Boys Republicインタビュー「Only Girl」で日本デビュー

特集・インタビュー
2016年10月07日

2013年に韓国でデビューしたボーイズグループBoys Republicが、いよいよ日本デビュー。9月28日にリリースされたデビューシングル「Only Girl」は、衝撃的に心を射抜かれた女の子へのストレートな感情を描いた楽曲。日本に長期滞在してプロモーション活動を行った彼らに、曲にまつわるエピソードや日本での生活について語ってもらいました。

収録曲すべてが片思いの曲…メンバーが共感する片思いのスタイルとは

Boys Republicインタビュー

◆日本デビューシングル「Only Girl」は、これまでの韓国の活動曲とは違った感じのポップな曲ですが、ファンの反応はいかがでしょうか?

ミンス:僕らが正式にデビューして初めて日本語で歌う曲だし、J-POPのような雰囲気の曲なので、ライブで披露したらファンの皆さんも楽しんでいるように見えました。

ソンジュン:パフォーマンスへの反応もとても良かったです。僕らはパフォーマンスがハードなグループですけど、デビュー曲だからさらに神経を使いました。サビのポイントダンスである投げキッスのところは、特に喜んでいただけたようです。

◆歌詞がとても独特で面白いですが、特に気に入っている部分やなかなか理解が難しかった部分は?

ミンス:恋に落ちる気持ちを“イチゲキ!”と“カミナリ!”と表現しているのが面白いなと思いました。

ソンジュン:僕は全部ですが、特に“キミにBe Be Be シビレて”が面白かったです。

ウォンジュン:僕のパートで“最上級で”“衝撃的”“奇跡的な”という具合に、発音が似ている単語が重なっている部分があるんです。そこが何度歌っても混乱してしまって、レコーティングで苦労しました。

ソヌ:ウォンジュン兄さんと同じパートの2コーラス目が僕のパートなんですが、僕もその“一方的に”“刺激的さ”の部分が難しかったです。

スウン:僕は日本語で歌うこと自体が、なかなか大変でした(笑)。

◆カップリングの「Happy Face」は友情と恋の間を描いた曲、「So Fantasic」は届かない相手への思いを描いた曲で、いずれも片思いの曲ですが、3曲の中で自分が共感できる片思いのスタイルは?

ミンス:「Happy Face」です。振り付けで“顔では笑っているけど、実は泣いている”という部分があるんですけど、その部分に共感しました。

ソヌ:僕もミンスと同じです。曲は明るいのですが、歌詞は切なくて、いろんな要素が感じられる曲です。

ソンジュン:僕もです。全体の中で一番好きな曲だし、ダンスも気に入っています。

◆友達関係を壊さないために告白しない曲ですよね。歌詞のように、告白はしないタイプですか?

ソンジュン:いや、自分だったら告白します。男ならいくしかないでしょう!!(笑)

ウォンジュン:僕は「Only Girl」みたいにひと目ぼれするタイプじゃないし、「Happy Face」みたいな状況なら告白すると思うので「So Fantasic」ですね。彼女に幻想を抱きながら、少しずつ近づいていくスタイルです。

スウン:僕は「Only Girl」。1人だけを一途に、好きになったらストレートに表現するタイプです!!

歌詞にまつわる質問に珍回答が続出

◆ここからは、歌詞にちなんだ質問をしたいと思います。「Only Girl」で“そんなに簡単にひけない”という歌詞がありますが、グループで行動するときに簡単にひかないメンバーと、最初に譲るメンバーは誰ですか?

ソヌ:譲るのは僕です。すべての人に対して、あまり自己主張しないです。我を通したらお互いに気分が悪くなるし、平和主義者なので。

スウン:僕も争うのは嫌だから、譲るほうです。

ソンジュン:僕もです。

ミンス:(日本語で)ぜんぶ優しいデス。

◆食事を決めるときはどうですか?

スウン:それは、ソヌ兄さんが譲らないほうです。食事だけは譲らない(笑)。

◆食いしん坊なんですか?

ソヌ:そうではなく、ずっと体型管理をしているから、今日は食べたいものを食べる、って決めたときは意見を通すことがあるんです(笑)。

ソンジュン:でも、大体は意見が別れたら多数決で決めますね。

◆「Happy Face」にある“長い列、僕の番はいつまで待てば巡るの?”の歌詞にちなみ、行列のできるお店に並ぶならどのぐらい待てますか?

ソンジュン:スウンとスウンのお兄さん、僕の兄と4人で済州島に旅行に行ったことがあるんですけど、僕の兄がおいしいグクス(韓国風うどん)の店があるというので並んだんですが、1時間ぐらい待ってうんざりしました。

スウン:座るところもなかったからね。

ソンジュン:そのときに、僕らが待てる限界は最大1時間だと悟りました(笑)。

ソヌ:僕はそんなに待てないです。待ってまでは入らなくてもいいかなって思います。

ソンジュン:でも、昔、ラーメンを食べるために20分並んだことがあったじゃん。どこか忘れたけど、ホテルの前のラーメン屋さん。

スウン:日本で初めてラーメンを食べたときだね。おいしかった~。

ミンス:僕は10分、15分? それぐらいなら待てます。

ウォンジュン:僕は本当においしい店なら2時間は待てます。去年、休暇で日本に来たんですが、渋谷で有名な牛カツ店に入るのに1時間20分並びました。(日本語で)ちょー楽しかった。

全員:(日本語で)楽しかった?

ウォンジュン:あ、間違えました。(日本語で)ちょーおいしかったです(笑)。

◆「So Fantasic」の“涙がかわいたら”の歌詞にちなんで、一番涙もろいメンバーと、立ち直りが早いメンバーは誰ですか?

ソヌ:涙もろいのはミンスで、立ち直りが早いのはスウン? 

ウォンジュン:僕は人とは違うヘンなところで泣きます。アニメとか。「ドラえもん」の劇場版「のび太の恐竜」のラストシーンがすごく悲しくて泣きました。

ソヌ:僕も「ONE PIECE」のイタチが…。

ウォンジュン:イタチは「ONE PIECE」じゃなくて「NARUTO」だよ(笑)。

ソヌ:あ、そうだ(笑)。「ONE PIECE」でエースが死んだときは泣きました。

ウォンジュン:それはソヌだけじゃなく、全世界が泣いたから(笑)。僕はミンスが泣いたのを見たことがないけど…。

ソヌ:ミンスは1人で布団をかぶって泣くんだよ。

ミンス:え、え??(何でそんなことを言われるのか、納得ができない様子) 

スウン:僕が思うには、僕が一番泣き虫だと思います。怖くても泣くし、悲しくても、感動しても泣くので。最近、よくウォンジュン兄さんが怖い話をするんですが、知らないうちに涙が出ています(笑)。それと、7月に初の日本ツアーをやったときに、両親からサプライズの動画が流れたんですが、感動して1人だけやたらと泣いていました。

ソンジュン:僕もその動画を見たときは泣きそうになったんですが、あまりにも父のカメラワークが面白すぎて笑ってしまいました(笑)。

スウン:気持ちの切り替えが早いのはソンジュン兄さんです。騒いだと思えば急に疲れたり、お腹が空いたらおとなしいけど、いっぱい食べたらまた騒ぎ出すから(笑)。泣いているところは、プライベートでは全員見たことがないかも。

ソンジュン:ステージではあるけどね、ソヌは「Hello」で久々にカムバックしたときに号泣しました。

◆これまで韓国で多様なジャンルの曲をやってきましたが、今回の日本活動でBoys Republicを知ったファンに、次に勧めるならどの曲のMVを見てほしいですか?

ソヌ:「The Real One」です。曲も良いですが、初めてセクシーコンセプトに挑戦した曲なので。

◆セクシーに自信があるということですか?

ソヌ:以前はなかったけど、今はあります!!(笑)

ミンス:僕も同じです。セクシーな曲だから。

ソンジュン:「Hello」は、オホーツクの海辺で聴いたら似合いそうです。なぜオホーツク海かというと、僕が行ってみたいから(笑)。日本はまだ暑いですが、これから涼しくなるから季節的にも似合う曲だと思います。

スウン:「Video Game」と「Dress Up」はとても良い曲だし、パフォーマンスも見どころがたくさんあります。MVをぜひ見ていただきたいですね。

ウォンジュン:やっぱり僕らのデビューアルバムの中の曲「Party Rock」です。明るいエナジーが感じられる曲だから、日本のファンの皆さんにも楽しんで聴いていただけると思います。

日本のドッキリ番組への出演を熱望!?

◆日本で長期プロモーションをしていますが、どんな生活を送っていますか?

ウォンジュン:ソヌとスウン、ミンスとソンジュン、僕とマネージャーさんが同室なんですけど…。

ソンジュン:部屋ではダンスバトルをしています(笑)。冗談です(笑)。

ミンス:ただ部屋にいるだけですね(笑)。

ソンジュン:いつも一緒にいるから、部屋に戻ったら必要以外のことは話さないで、シャワーをして寝るだけです(笑)。

◆買い物などには行かないのですか?

ミンス:日本には何度も来ているので、必要なものを買いに行くくらいで、出かけたりはしませんね。

ソンジュン:韓国には入荷しないブランドの限定版とかが売っているので、以前はショッピングを楽しみにして日本円やカードを用意していたんですが、買いに行く時間がなかったり売り切れていたりして、今はショッピングすること自体をあきらめました(笑)。

◆では、日本に来るときに楽しみにしていることは?

スウン:食べ物です!! ラーメンは滞在中、最低1回は食べます。

ソンジュン:日本のファンに会えることです!! 

ミンス:ディズニーランドとユニバーサルスタジオには行ったことがないのですが、いつか行きたいです。

ソンジュン:そろそろスタッフさんが連れて行ってくれるんじゃないかな~と(笑)。

◆TV LIFEは日本のテレビ情報誌なのですが、皆さんの“テレビライフ”にまつわるお話を聞かせてください。

ソンジュン:テレビはあまり見ないほうですが、ネットで好きな番組を見つけて見ています。日本の番組ではドッキリが好きです。韓国よりもスケールが大きくて、面白いです。僕もそんな番組に出て、ひっかける側のほうをやりたいですが、日本語がまだヘタだから、まずはひっかけられる側から。身体を使うリアクションには自信があります(笑)。

ミンス:ダウンタウンさんが年末にやっている『笑ってはいけない』シリーズが大好きです。僕は普段あまり笑わないほうなので、番組に出していただけたら、笑わない自信があります。

ソンジュン:それは日本語が聞き取れないからだろう(笑)。

スウン:笑いたくても、意味が分からないから(笑)。

ミンス:いや、僕は韓国のお笑い番組を見てもほとんど笑わないんです。心では笑っているけど、顔には出さないタイプなんです。

◆それは、自分のイメージ作りのためですか?

ミンス:いいえ。僕のイメージはセクシーでシックですが、それは作っているのではなく、普段からそうなんです。

ソンジュン:そうなんだ~。知らなかったな(笑)。

ミンス:タフな男ですが、繊細でもあるし…。

スウン:そうですか…?(笑)

◆日本で活動している韓国グループで目標としている先輩や、プライベートで交流があるグループなどがいれば教えてください

スウン:親しいグループはたくさんいます。B.A.P、BTOB、BTS、BOYFRIEND…。

ウォンジュン:Bがつくグループばかり(笑)。

スウン:僕B型だから(笑)。Boys RepublicもBだし。目標はBIGBANG先輩です!! 

ウォンジュン:韓国でナンバーワンです!! あとは、SHINee先輩!!

ソンジュン:SHINee先輩の東京ドームコンサートのDVDリリースのポスターが会社のエレベーターに貼ってあるのを見たんです。僕らも東京ドーム公演が目標だから刺激を受けました。でも韓流ブームを作った先輩たちはすべてがロールモデルです。その道を僕らが引き継ぎたいです。
 

★おまけ

最後に、「Only Girl」に登場する女の子のイメージをイラストで描いてもらいました!
(それぞれに書いていただいたイラストに文章を添えて紹介します)

Boys Republicインタビュー■ウォンジュン
笑顔がきれいな人をイメージしました。

Boys Republicインタビュー■ソヌ
長いストレートヘアで、目が大きくて、ワンピースを着ている女性。女性らしくてピュアな感じが好きです。

Boys Republicインタビュー■ソンジュン
長いストレートヘアで、手がきれいな人。僕は手に目がいきます。

Boys Republicインタビュー■ミンス
長いストレートヘアで、真ん中分けが似合う額がきれいな人。白いTシャツが似合って、目が大きくて、顔が小さい人が理想のタイプです。

Boys Republicインタビュー■スウン
僕にとっての“Only Girl”はロイヤルファミリーです。Only Girlじゃなく、Only Girlsですけどね(笑)。

 

■PROFILE

Boys Republicインタビュー●ボーイズ・リパブリック…グループ名のBoys Republic(少年共和国)は「音楽を通じてコミュニケーションができる空間(国)」という意味を持つ。
2013年「Party Rock」で韓国デビュー。デビューシングルはタイを含むアジア4か国でiTunesシングルチャート1位、日本のドワンゴK-POP部門デイリー1位取得など、韓国他、アジアにてアーティストとして高い評価を受け、精力的に活動し、リリースのたびにさまざまな表情を魅せるアーティストとして確実に成長を遂げる。
活動はアジアだけに留まらず、2015年には7か国8都市をまわるヨーロッパツアーを実施し、世界のロイヤルファミリー(ファンの名称)を魅了している。2016年5月に日本デビューに向けて本格的に上陸。 9月28日にシングル「Only Girl」で日本デビューを果たした。12月に大阪、東京にて「Boys Republic X’mas LIVE 2016 in JAPAN」を開催。
 

■リリース情報

Boys Republic「Only Girl」初回限定盤 A(CD+DVD) /DVD(MV、ダンスバージョン2曲収録)
UPCH-7189 ¥1,500(税別)

初回限定盤 B(CD) /アナザージャケット6種
UPCH-7190 ¥1,204(税別)

通常盤(CD)
UPCH-5887 ¥1,000(税別)

<収録曲>
*初回盤 A・通常盤・ソロ盤(ウォンジュン・ ソンジュン・スウン)
M1「Only Girl」
M2「Happy Face」
M3「Only Girl」(Instrumental)
M4「Happy Face」(Instrumental)

*初回盤 B・ソロ盤(ミンス・ソヌ)
M1「Only Girl」
M2「So Fantasic」
M3「Only Girl」(Instrumental)
M4「So Fantasic」(Instrumental)
 

■INFORMATION

冬のワンマンLIVE決定
◆◆◆Boys Republic X’mas LIVE 2016 in JAPAN ◆◆◆
12月17日(土) 大阪 YES THEATER
OPEN 17:30/START 18:00

12月18日(日) 東京 YAMANO HALL
OPEN 17:00/START 17:30

【チケット】全席指定 7,000円(税込)

【年齢制限】4歳以上有料
*「Only Girl」CD封入チケット先行抽選受付中!詳しくはCDに封入内チラシをご覧ください。
受付期間:2016年9月27日(火)12:00~10月10日(月)23:59
*11月12日(土)チケット一般発売

「Only Girl ~first movie~」の再上映が決定!
11月12日(土)より角川シネマ新宿で期間限定公開。
詳細は後日、Boys Republicオフィシャルサイトにてご案内いたします。

スウン 韓国にてドラマ出演決定!
フジテレビドラマ『今週、妻が浮気します』の韓国リメイクバージョン
*JTBC(放送局名)10月放送予定の(金)(土)20:30 ドラマ『今週、妻が浮気します』
*出演:イ ソンギュン、ソン ジヒョ、BoA

Boys Republic Japan Official HP:http://boysrepublic.jp/

ユニバーサルミュージックオフィシャルHP:http://www.universal-music.co.jp/boys-republic/

Official Facebook:https://www.facebook.com/BOYSREPUBLIC.5

JAPAN OFFICIAL Twitter @BoysRepublicJPN:https://twitter.com/BoysRepublicJPN

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●photo/徳永 徹 text/安部裕子
make/北川 恵、北原 果(Kurara System) styling/横田勝広(YKP)