大林宣彦監督“尾道三部作”最終作「さびしんぼう」BS12トゥエルビで6・20放送

映画
2020年06月20日
「さびしんぼう」
「さびしんぼう」©1985東宝

 BS12 トゥエルビで、大林宣彦監督作「さびしんぼう」が6月20日(土)に放送される。

 本作は、今年4月に82歳で亡くなった大林監督が「転校生」「時をかける少女」に次いで、故郷を舞台に制作した“尾道三部作”の最終作。初恋の切なさや両親への反発と和解など、思春期の揺れ動く感情を鮮やかに描いたファンタジー作品となっている。

 主人公である寺の一人息子役には、尾道三部作の全てに出演する尾美としのり。ヒロキが夢中になる美少女と道化服を着た不思議な少女の二役を富田靖子が演じる。さらに、藤田弓子、小林稔侍、岸部一徳、樹木希林、小林聡美が出演している。

「さびしんぼう」
「さびしんぼう」©1985東宝

映画「さびしんぼう」
BS12トゥエルビ
2020年6月20日(土)後7・00~9・15
※土曜洋画劇場(毎週土曜後7時)特別編として放送

原作:山中恒『なんだかへんて子』
監督:大林宣彦
出演:富田靖子、尾美としのり、藤田弓子、小林稔侍、岸部一徳、樹木希林、小林聡美 ほか

<ストーリー>
カメラが趣味の高校生ヒロキ(尾美としのり)は、望遠レンズで見つけた女子高校生の美少女(富田靖子)に夢中になり、彼女のことをひそかに「さびしんぼう」と名付けている。ある日、彼の前に道化服の不思議な少女(富田/二役)が現れ、自分は「さびしんぼう」だと名乗る。

©1985東宝