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中島健人「危険な作品に飛び込んだなと思った」『砂の器』制作発表

『砂の器』
 3月28日(木)放送のフジテレビ開局60周年特別企画『砂の器』(主演・東山紀之)の制作発表会が行われ、東山紀之、中島健人、野村周平、高嶋政伸が登壇した。

 本作は、1974年の映画化以降、映像化のたびに日本中の話題をさらってきた松本清張不朽の名作。フジテレビ開局60周年、そして松本清張生誕110年でもある2019年に東京・渋谷を舞台に全く新しい解釈でドラマ化する。

 ベテラン刑事の今西栄太郎を演じた東山は、「フジテレビ開局60周年記念ということでこの砂の器という、松本清張先生の傑作中の傑作に出演させていただけることになりました。素晴らしい先輩たちと素晴らしい後輩たちと素晴らしい作品に出会えたなと思います」とあいさつ。

 そして、「僕は今回、刑事役なんですけど、実際は健人を追いながら自分の人生を振り返っている。今西と和賀が似ているんですね、とっても。僕自身も心情にあがいているので、気持ちとしてはシンクロしているような感じがするのでそのへんの描き方がすごいと思います」と演出についても触れた。

 天才作曲家・和賀英良を演じた中島は「役者として大きな財産になったなと思うんですけど。また心境が複雑じゃないですか。人生感情心情すべてが複雑な中で結構和賀の内面を表現するのは大変だったので。現場でも監督と話し合いを重ねながら、僕はもう一回もう一回という風に皆さんにお願いして完成させたシーンもあるので。そのシーンに関しては僕のもう一回という言葉にお付き合いいただいた河毛監督、そしてスタッフの皆さんには感謝しています」と。

 東山から「勝負しよう」と言われた中島は「電話で東山さんにおっしゃっていただいたんです。普段の僕は東山さんのファンなんです。でも、そこはもう刑事と犯人の関係性なので、そこは切り替えていかないいけないという風には感じたので、そこはしっかりと気を引き締めて挑んだ」と明かした。

 それに対し、東山が「関係性もありますから、現場では『セクシーサンキューは禁止ね』ということに約束しました」と相づちを打つと、すかさず野村が「めちゃくちゃ言ってたじゃないですか!東山さんのほうから」とツッコミを入れていた。

 現場で王子様キャラ封印していたという中島は「和田英良というのは本当に歴史ある役であり、数多くの先輩方が演じてきた役。普段の僕を持ち込んではいけないと先に入る前から思っていたので、僕はそういうモチベーションで臨んでいたんです。東山さんからお言葉を頂いて、気をほぐしてもらいました」と。

 撲殺体として発見される三木謙一を演じた高嶋は「初日が殺害されるシーンだった。顔が映らないシーンだったので、中島さんに『本気でやってください。大丈夫だから!』と言ってテストでやってもらったんです。でも、いざ本番になったら、中島さんの体から青い炎が燃え上がって、スタートって声が掛かったらテストの30倍くらいの力で殴ってきて、カットがかかるまでに2回くらい失神しそうになった。こんな恐怖感じるの初めてで、迫真の演技ってこういうことをいうんだなってすごかったです」と中島の演技を絶賛。

 若手刑事で今西とバディを組むことになった吉村弘を演じる野村は「東山さんがすごく現場を盛り上げてくれました。今回は本当に学ぶことが多かった。現場でお話を聞かせていただいたのも本当に楽しいですし、それが自分にとっては貴重な体験になりました」と、東山との共演について語った。

 劇中でピアノの演奏をしている中島がラストシーンの一部を会場で披露。その仕上がりに東山は「すごいね!ここまでとは思わなかったなあ」と、高嶋も「びっくりしました。和賀さんですね」と感心していた。

 演奏を披露した中島は「僕が歩んできたピアノの道の中ではかなり難しかったんですけども、今、後ろに東山さんという神がついていたので、うまくいきました。昨日まで、Sexy Zoneの全国ツアーで宮城にいたので、ライブ終わりから朝4時くらいまで練習してました。この日を待ち構えていたので感無量な感じはしますけど、本番はこれからなので、しっかりと頑張らさせていただきます」と、この後の収録への意気込みを語った。

 東山にサプライズでナレーションを担当した仲代達矢からコメントの映像が流れると「びっくりした。とても光栄ですね。個人的にDVDにして欲しいくらい」と。

 撮影時のエピソードを聞かれた野村は「東山さんと一緒のシーンが多かった。2人とも花粉症で、地方ロケで杉林に行った時は、くしゃみを連発して撮影どころじゃなかった」と明かした。

 中島は撮影期間中に誕生日を迎え、現場でお祝いされたエピソードを。「周ちゃん(野村)からはおしゃれなシャンパンを頂きまして、東山さんからは現場では何も頂かなかったので、ないんだなぁーっていう寂しかったんですよ(笑)。『じゃあ、俺帰るから!』と東山さんの背中を見送るしかなかった。帰りの車で落ち込んでたら、後部座席に僕の好きな画家さんのめちゃめちゃ素敵な絵画が置いてあった。すぐに連絡したら、東山さんのカッコいい声で『ハッピーバースデー。これが俺からの誕生日プレゼントだから健人の好きな絵だから飾っておいて』を言っていただいた」と物まねで再現しつつ、その時の喜びを語った。

 物語に関連して、自分の宿命は何かと問われると東山は「僕が今この場に立っているというのは宿命なんじゃないですかね。運命に引き寄せられて『砂の器』を健人とやるというのは運命だったかなと思います」と。

 中島も「僕も和賀英良との出会いが宿命だと感じます。とても昔からあこがれていた役だったので、願い願い続けて、それで和賀さんが僕のもとに来てくれたのかなと。現代の平成を生きる若者の狂気というのを僕は和賀英良に魂をゆだねました」と明かした。

『フジテレビ開局60周年特別企画 砂の器』
フジテレビ系
3月28日(木)後7時57分~9時54分

<出演>
東山紀之
中島健人
土屋太鳳
野村周平
桜井日奈子
泉ピン子
北大路欣也(特別出演)
高嶋政伸
黒木瞳
柄本明 他

<原作>
松本清張「砂の器」(新潮文庫 上・下刊)

<スタッフ>
プロデュース:後藤博幸、荒井俊雄
脚本:小峯裕之
演出:河毛俊作

制作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/sunano_utsuwa/
公式Instagram:https://www.instagram.com/sunano_utsuwa2019/

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