど歴史館』

BS11で昨年12月に放送し、好評を博した「高橋英樹のクイズ!なるほど歴史館」が、BS11開局10周年記念特番として、隔月放送でシリーズ化決定。第1弾4月14日(金)の放送に先駆け、収録を終えたMCを務める高橋英樹さんに本番組の見どころを“歴史愛”たっぷりに語っていただきました。

高橋英樹インタビュー

◆収録を終えての感想をお願いします。

収録中は、ゲストの大和田伸也さんが「ドアを全部開けてくれ、熱くなりすぎた」というくらい大変盛り上がりましたし、私も大好きなジャンルなので、常に興奮しまくってやっておりました。

◆歴史好きで知られる高橋さんも大興奮の番組とはますます期待が高まります。

歴史好きといたしましては、やはり“歴史”というのは、さまざまな角度から見るとより深く、面白く感じ取ることができるんじゃないかと思っています。この番組では、時代劇などで活躍されている方々をゲストとしてお呼びして、クイズに当たってるか当たってないかよりもそれを通して、何か歴史の新しい目線みたいなものを広げていきたいですね。

高橋英樹インタビュー

◆今回は現在放送中のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で注目を集めている井伊直虎、そして高橋さんとも縁が深い織田信長がテーマでした。

歴史上の人物で1番好きな人は誰か?と尋ねられれば、間違いなく“信長”と答えるほど、私自身、信長好きでございます。大河ドラマ『国盗り物語』(1973)やテレビ東京の12時間ドラマ『織田信長』(1994)でたっぷり“信長”を演じさせていただいて、台本を読まなくてもせりふが出てくるほどに。しかし、それでも彼には謎の部分、今回番組で取り上げた「本能寺の変」は特に謎が多い。私が知っているだけでも10数通りの諸説があって、なぜ明智光秀は本能寺に向かったのか、なぜ信長を倒したのかということを含めて正しいことが分からないんです。

◆「“正しいことが分からない”だからこそ、歴史は面白い」と熱弁する高橋さん。もっと気軽に、いろいろな層の方にこの番組を観てもらいたいという。

“歴史”は、想像や妄想、そういったものを加えながら表現していっていいと思っていて、だから語れば語るほど面白くなる。この番組も、果たしてどう捉えたらいいのかっていうことを考えながら、その時に生きていた武将の人間性をより掘り下げていくので、誰が見てもわかりやすく、面白く、楽しくご覧いただけるはずです。歴史が苦手な人は、歴史を記憶型のものとして捉えがちですが、そうではなくて、この時代を生きていた1人の人間として“あなただったらどっちに行く?”“どの道を選ぶ?”という風に話していくと、歴史ってもっと近く感じられませんか?家族で一緒に見ていても「あ!お母さんとお父さんってよく似てる」みたいな感じで(笑)。

◆家族との会話として歴史談義に花を咲かせるのも素敵ですね。高橋さんご自身の歴史にまつわる家族やご友人とのエピソードはありますか?

実は…娘の真麻は歴史にはあまり興味がなくて。なぜ興味がなくなったかというと、学校の試験のときに戦国時代を4時間ぐらい語っちゃったことがあって。そのときに「歴史って戦国時代だけじゃないから!パパの言ってるとこだけやってたんじゃ点数とれない」とプイっとされたことがあったんですよ(笑)。それから私が歴史の話をすると、そばからいなくなりますね。ただ歴史のことで疑問に思ったときは聞きに来ますし、ほかの俳優さんたちからも「いまやってる役がよく分かんないんだけど」って聞かれたりということもあります。そんな時は、しっかり時代背景や人物の説明をしますので、私の歴史知識も役立っています。

高橋英樹インタビュー

◆歴史のお話になると、止まらなくなる高橋さんの姿が浮かびます。では、最後に本番組の見どころをどうぞ!

みんな人間だから“なんでそうなっちゃったの?”みたいなところもあって、そんな1つひとつの分岐点をどのポイントで決めているのかは、それぞれの人によって違いますよね。この番組では、そういう部分を1つのテーマから深く突っこんでいく。ちなみに私は、歴史の中に書かれていることを何ひとつ信用していないんです、例えば信長についてはよく「信長公記」(織田信長の一代記)に書かれている信長はこうだという風に言われますが、その「信長公記」を書いた太田牛一はちゃんと書いたのかっていうところから始めますし。だって500年後、1000年後に今の時代を表現するときにも、阿部寛を出すか猫ひろしを出すかによって、時代の評価は随分変わるじゃないですか(笑)。どっちが出たかでこうだとは決め付けられないでしょうし、そういうところがまた面白いというか。とにかく結論、「歴史は面白い」んです!!もちろん今回も、強烈ですよ!

 

■PROFILE

高橋英樹
●たかはし・ひでき…1944年2月10日生まれ。千葉県出身。『桃太郎侍』や『遠山の金さん』など時代劇をはじめ、数々のドラマ・映画で主演を務める。現在はバラエティー番組への出演や、毎月20日発売の月刊誌「江戸楽」にて歴史コラム「七万人を斬った男 高橋英樹の歴史つれづれ帖」を連載中。

 

■番組情報

BS11開局10周年記念特別番組『高橋英樹のクイズ!なるほど歴史館』
放送日時:4月14日(金)後7・00~8・54
出演者/MC:高橋英樹
ゲスト解答者:大和田伸也、中田喜子
歴史解説:金谷俊一郎(歴史コメンテーター・東進ハイスクール日本史講師)

 
●text/山下紗貴

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