【インタビュー】7thシングル「熱帯魚の涙」リリース!Flowerインタビュー

特集・インタビュー
2014年05月21日

7thシングル「熱帯魚の涙」をリリースするFlowerにインタビュー。新曲のことはもちろん、Flowerのこと、そしてE-girlsとして迎える初のアリーナツアーのことなど、盛りだくさんでお届け!

“大人びたFlower”が随所に見られる楽曲が誕生

――1stアルバム「Flower」リリースから5か月ぶりとなる7thシングル「熱帯魚の涙」の第一印象を教えてください。

武藤 私たちはデビューさせていただいたときから、バラードや恋愛ソングや多くやらせていただいてきたんですが、その中でも今回は今までとは違った楽曲だと思います。

藤井 曲調がすごくアジアンティックなテイストだし、いろいろな世代の方がそれぞれの目線で違ったことを感じられる歌詞になっているなって。

坂東 音がすごく“アジア”な感じでキャッチーですよね。大人っぽい楽曲だからこそ、Flowerを聴いたことのない世代の方にも聴いていただけたら。

重留 今までの私たちとはちょっと違った新しさがあるので、“Flowerにしかできない楽曲”だと自信を持って言えるような楽曲になればいいなと。だから私たちも自信を持ってパフォーマンスしたいと思います。

――アジアンテイストなMVは女性の美しさが表現されたものになっていますが、印象的なシーンや注目してほしいポイントはありますか?

重留 私と(中島)美央が密着して踊るシーンは、撮影のときに即興で振りをつけたんです。絵コンテに「抱き合う」と書かれていたので、イメージシーンだろうなと思っていたんですけど、まさか踊ることになって(笑)。即興だったので不安でしたが、メンバーから「すごくいいよ!」って言ってもらえたので、ぜひ見ていただきたいですね。

藤井 「太陽と向日葵」の続編のような歌詞になっているので“去年の夏の恋”をイメージしながら表情を作りました。個人的には花を握るシーンや鷲尾(伶菜)さんの耳にキスをするシーンなど、いろいろなことができて楽しかったです。

武藤 ボーカル3人で歌っているシーンは、今までのFlowerにはなかったシーンだと思います。3人がささやき合っている感じで撮っていただいたので、今までとは違ったボーカルの表情が見られるんじゃないかと思います。

坂東 私は涙を流すシーンがあったんですが、ちゃんと準備してなくて…。絵コンテに「涙する坂東」と書かれていて“えっ、泣くんですか私!?”って(笑)。その日は朝からすごく天気がよくて、メイクさんやスタイリストさんと和気あいあいで楽しくさせていただいていたので心配だったんですが、ボーカルのすてきな歌声のおかげで泣くことができました(笑)。

ワンモアQuestion!

【最近涙した出来事は?】

私、最近よく泣きすぎてて逆に分からない…(笑)。USAさんの「Changes」を観させていただいて、(佐藤)晴美とか(市來)杏香と泣きました。


武藤千春 vocal/performer
●むとう・ちはる…1995年4月3日生まれ。東京都出身。O型。

“ツンデレ番長”藤井「○○の意味が分からない!」

――2011年のデビューから、早いものでもう3年です。

坂東 私なんて当時は中学2年生で…ホント子供ですよね。今でも「Still」を聴くと、「13歳です!」と言っていたことを思い出して恥ずかしくなります(笑)。13歳の子がこんなに切ない曲を踊っていたんだと思うと何だか申し訳なくて。

重留 希はマネージャーさんにも「『Still』より明るい曲を踊っているほうがすごく楽しそうだよね」って言われてて(笑)。でもそんな最年少キャラも、最近は大人になっちゃって…。

武藤 そう! この前は寮でE-girlsの年下の子にご飯を作ってあげてたもんね!

重留藤井 えらいよね~!

坂東 最近、料理にハマってるんです。お弁当を作っているんですけど、寮のキッチンで作っていたらみんなが「お腹すいた~」って来たので食べさせてあげたりして。家では妹なので、お姉さんっぽい感じで振る舞う立場じゃなかったんですけど、E-girlsのときには後輩の子がいるので、ちゃんとしなきゃなって思います。

藤井 上から目線じゃないですけど、希は最初ダンスに関して本当に自信がなかったんです。でも最近「最年少の希がすごい成長したね~」ってみんなで言っているんです。会議でもしっかり発言するし、鋭い意見も言ったりして。

重留 頭がいいんだよね。「どうしてそんな言葉が出てくるの?」って思うくらい。ダンスも私よりも女性らしさが出ていて、ちょっと悔しいなって内心では思いますもん。

坂東 いやいやいや! 今日、何かみんなすごい褒めてくれる!(笑)

 

ワンモアQuestion!

【最近涙した出来事は?】

昔は映画でもドラマでも全然泣かなかったのに、悲しいドラマとか観ると泣いちゃうんです。涙腺が弱くなりました。


重留真波 performer
●しげとめ・まなみ…1994年12月11日生まれ。宮崎県出身。O型。

 

――重留さんが新リーダーになった新体制の雰囲気はいかがですか?

坂東 この前、真波ちゃんの家に遊びに行ったんです。黙って何か始めたと思っていたら、おいしい料理作ってくれて。すごく面倒見がいいんですよ。

重留 Flowerはみんな意識が高いから、仕事面に関しては特にリーダーらしくしようと意識してないんです。「女の子ばかりで大変じゃないんですか?」と聞かれるんですが、全然そんなことなくて。ふざけている人がいればツッコむ人がいたり、すごくバランスがよくて、一緒にいてすごく楽しい! ダラダラしちゃったら萩花が締めてくれますしね。

藤井 いろいろと長引いてたら、パッっと締めるほうです。

武藤 希とか年下の子が楽屋を和やかにしてくれる一方で、締めてくれるメンバーもいて。いつもワイワイやってます(笑)。

重留 萩花とか伶菜は、ツッコむというよりノってこないタイプだからね(笑)。

藤井 でも騒ぐときは一緒に騒ぎますよ? 本気で変なことはしないんです。

坂東 萩ちゃんはボケたりはしないけど、一緒には楽しんでくれますね。でも、イベント終わりにみんなで変顔とかするんですけど、萩ちゃんだけは絶対しない(笑)。

藤井 だって…変顔する意味が分からないもん!

一同 (爆笑)

 

ワンモアQuestion!

【“夏がきた”と感じる瞬間は?】

学校の制服が衣替えになると、もう夏なんだなぁって思います!


坂東希 performer
●ばんどう・のぞみ…1997年9月4日生まれ。東京都出身。B型。

初のアリーナツアー「COLORFUL LAND」への意気込み

――それでは最後に、7月に控えるE-girls初の単独アリーナツアーに向けた意気込みをお願いします。

藤井 初めてのライブツアーがアリーナツアーということで、E-girlsとしてもFlowerとしても、さらに一個人としても成長できるチャンスの場だと思います。来てくださった皆さんに、もっと私たちを好きになっていただけるような、楽しんでいただけるようなエンターテインメントを届けたいと思っています。

坂東 自分たちがメインのライブっていうのは初めてで、どんな感じになるんだろうってワクワクしています。お客さんと楽しみながら、来てくださった方もメンバーも、みんなが「楽しかったね!」と言えるようなライブにしたいです。

武藤 初めはどうなるんだろうって想像もできなかったんですが、話し合いを経て、いろいろ考えていく中で、今は開演が待ち遠しいくらい楽しみです。“アリーナの次はドーム! ドームの次は…”と、どんどん先に進めるようなツアーになればいいなと思います。

重留 自分たちがこれまで見たことのない景色が見られると思うので、期待とプレッシャーと、いろいろな感情があるんですけど、まずは来てくださる皆さんの期待を裏切らないような、E-girlsらしいツアーができたらいいなと思っています。Dream、Happiness、Flowerというそれぞれのグループのことも、もっと好きになっていただけるようなツアーにしたいですね!

 

ワンモアQuestion!

【“夏がきた”と感じる瞬間は?】

ノースリーブが着られたときは、「よっしゃー!」って(笑)。あとは、「居酒屋えぐざいる」が始まると夏だなって感じます。


藤井萩花 performer
●ふじい・しゅうか…1994年10月14日生まれ。大阪府出身。A型。

 

PROFILE

Flower(フラワー)
Vocal&Performerの鷲尾伶菜、武藤千春、市來杏香、Performerの藤井萩花、中島美央、重留真波、佐藤晴美、坂東希の8人から成るガールズパフォーマンスグループ。
2011年10月「Still」でデビュー。役者やモデルなどそれぞれが多方面に活動の場を広げ、E-girlsのメンバーとしても活躍。
E-girlsとして、7月18日(金)の神戸・ワールド記念ホールからスタートする初の単独アリーナツアー「COLORFUL LAND」を控える。

Flower OFFICIAL WEBSITE(http://www.flower-ldh.jp/
E-girls OFFICIAL WEBSITE(http://e-girls-ldh.jp/

 

作品情報

6/11(Wed) on sale!
7th Single
「熱帯魚の涙」
1759円+税(CD+DVD 初回盤)
1111円+税(CD 通常盤)


●text/井上 恵