【インタビュー】花江夏樹×細谷佳正インタビュー『デジモンアドベンチャー tri.』に出演

特集・インタビュー
2015年11月27日

『デジモンアドベンチャー』テレビ放送開始から15周年を記念して、シリーズ最新作であり、初代『デジモンアドベンチャー』の続編となる新シリーズ『デジモンアドベンチャー tri.』(全6章)の第1章「再会」が11月21日(土)より劇場上映開始された。本作で高校生に成長した“選ばれし子どもたち”の八神太一を演じる花江夏樹さんと、石田ヤマトを演じる細谷佳正さんにインタビュー。作品への想いや見どころを語ってもらった。

『デジモンアドベンチャー tri.』への想い

――『デジモンアドベンチャー』最新作で成長した“選ばれし子どもたち”を演じることが決まったときの感想を教えてください。

花江 僕は初代『デジモンアドベンチャー』を実際にリアルタイムで見て、楽しんで、おもちゃでも遊んでいた世代なので、決まったときは夢のようでした。まさか自分がデジモンにかかわることができるなんて。それこそ16年前に始まって、小さいころに見ていた自分には到底縁のない、ましてや仕事としてはかかわることはないと思っていた作品なので。
それも、全く新しい続編ならまだしも、『デジモンアドベンチャー』続編に出られるというのは…ビビりました。不安のほうが大きかったです、プレッシャーというか。うれしいのももちろんなんですけど、ファンが多いからこそ、ファンだからこそ感じるプレッシャーがありました。

細谷 16年前の作品のキャラクターを引き継いでやらせていただくことになり、思い入れのあるファンの方が多い作品なだけに、これは賛否両論あるんだろうなと覚悟しました。
ただ、頂いたキャラクターの絵と設定を見て、動いているヤマトが登場したときに、必ず違和感なくマッチングさせるんだっていう前向きな気持ちがあったんですが、今年の8月1日『デジモン』のイベントに出たときに、主題歌を歌われている和田(光司)さんが会場に来られないことに対してお客さん1人ひとりが純粋に反応なさっていて、中には涙を流している人もいらっしゃいました。
そのときになって一気にプレッシャーを感じました。

――16年前の『デジモンアドベンチャー』のキャラクターにはどんな印象をお持ちですか?

花江 太一は主人公ですから、僕の中のイメージだと元気で明るくて熱い男。でも周りがまったく見えないっていうわけじゃなくて、周りも気にしつつ、周りを引っ張っているようなカリスマ性のあるキャラクターだなと思っていて。
小学生ですけど、大人っぽい考え方をする部分がちらほら見えるので、そこがかっこいいキャラクターだと思います。

細谷 ヤマトは、クールであんまり熱くならないキャラクターなのかなと思っていました。『デジモンアドベンチャー』を見て、戦隊ものに例えると太一がレッドで、ヤマトがブルーな感じがしたんですよ。
ヤマトはモテる男の子の雰囲気はあるんですよね。体育会系で元気でっていう感じではない、ちょっと大人っぽくて謎めいているみたいな、女の子が好きそうな雰囲気がある。でも、実際はそんなにクールじゃないんだなと感じたんです。
分かり易くたとえるなら、悟空も熱いですけど、ベジータも熱いぞと(笑)。

花江 まあまあ間違ってはないですね(笑)。

――(笑)。そんな太一とヤマトが高校生になって変わった部分は?

花江 太一は考え方がより大人になってるなって。周りの子どもたちに比べるとちょっと先を見ているというか、大人になっていってるんだなっていう所が一番感じた変化です。
デジモンたちが街で戦うことによって、街が壊れたり、人がけがしたり、最悪死んじゃう場合もあるっていうことも考えつつ、それが気がかりでなかなか戦えないっていう。昔の太一だったら、とりあえず俺たちしか戦えないんだから戦わなきゃっていう感じだったのが、そこで悩むようになった。いい意味でも悪い意味でも、成長しているなって感じましたね。

細谷 ヤマトは、実は内面的にはそんなに変わってないなという印象があります。太一と口喧嘩になった際も、街を守るために敵を倒さなきゃいけないということについては一致してるんだけど、街に被害が出てしまうと悩む太一に対して、ヤマトは被害が出ようが出まいがとにかく倒さなきゃいけないじゃないかと言う。
高校生になってもそのまんまだなっていう感じがしましたね。

変わらないデジモンたちと成長している子どもたち

――戦うことについて悩む太一、戦うしかないと割り切れるヤマトという対称的な2人の関係が第1章「再会」のひとつの大きな軸になっていますが、掛け合いを演じていかがでしたか?

花江 普段、細谷さんとの掛け合いがあるときは、僕がわりと子どもっぽいキャラで、細谷さんが大人びた役が多いんですけど、今回は太一のほうが大人っぽいので、そこのバランスが難しいなって最初は思いました。でも、ポスタービジュアルを見たときに、「デジモン」なんだけどちょっと大人に向けた感じだなって作品の雰囲気を感じて。ストーリーを読んだときもそうだったんですけど。

細谷 今は、『デジモンアドベンチャー』当時よりもアニメが一般的で、子ども向け作品だけではなく、表現手段としてのアニメーションという作品が増えてきています。このポスタービジュアルを見て、花江君と「これはちょっと実写映画な感じがするよね、好きな雰囲気だね」っていう話をしていて、その印象を出していきたいと思いました。

花江 作品の舞台も現実世界なわけですし、わりと実写に近いなって。そのリアルさをより出していけたらいいんじゃないかなと思いました。実際に完成した作品を見た時に、やっぱりそっちが正解だったなと思います。
デジモンたちは昔と変わってない状態で『tri.』にも登場するわけですから、そこが変わらないデジモンたちと変わっている子どもたちっていうので表現されていていいなって思いました。

細谷 その子どもたちを僕らの世代が演じるということが、ある種の大きな演出になっていると思います。
質感もあると思うんですが、それは作品ごとに変わっていく。デジモンを演じられている先輩は、あのころのデジモンをそのままパっと持ってこられるから、そのときのデジモンがいて、そこに僕らが、このポスタービジュアルの実写的な雰囲気を感じながら成長した“選ばれし子どもたち”を演じる。それはキャスティングの時点から演出がかかっているのかなと感じますね。

――『tri.』は、昔からのファンはもちろん、子どもたちは冒険アニメとして、そして初めて見る大人たちは登場人物たちの人間ドラマとして見ることができるバランスのいい作品になりましたね。

花江 『tri.』から入った人にも楽しんでもらえますし、昔からのファンはキャラクターとデジモンに思い入れがあるので、より楽しんでもらえると思うし、これを見てからまた「デジモンアドベンチャー」見ようっていう人もいると思うので、そこは非常にうまく表現できているのかなって思います。

――演じるに当たって子ども時代のキャラクターを残した部分、変えた部分は?

細谷 ヤマト達も成長していますから、当時のキャラクターを踏襲すると齟齬や違和感が出るんじゃないかなと思ったんです。
(『デジモンアドベンチャー』でヤマトを演じた)風間(勇刀)さんには絶対なれないし、風間さんがなさっていることは絶対にできない。逆もしかりで、僕がやってることは僕にしかできない。それが自分がキャスティングされた意味だと思いました。
第1章ではもしかしたら100人中80人が納得しなくても、第6章までには「あ、デジモンだね、ヤマトだね」って少しでも感じてくださったら良いなと思っているので、こういうキャラクターなんだっていう芯の部分以外は必要以上に意識はしていないです。

花江 僕はやっぱり藤田(淑子)さんの太一のイメージがすごく強かったので意識しないっていうほうが無理な話で。
なので、僕は改めて『デジモンアドベンチャー』をけっこう見直して、太一のしゃべり方の特徴だったりとか、性格面での子ども時代っていうのは引き継いだ状態で演じているつもりではあるんですけど、藤田さんのお声は特徴がありすぎて、どう頑張っても真似できないなって(笑)。だから、僕なりの太一をこれから作っていなかきゃいけないなって考えたんですけど、これだけは忘れないでいようと心掛けたのは、デジタルワールドでの冒険の記憶というか、アグモンたちと冒険してきたっていう事実だけは『tri.』の太一の中に変わらず持っていたいなって思って挑みました。
なので、デジモンたちと再会したときには、あのころの記憶がバーっとよみがえってきて、太一がしゃべるっていうのだけは忘れないでいようって。それを持っているのと持っていないのでは、見てくださる方への伝わり方も変わると思いますし。
お前はアグモンと再会したのにその程度しかうれしくないのか?みたいなことが伝わってしまうと思うので、そこだけはしっかり一本曲げないようにしました。それを踏まえつつ変化した太一が演じられれば良いなって。

パートナーデジモンを演じる大先輩の声優たちとの共演

――パートナーデジモンを演じる声優さんは大先輩ばかりでしたが、共演されていかがでしたか?

花江 最初はドキドキしました。もしかしたら先輩たちも16年前にやっていた『デジモンアドベンチャー』への思い入れで、『tri.』なんて、とか何で変えちゃうのって受け入れてもらえなかったらって。

細谷 やっぱり考えるよね。「認めない!」みたいな。

花江 これは妄想ですけど、最悪のパターンをチラつかせて(笑)、相当緊張しました。
「娘さんを僕にください」ってご両親にあいさつに行くときみたいな感じでアフレコ現場に行きましたけど、本当にお優しいご両親で(笑)。

細谷 そんなかんじですね(笑)。

花江 認めてくれたというか、本当にスッと、これからよろしくっていうふうに仲間として迎え入れてくださったので、すごく安心しました。余計なプレッシャーっていうのは感じずにアフレコに臨めましたね。
(アグモンを演じる)坂本(千夏)さんとお会いしたときに「太一」って呼んでもらって、それまでうじうじ悩んでたことが落ち着いたというか、これから本当にパートナーとしてやっていくんだなっていう決心があらためてつきました。

細谷 先輩方がスタジオに入られた瞬間、全然雰囲気が違くなるんですよ。あれだけのベテランの方々がスタジオに一堂に会すっていうのは、なかなかないですよ。

花江 先輩方と僕たちでは世代がスパーンと分かれてますからね。

細谷 僕も花江君と一緒で、どうしようかなって思っていたんです。
始まる前に(ガブモンを演じる)山口(眞弓)さんにご挨拶はしましたけど、自分が気負ってしまうんじゃないかというのが心配だった。マイクの前に立つ前に、大先輩だと思って恐縮してご挨拶しちゃうとそれだけで委縮して変わってしまうから、無謀ですけどこっちが引っ張るぞくらいの強い気持ちで行こうって。
印象に残っているのが「ガブモン!」って声をかけたときに「おう!」って返ってきて。それがものすごく嬉しかったですし、「ガブモンが返事をしてくれた」って思えました。3カットくらいのやりとりなんですけど、「大丈夫だ」って思えて、それから山口さんもいろいろな雑談をしてくださるようになって。

――声を合わせたら分かり合えるというのは声優さんならではのすごい話ですね。

細谷 僕は、ですよ(笑)。それで僕は安心ができたというお話です。

花江 でも、名前を呼んで「おう」って返事が来たら、それは感動ですよ。

細谷 僕、滅多にミーハーにならないんですけど「あ!ガブモンが返事をしてくれた!」って思いましたからね(笑)。

昔からのファンの人には見どころしかない(花江)

――本作の見どころ、進化した部分はどんなところですか?

花江 昔からのファンの人には見どころしかないと思うんです。もちろん成長した子どもたちの変化、変わらないデジモンたちの安心感みたいなものもそうですし。再会したときの感動は、自然と涙があふれてくるので、それは何物に代えがたいものだなって思います。冒険がよみがえってくるようなシーンです。
また、それぞれのキャラクターが子どものころの設定を引き継いで、ヤマトだったらバンドをやっていたり、光子郎がすごいバリバリのIT系になっていたりとか。
あとは、進化のシーンがそれこそ進化したんじゃないかなって。昔の3D技術よりもよりかっこよく、今の技術で進化のシーンが作られているので、すごくかっこいいんですよ。そこだけを見に行く価値があるくらい、めちゃくちゃデジモンたちもかっこいいので、そこは注目してほしいですね。

――昔の作品からのネタも入っていますね。

花江 ファンの人がクスっとくるようなところがいっぱいありますね。エンディングもデジモンならではのドットのアニメだったりとか。すごくいいですよね。

細谷 見どころはオープニングからいきなり、ですね。成長した太一の日常から始まるんですけど、デジヴァイスが机の上にあるんです。それを見たらきっとお客さんがワーッとなると思います。そこへ、さらに主題歌の「Butter-Fly」が流れてくる。それだけでものすごいテンション上がると思います。

花江 その前の平田広明さんのナレーションからもう…。

細谷 そう!「帰ってきた!」みたいな。

花江 これこれ!っていう。

細谷 「再会」ってお客さんとのためにあるなっていうくらいのサブタイトルですよね。
そこで太一とアグモンが再会して「お前ちっちゃくなったな」「お前おっきくなったな」で号泣必至だと思います。逆に、ヤマトは何も言わないのかと思ったら「信じられねぇだろ」っていうあのセリフがヤバイ。ちょい泣きです(笑)。

――第1章の名シーンのひとつですね。

細谷 実際に出来上がった映像を見て、たぶんですけど、第1章はけっこうストーリーをゆっくり描いているという印象があったんです。

花江 じっくり丁寧にね。

細谷 そんなに情報量を詰め込まないで、再会とみんなの変化、それと新しい組織みたいなものがどうやらあるらしいということを提示している。あえて第1章はそうしているから、第2章以降はものすごいことになると思います。

花江 しかも第1章でオメガモンをいきなり出しちゃう。

細谷 第1章で出したら第6章までどうすんだって話ですよね(笑)。

花江 だから妄想が膨らみますよね。この先なにモンが出てくるんだろう。『デジモンアドベンチャー』の時にまだ生きているであろうデジモンたちは出してほしいなって。あとは「復活のF」じゃないですけど、デビモンとかヴァンデモンとかね。

細谷 ほんとだ!あるかもしれない!

スタッフ:ヒントは第1章の中にもちゃんとあるんですよ。

花江 黒い影がブワーっと…。

細谷 最初に出てきたクワガーモンは、『デジモンアドベンチャー』に出てきたんでしょ?

花江 クワガーモンは『デジモンアドベンチャー』でも一番最初の敵ですから、けっこうリンクしている部分があるんです。
しかもクワガーモンが強くなってるわけですから、ほかのデジモンたちも強くなって帰ってくる。

細谷 そういえば、デジモンたちは6年間何してたの?修業してたのかな?(笑)。

花江 金色になって帰ってくる?(笑)

デジモンを作っているスタッフさんの愛情を感じた(細谷)

――当時『デジモンアドベンチャー』を一緒に見ていて、今は疎遠になっている人たちが『tri.』を見に行こうぜって集まったりしたらいいですよね。

細谷 それやってもらえるとうれしい!「再会」してほしいです。

花江 これを機にね。

――それでは最後に『tri.』をご覧になる方々にメッセージをお願いします。

花江 本当に楽しみにし甲斐がある作品だと思います。先日、プレミア先行上映をしたんですが、そこでも評判がすごくよかったので。やっぱりデジモンっていいよねって。
昔と違う、まったく新しい作品ではなくて、デジモンのよさっていうのが十分に組み込まれた上での新章なので、そこは安心して見てほしいですね。期待を裏切らない第1章になっていますので、楽しみにしていてください。

細谷 出来上がった映像を見て、改めてデジモンを作っているスタッフさんの愛情をとても感じました。そのスタッフさんの愛情は、作品にも向けられているし、何よりもその作品のファンの方々に向けられているものです。音や映像にこだわりながら作られていますので、是非皆さんに劇場で見ていただきたいです。
単なる劇場上映作品として捉えるのではなく、大きな事象として皆で『デジモンアドベンチャーtri.』という作品をキャスト・スタッフ・ファンの皆様で盛り上げていけたらいいなと思いますので、これから、第6章までよろしくお願いします!

 

PROFILE

花江夏樹
はなえ・なつき…1991年6月26日生まれ。神奈川県出身。
2011年、声優デビュー。声優業のみならず、ラジオ、テレビと幅広く活躍中。
2015年、第九回声優アワード新人男優賞を受賞。

細谷佳正
ほそや・よしまさ…1982年2月10日生まれ。広島県出身。
2004年、声優デビュー。アニメに加え、映画やドキュメンタリー作品の吹き替えでも活躍中。2014年、第八回声優アワード助演男優賞受賞。


作品情報

『デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」』
劇場3週間限定上映 全国10館/劇場版Blu-ray先行発売/先行有料配信
2015年11月21日(土)同時スタート

上映館:
新宿バルト9、渋谷TOEI、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、109シネマズ名古屋、T・ジョイ博多、札幌シネマフロンティア、広島バルト11、MOVIX仙台

キャスト:
八神太一:花江夏樹 アグモン:坂本千夏
武之内空:三森すずこ ピヨモン:重松花鳥
石田ヤマト:細谷佳正 ガブモン:山口眞弓
泉光子郎:田村睦心 テントモン:櫻井孝宏
太刀川ミミ:吉田仁美 パルモン:山田きのこ
高石タケル:榎木淳弥 パタモン:松本美和
城戸丈:池田純矢 ゴマモン:竹内順子
八神ヒカリ:M・A・O テイルモン:徳光由禾

スタッフ:
監督:元永慶太郎
シリーズ構成:柿原優子
キャラクターデザイン:宇木敦哉

公式サイト(http://digimon-adventure.net/

(C)本郷あきよし・東映アニメーション

Blu-ray&DVD情報

デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」

劇場限定版 Blu-ray
11月21日(土)発売

■仕様特典:
紙製スリーブ&第1章ポスタービジュアル版ジャケット仕様
■封入特典:
ライナーノーツ

メーカー希望小売価格:¥7,407(税抜)

一般販売版Blu-ray
12月18日(金)発売

■初回生産分限定特典
宇木敦哉描き下ろし透明スリーブ&デジパック仕様/スペシャルブックレット(16P)
■封入特典
ライナーノーツ

メーカー希望小売価格:¥8,000(税抜)

※初回生産限定仕様終了後は、トールケース仕様となります。

一般販売版DVD
12月18日(金)発売

■初回生産分限定特典
宇木敦哉描き下ろし透明スリーブ&デジパック仕様/スペシャルブックレット(16P)
■封入特典
ライナーノーツ

メーカー希望小売価格:¥7,000(税抜)

※初回生産限定仕様終了後は、トールケース仕様となります。

DVDレンタル
2016年2月2日(火)レンタル開始

発売元・販売元:株式会社ハピネット

デジタル配信
11月21日(土)より、iTunesやPlayStation Videoにて有料先行配信

(C)本郷あきよし・東映アニメーション