超新星のソンジェが、横浜・愛知・大阪の3か所で自身初となる韓国主演映画「Guest House」の完成記念ファンミーティングを開催した。
5月21日（日）には神奈川県・パシフィコ横浜国立大ホールにて昼公演、夜公演の2公演を実施。昼公演では「昨日は緊張して眠れなかったです」と話すソンジェだったが、MCのYumiから「ホントですか？」とツッコまれると、「うそです（笑）。よく寝ました」と白状し、笑いを誘う場面も。
「Guest House」の話題を中心としたトークショーでは、韓国映画初主演とあって「すごくプレッシャーが大きかった。学ぶつもりで一生懸命臨みました」と語っていたソンジェ。冬の江陵（カンヌン）を舞台にタイトなスケジュールの中で行われた撮影は寒さとの闘いだったそうで、「おいしい食べ物に癒されながら頑張りました」と振り返っていた。また劇中ではヒロイン役のちすんと英語で会話するシーンもあり、「僕は外国語には才能がないみたいです…」とこちらも苦労した様子。だが、Yumiが「そんなことないですよ。日本語はうまいですよねぇ!?」と客席に同意を求めると、会場は大きな拍手に包まれた。大変だったという撮影の最中にはファンからコーヒーなどの差し入れがあったといい、「みんなでおいしく頂きました」と感謝の言葉も口にしていた。
トークショーに続いて、普段あまり料理をしないというソンジェがファンの前で料理に挑戦するコーナーでは、観客の中から抽選で選ばれた5名におにぎりを振る舞うことに。慣れない手つきでボウルに入ったごはんにコチュジャンを混ぜ込み、ごま油、ツナコーン、ふりかけを入れ、片手でおにぎりを握るソンジェ。Yumiが「あ、片手で!? おにぎりというかおつぶし？ みたいな……」とツッコむと、「韓国ではこのぐらいの大きさのおにぎりをよく食べるんです」と主張。その後、きれいに球体になったおにぎりを海苔で巻いた後、なぜかつぶして平べったくするソンジェに疑問の声が上がるも、これは「食べやすいように…」というソンジェならではの心づかいだったそう。作り終えたおにぎりを5人のファン1人ずつに“あ～ん”して食べさせてあげる場面では、羨望の眼差しを向ける客席からひと際大きな悲鳴が起きていた。
最後にソンジェは、「今日は横浜まで来てくれて本当にありがとう。ここでいつかまた、今度は超新星で公演をやりたいです。そのときは来てくださいね！」とファンにあいさつ。「皆さんありがとうございました！ バイバイ、ありがとう。またね！ アンニョーン！」と笑顔で手を振りながらステージを後にした。
ファンミーティングではトークショーのほか、劇中歌「I LOVE YOU（日本語ver.）」やライブでは初歌唱となる「BAD」、超新星の「愛言葉」を含む全8曲のライブパフォーマンスを披露。さらに、観客がソンジェを自由に撮影できるフォトタイムなども盛り込まれ、ソンジェとファンとが身近に触れ合える貴重なイベントとなった。
映画「Guest House」は、俳優の夢を諦められず、オーディションを受けるために江陵からソウルに通う日々を過ごすジョンウ（ソンジェ）が、姉の友人で日本人のヒロコ（ちすん）と出会い、江陵に溶け込んでいる思い出や風景を共感しながら時を共にするうちに距離が縮んでいくさまを描くラブストーリー。日本では2017年に公開予定で、7月26日（水）には本作のイメージアルバムの発売も決定している。
映画「Guest House」作品情報
＜ストーリー＞
江陵に住んでいるジョンウ（ソンジェ）は俳優の夢を諦められず、オーディションを受ける為にソウルへ向かう日々。公務員である姉のソンウはジョンウが俳優への夢を諦めて江陵でゲストハウスを経営して真面目に生きてほしいと思っているが、姉の願いは叶わず、ジョンウのソウルへの脱出は続く。そんなある日、ソンウの友人で日本人のヒロコ（ちすん）が江陵へやってきた。ヒロコはカーリングの元日本代表選手。訳があり引退してしまったが、今回は仕事と、そしてある目的のために江陵へ。ヒロコはソンウが経営しているゲストハウスに宿泊。そこでジョンウと出会うこととなる。日本語が出来ないジョンウはヒロコと短い英語で会話をするが、好きな食べ物、静かな海、時間が止まっているような古い町並みなど、江陵に溶け込んでいる思い出や風景を共感しながら時を共にしていくうちに2人の距離は縮んでいき…。
監督：チョ・ソンギュ
出演：ソンジェ（超新星）、ちすん ほか
主催：FUJIX E&C
企画・制作：FUJIX LIVE CREATE／MAROO Entertainment
運営協力：バンダイナムコライブクリエイティブ
制作協力：よしもとクリエイティブ・エージェンシー／Gclef-Ent
協力：超新星JAPAN オフィシャルファンクラブ「MILKY WAY」
映画「Guest House」公式HP：guest-house.official-movie.com/